萌芽。

王允（おういん）
　字は子師。太原郡祁県の人。代々州郡に仕える
　有力な家柄の出で、本人も19歳で郡の役人と
　なった。剛直な性格で、正義を貫くあまり、
　幾度となく宦官と対立した。張譲が黄巾賊と
　通じていることを暴露したが、逆に獄に下された。
　恩赦により予州刺史に復帰したが、間もなく
　別の罪で逮捕される。何進の嘆願によって　
　許されたが、宦官の追及を恐れて姓名を変えた。
　太僕・尚書令・司徒を歴任。演義では貂蝉の
　養父。暗殺計画以降の行動は、褒められたもの
　ではない。

淳于瓊 (じゅんうけい)
　字は仲簡。188年、右校尉に任命された（『後漢書』
　「何進伝」では佐軍校尉）。演義では左軍校尉。

鮑信（ほうしん）
　泰山郡平陽の人。後軍校尉。一説によるとかの
　鮑叔の子孫とか。第5章で、済北相として再登場する。

楊彪（ようひょう）
　字は文先。弘農郡華陰県の人。大尉。皇帝の側近。
　後に司空や司徒も歴任する。
　

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