恋草




なぜか眠れなくてハリーは静かに部屋を出た



ホグワーツの長い長い廊下を足音を響かせながら歩く。
普段なら見回りの教師がいるはずだが、今日は誰も
ハリーを止めようとする者はいない。
誰もが寝静まった静かな時間・・・・。


そこにはハリーと彼だけがいた。



「こんばんわ。ハリー」
薄暗い部屋の中に溶け込んでいたかのように黒い髪の
スラリとした長身の少年が現れる。
楽しそうにその顔はくすくす、と笑っている。
「何がそんなに楽しいの?」
訝しげに聞くハリーに、少年・・・・トム・リドルはその瞳に優しげな
色を浮かべハリーを見る。
「楽しいんじゃないよ、君に会えた事が嬉しいんだ・・・・」
ゆっくりとした動きでハリーに触れていく。
髪、瞳、鼻・・・そして唇に触れた時、そのまま手をハリーの後ろに回し
抱きしめるように口づけた。

「んっ・・・・」

身をよじるハリー。
だがリドルは、ますます深く口づける。
カクリ・・・と、ハリーの膝が崩れた。
「こっちに・・・おいで」
そんなハリーの耳元にリドルは囁く。
力の抜けたハリーはリドルに逆らう事なく誘導されるままに、
ベッドに押し倒された。
「リド・・・・ふっ・・・」
何か言いかけた言葉も、また唇で塞がれ漏れたのは甘い声。
「ハリー」
するり、と服が脱げハリーの白い肌が露わになる。
「んっ・・・」
リドルの指が撫でるようにハリーの乳首を触る。
「ココが気持ちいいんだね」
「ち・・違う・・・っ」
ハリーは大きく首を振る。
だがリドルは、ふっと笑って今度は指で撫でていた部分に唇をつける。
そして舌で突付くように嘗めはじめた。
「ああっ・・・ん」
更にリドルは舌を絡めながら、器用に右手でハリーの突起を弄る。
「ふぁ・・・ん、やぁ・・・」
あがり続けるハリーの息
もどかしさだけが募る。
「ハリー、腰が揺れちゃってるよ」
「・・・っん・・」
「どうして欲しいの?」
ハリーの耳元で甘く囁く。
「・・・・って・・・」
「ん?聞こえないよ」
意地悪くリドルはハリーの胸の愛撫までも止めてしまう。
「っ・・・触ってリドル・・・」
羞恥に染まりながら、やっと言えた言葉。
だがリドルは一向に動こうとしない。それどころか、
「ハリー、触って欲しかったら自分で足を広げてみて・・・」
この要求にハリーは、ただただ漠然とする。
「そうしないとココ・・・触ってあげないよ」
いやらしく指先でハリーの先端だけを撫ぜあげる。
「ひゃああん・・」
ハリーの身体がビクリ、と跳ね上がった。
「どうする?ずっとこのままっていうのは君も辛いだろう?」


確かにこのままでは辛い。
現にハリーの身体は少しの刺激でもイッてしまいそうになる。


「さぁ、ハリー」
リドルに促されるまま、ハリーは足を開いた。
「よく出来ました」
リドルはどこか愉しげに言いながら、ハリーの下肢へと手を伸ばす。
そして、やんわりとハリーを刺激する。
「あぁん・・あ!!」
待ち焦がれていた刺激にハリーの身体が大きく跳ねるのと同時に
ピクピクと先端から白濁が流れ出す。
「イッたんだね・・」
ハリー自身の放った液で濡れた手をペロリと嘗めると、そのまま
その手をハリーの奥の蕾へと押し当てた。
「やぁぁ・・あぁ・・・」
イッたばかりの敏感な身体は新たな快感を紡ぎだす。
「あっ・・・んっ・・・んっ・・・」
抜き差しされる指に内壁を擦られる度、ハリーは喘ぐ。
「ハリーのココ、まだ足りないみたいだよ」
「ん・・あぁ・・・」
指がもう一本増やされる。
2本の指がハリーの中で好き勝手に動く。
「やぁ・・・変になる・・・」
分けも分からない快感の波にハリーは、ただ嗚咽を漏らしながら何度も達する
でも、一向に熱の高ぶりは収まらない。何かが足りなくて、その何かに思考を
巡らせようとするが、リドルの愛撫のせいでそれさえも叶わない。
「ハリー・・僕が欲しいかい?」
ふと、リドルがハリーに言う。
「僕のものが欲しいかい?」
リドルの熱い猛りがハリーの目の前に差し出された。
「ん・・・欲し・・・・い・・・」
半分理性が飛んでいるハリーは躊躇うことなく言った。
「じゃぁ、いれるよ・・・」
リドルがゆっくりと挿入ってくる
いくら慣らされていたとはいえ、そこを開く苦痛と圧迫感にハリーの瞳からは
涙が零れ出した。
「もう少しだから・・・」
リドルは腰を進めながら優しくハリーの涙を拭う。
「ああ・・っふ・・んっ・・・」
ハリーの最奥まで到達すると、リドルはゆるやかな律動を開始しだした。
そのゆるやかな律動にハリーの口からは苦痛の声だけじゃなく甘い声も
漏れはじめた。次第にリドルの律動も激しいものへと変わる
奥まで突き込まれていたものを勢いよく引き抜き、そしてまた一気に奥まで
突く。そう何度も繰り返す。
その度ハリーは小さく悲鳴を上げながら、その激しすぎる快感に耐えた。
「あ・・・リド・・ル・・もう・・・」
息も絶え絶えに喘ぐハリー
「僕も・・もう・・・」
熱いリドルの息が耳元にかかる
「んっ、ああああ―――――・・」
一際激しく突き上げられハリーはそのまま気を失った――。





気がついた時、リドルの整った顔が近くにあった。
体の節々が、だるかったがハリーはゆっくりと起き上がり散らばった衣服に
手をかける。



「行くの?」



リドルの瞳が開かれハリーに声をかける。
「だって、もうみんな起き出すよ・・・」
朝日が昇ると同時に魔法が消えてしまう。

「そうだね・・・」
リドルはどこか寂しげに笑う。
「じゃぁ・・・行くね」
「ハリー・・・」
後ろから声をかけられハリーは振り向く。



「また・・・・今度」
「ん・・」
今度は振り返らずに扉を閉める。
そして寮へと続く廊下を一心に駆け出す。



寮の部屋に戻ると、まだ皆は寝静まったまま
まだ、リドルが掛けた魔法は効いているようだった。
ハリーは自分のベッドへと潜り込む




今度・・・・

 

思い出したのはリドルの言葉



 

また・・・




 

 

もう何度も聞いた言葉だ
彼は存在してはいけない人
なのに自分は彼を呼ぶ
他の誰でもない、彼でないといけない
その執着がなんなのかは知らない
知らないけど・・・・






それを愛と呼ぶものなら










僕はきっと―――――・・・・







 

 

ハリーはそのまま深い眠りについた。








<END>


キリバン200を踏んで下さった裕さんに捧げる裏的なリドハリですv
こ、今回はエロを頑張ってみました・・!!(死)
そして私の裏リドハリにしては甘いですvv(オイオイ)
今回のリドルさんは意地悪ということで鬼畜度は影を潜めて
おります。。(本当か?)
だから、きっと甘く終われたのでしょうv(嘘つけ!)




 

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