クリス・ユイリ・ユミィ 著者:3_498様

ユイリ「く、ここは、奥義をつかうしかないようです…」
ユミィ「え、姉様、奥義って、ア、アレですか?」
クリス「なんだその奥義とは?」
ユイリ「アルマ・キナンの中でも若い者にしかできない技です。うまく行けば100倍以上の効果も可能です」
ユミィ「でも自滅の危険も高いですし、そ、それに…脂ぎった中年の方が喜びそうな技ですので…
    出来れば使いたくないのですが」
ユイリ「何を言ってる、ユミィ! それと、クリスどのにも協力してもらいますよ」
クリス「え?わ、わたしはアルマ・キナンの民ではないし…」
ユイリ「クリスどのは民の人気が高いから問題無いです。それに、複数の方が効果が期待できますし…」
クリス「ふ、複数って…ちょ、ちょっと待…」
ユミィ「姉様…それで、やっぱり…その…あ、穴を攻めないと駄目ですか?」
ユイリ「効果をあげるためには仕方ないだろう、いくぞ!」
クリス「なななな、なにをッ…」

ユイリ「奥義、アリマ・キネン!」
ユミィ(ああ…競馬なんて中年趣味、恥ずかしい…しかもただの親父ギャグ…)

蛇足:有馬記念。人気投票上位の若い馬だけで争われるGJレース。穴狙いや複勝狙いが
   有効かどうかは競馬やらないので知らないです。

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