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そして、朝が来る おまけ編


「機嫌がいいですね?総代」
夏休み前、凰山一大イベントのひとつ七夕祭を控えたある日のこと。

「わかるかな?」
例の一件以来、安東にもすっかり隠し事をしなくなった総代である。
他にいるのは智隼だけである。
「夏休み、どこか行くんですか?」
「蓼科にある別荘に行こうと思ってね(^^)」
「白取と?」
「そうだよ(^^)」
嬉しそうににこにこする総代に、ちょっと呆れ顔を見合わせる後輩2人だった。

「大丈夫なの?実家にばれたらまずいんじゃない?」
「総代、御実家の跡取りでしょう?」
人事ながら、ちょっと心配になる2人だった。
「いいんだよ。そうなったらちゃんと紹介するから(^^)」
至って泪は上機嫌でにこにこ満面笑顔である。

「・・・・何て、紹介するつもり・・・?」
恐る恐る智隼が尋ねる。
白取を『ハニー』とか呼んじゃっているのを真近で聞いている2人である。
「彼が マイスイートハートです(^^)」
「・・・・・」
「御両親の為にも、暫くはばれないことを祈ってますよ」
さすがに冷静な安東の返答であった。

智隼がこの人と血が繋がっていて大丈夫かな〜とか、 白取、もしかして誤った人選んだかも・・・とか
すこ〜し思ってしまったのは致し方ないと思う。


やってられないのでEND

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