逢魔が時





快感が僕を支配していた

「ん・・・ふぁ・・・」

声を抑えようとしても甘い吐息と共に喘ぎが漏れる。

「声を抑えなくてもいいよ・・。もっと君の声を聞かせて・・・」

やんわりと彼は、口を覆っていた僕の手をどける

「や・・・だ・、やだ・・・リド・・・ル・・・」

「可愛いよ・・・ハリー」

リドルは、そっと僕の瞼にキスを落とした。











リ−ン



リ―ン・・・・・







鳴り響く鈴の音





「ねぇ・・、何の音だろ・・?」

「何が?」

ハリーの問いにハーマイオニーは小首をかしげる。

「何って・・・、この鈴の音だよ!」

「何も聞こえないわよ」

ハーマイオニーも耳を澄ますが、やはり聞こえてないのか首を振る。

「大丈夫・・?部屋で休む??」

心配そうにハリーを覗き込むハーマイオニー。

「大丈夫・・・、平気だよ・・・」

そう言ったものの鈴の音は激しく鳴り響く。







ハリー・・・・











「っ・・・!」

急にハリーの体がビクリと震えた。

「ハリー?どうしたの?!」

「・・・・・・ハーマイオニー・・・やっぱ、部屋で休んでくるよ・・・」

「ついていきましょうか?」

「ううん・・・、一人で大丈夫だから・・・・」











+ + + + + +







ハリーが立っていたのは2階の奥の部屋だった。

この扉の向こうから鈴の音が聞こえてくる。

そして気のせいじゃなかったら、確かに彼の声を聞いた・・・







消えたはずの彼―――







扉は大きな軋みを立てて開いた。

中は薄暗く、使われていない教室なのだろうか・・・

少し、ほこりぽかった。

ひんやりと冷たい空気が頬を撫でる。





リ・・・ン――





リ―ン・・―――







また鈴の音が聞こえた。

僕に触れているのは冷たい空気だけじゃない

誰かの・・、誰かの視線が僕に注がれている。





分かっている・・・

誰かは分かっている・・・











ハリー・・











わずかに空気が揺れる気配。

僕はすくんだ足を無理やり前にだす。





「来たね、ハリー・・・

僕のメッセ−ジが届いたかい?」







くすくすと、さざ波のように笑いが辺りに満ちる。







「やっぱり・・、君だったんだ・・・」

僕のその言葉に、まるで闇に溶けていたかのように

目の前に現れた人物、トム・リドルが微笑む。





「久しぶり、会いたかったよ」

彼の手が僕の髪へと触れる。



「好きだよ・・・ハリー・・・」



僕は抵抗することなくリドルの腕の中へとおちる。

頭の中で鈴が鳴り響いていた―――。















「・・・もう、やぁ・・・」

「ダメだ。ハリー・・」

与えられる快感が強すぎて、あられもない声が僕の口から

漏れる。それが恥ずかしくて口を覆うが、その手はすぐにリドル

によってどけられてしまう。

「ああっっ!!」

ツプリと濡れた音がしてリドルの指が僕の中へと入ってくる。

「ふふ、きついね」

「はぁ・・・んっ・・」

リドルはその指を出し入れしながら更に二本目の指を挿入する。

「やめっ・・・・・!あぅ・・・」

内部で動いた指に、喉の奥から悲鳴が漏れる。

「我慢して。ちゃんと慣らさなきゃ・・・」

そうしてリドルは指を僕の中で好き勝手に動かす。

僕はその度に、快感とも苦痛ともとれる感覚に、声をあげながら

体を震えさせた。

どれくらいたっただろう・・。

僕が涙と汗と唾液でぐちゃぐちゃになった頃、ようやくリドルは

後への愛撫をやめてくれた。

そのかわり今度は、指が入っていた場所にリドル自身が入ってくる。



激しい圧迫感・・・



でも、丹念に慣らされていたせいか思いのほか苦もなく、僕はリドルを

くわえ込んだ。

「動くよ・・・・」

リドルの整った顔が間近にあった。



「あ・・あっ!あっ!」

次の瞬間、リドルが深く腰を進めてくる。

あまりの衝撃に息を付くことさえ出来ずに、ただ高く短い声をあげる。



「ハリー・・・」

悩ましげに僕にお名前を呼ぶリドル。

「リド・・ル・・リドル・・・」

朦朧とした意識の中で、僕はうわ言のように何度もリドルの名を呼び続けた。







「愛してる・・・・・」







意識を手放す瞬間



確かにその言葉を聞いた・・・・。







+ + + + + +







僕は部屋にいた。

それも自分のベッドに。

いつに間に帰って来たのだろう・・

それとも、彼に逢った事させも幻覚だったのだろうか?

ひどく・・・頭が混乱していた







愛してる――――・・。







混乱した頭の中、その言葉だけがハッキリと頭の中を

木霊する。







アイシテル・・・







そう・・・、僕も君の事を愛してるよ

気づかない内に何度、君を求め夜の廊下を彷徨っただろう。





あの逢瀬は、そんな僕が作り出した幻影だったのか?

でも、体に残る気だるさが、その答えを否定していた。







リ・・・・ン・・・







鈴?







リ――・・ン・・







また鈴の音?







そうか・・・。

分かったような気がした







「リドル・・・君の所に今・・・、行くよ・・・・」







そして僕は歩き出す







リドルの元へと――――















鈴の音は2人の逢瀬の合図だから・・・・・。















<END>



キリバン130HITの裕さまへ(^^)



裏的内容のリドハリ・・・・・

裏要素少ないですね。(爆)

そして、これでも始めは甘めを目指してたんです!

けれど、気づけばリドルさんがリドルさんが・・・・・・・!!

・・・・・・・私の裏でリドハリはどうもやはり、心より体の方が

繋がってしまいます。。(笑)

そして、精神的部分での繋がりが多い気がします。(死)



あぁ、何かもうダメダメ駄文で申し訳ないです。(汗)


 

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