コクトーの映画の中でも一番好きな作品。そして、私にとって最高のラヴ・ストーリー。

とにかく、王妃役のエドウィ−ジュ・フイエ−ルの演技が素晴らしい!!
カット無しでの長時間のモノローグの素晴らしさといったら!!
そしてその高貴さ!
ラストシーンでの「殺してほしいので、ののしりました。あなたを愛してます。」と云った時の表情!!
ああ−、なんて素敵なんでしょう!!

それに負けず素晴らしいジャン・マレーのあの階段上での表情といったら!
あの一歩一歩階段を登るにつれ歪んでゆく表情のなんと痛ましいこと・・・。
もうー胸が熱くなってしまいます!!こんなに高貴で美しく、そして儚く哀しいラヴ・ストーリーはありません!!

ここでエドウィ−ジュ・フイエ−ルが演じた王妃は、私の中の高貴な女性の代名詞になっています。

ハア〜、もうため息しかでません・・・。

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