初版:1999年12月31日
述懐録版:2006年9月25日
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私の中でバーサスといえば,定番ですがやはりこれ。これに会いたいためにバーサスをやっているようなものです。やり始めた当初は,毎ゲーム狙っていました。
すべての小役の可能性を蹴散らして下段に居座る重量感あふれる赤7。出現するたびに,軽く失神させて頂いてます(1リール消灯は除く=レギュラーのため)。
さらに,このリーチ目は選択率がいいみたいです。7が1つ落ちて,リーチ目を作ったり,フラッシュしてボーナスを確認したことはないです。7を中段にビタ押しして4コマ滑って,チェ・ベ・スになったら,どうやら小役確定のようです。
いまとなっては,予告音発生時しか狙っていませんので,2リール消灯で出るときが多いです。従って,消灯無しで出たときの衝撃は,絶句に値します。ユニバーサルSPへの期待感,まさかレギュラーじゃないよなと思う不安感。やはり,名作です。なのに,なぜホールから次々と姿を消していくのでしょうか・・・
さて,このリーチ目が出たときの中リールを止めるときの心構えとしては,2リール消灯状態だった場合は最後の中リールが消灯するかどうかを見極めることが大切です。
この場合,成立ゲームなら「中リール消灯せず=BIG確定」「中リール消灯=BR共通」となるわけです。
また,中リールに切れ目の7が枠上,またはさらにその上にあった場合もBIG確定となります。いっつもハズレで出る(特に,右上スイカorBARのとき)中段ベルが,このときはBIG確定に伸し上がるのです(左図参照)。
次に美しいリーチ目はやはり小山スイカ。出たら10秒間は拝む価値はあります。図のように,右リールがチェ・ベ・スだったら,さらに10秒追加してもいいでしょう。
放射状に散らばった種があるトラディショナルな洋風スイカが,贅沢にも小山型に・・・
この小役ダブル聴牌時の中リールの制御は,アルゼマジックとしか言いようがありません。リプレイのハズレ目とは違って,目押し範囲が狭いところを押さなければならないので,ビタッと止まってリーチ目になったときの嬉しさも倍増です。
このリーチ目は突然出て,私の脳みそにドーパミンを与えてくれます。
これも眺めてしまうんですよね。止まった瞬間に感じる違和感。そして,それがすぐ脳汁に変換される・・・
この目はビッグ濃厚なのですが,右リールのスイカがBARになると突然レギュラー濃厚となります。
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右の目は,スイカを狙って,スイカorリプレイが外れればリーチ目となる,ただの小役ハズレ目であります。
だがだがしかし,左リールがビタor1コマすべりなら,スイカの可能性0%。ということは,DDT中に予告音が鳴ってこれが出れば鼻血が出ても結構です。
ただし,レギュラーの可能性もありますので要注意でございます。
これは,スイカorチェリーの取りこぼしでも出ると思います(経験上1回がせった)。中段リリスなら,鉄板ですが。
先ほども述べたように,左リールがビタor1コマすべりなら,スイカの可能性0%です。4枚のこぼしもありません。
問題は2枚チェリーのこぼしなのですが,この辺でこぼすと滑って上段BARになるような気がします。私はこのこぼしで,がせブーメランを何回喰らったことでしょうか。完全ハズレ目スターダストも1回喰らいました。
バーサスの予告音はハズレ時に鳴ることも多く,サンダーVに比べて期待感があまりにも薄いと言われますが,チェリーの可能性はバーサスのほうが低いのです。
すなわち,上段にBARが停止することが多く,その分心をこめて右リール下段に7を狙う機会が増えるわけです。
でも,予告音が鳴って最初に止めたリールが消灯しなければ,一気に盛り下がってしまいます。これだけは勘弁して欲しかった。
また,予告音あり・消灯無しはすべての小役ハズレ目が2リール確定に昇進します。これは,成立後の世界だけなのですが,成立でも出れば面白かったと思います。
バーサスがホールからなくならないことを祈るばかりです。あのVの小役ゲームの音楽を聴けなくなるなんて,信じたくはありません。(2006-09-25追記:もう,とっくの間に絶滅しました・・・)