十常侍。

十常侍（じゅうじょうじ）
　天子の侍従職でいわゆる宦官。『後漢書』宦者列伝によれば
　張譲・趙忠・夏ウン・郭勝・孫［王章］・畢嵐・栗崇・
　段珪・高望・張恭・韓リ・宗典の12人が挙げられており、
　十常侍というのは概数を述べたものにすぎない。
　三国志演義では張譲・趙忠・封ショ・段珪・曹節・侯覧・
　ケン碩・程［日廣］・郭勝の10人とされているが、
　曹節と侯覧はむしろ桓帝の時代が活動の中心時期である。
　朝廷腐敗の根源であり、後漢滅亡の遠因をつくった。
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