リムスレーア×ミアキス 著者:妄想の紋章様

お母上の後を継ぎ、太陽の紋章をその身に宿すことになってしまったかわいそうな姫様……。
アルシュタート様がそうであったように、姫様もまたその紋章による呪いを受け、自らが世界の頂点であるかのような危険な性格に変わってゆく……。
それどころか、まだ初潮すら迎えていないような幼い体に、淫らな性の知識までも憶えてしまう。
そしてその矛先は、常に傍らにいる護衛の少女に向けられていく………。
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「ひ、姫様?今……な、なんておっしゃったんですか……?」

太陽宮内でもっとも広く、豪華な寝室。
ファレナで最高位な存在だけが眠ることを許される大きなベッドのふちに、女王であるリムスレーアがぶ然とした態度で座っている。
そしてその目の前には、落胆したような表情でリムのことを見つめる……ミアキスが立っていた。
彼女は、ついさきほどリムの口から放たれた言葉をしっかりと聞いていたというのに、その信じられない内容からもう一度問いただしていた。

「聞こえなんだか?……わらわの前で、そのいやらしく短くしたスカートをめくって見せよと……そう言ったのじゃ……」
「………!?」

再度リムから発せられた卑猥な言葉に、ミアキスはただただ信じられないといった表情で立ち尽くしてしまった。
幼い頃から妹のように想い、天使のように無邪気な顔をみせてくれていたあの可憐な少女が……今はまるでその影を見ることもなく、大人びた表情さえ魅せている。
いや……大人びたというのは、正しい表現ではないのかもしれない。
どちらかというと、ひどく淫らな雰囲気をかもし出しているようで……。
その高慢な態度からは、まるで性の知識を知り尽くしているような余裕さえ感じられる。

「ダ…ダメですよぉ姫様ぁ♪……そ、そんな言葉使っちゃ……大好きな王子に嫌われちゃいますよぉ?」

あきらかに無理な笑顔を作り、ミアキスは冗談でも言われたかのようなつもりで答えていた。

彼女が太陽の紋章を宿す前後にもそばにいたミアキスには、その様子が段々とおかしくなってきていることに当然気づいていた。

だがそれでも彼女はリムに対してなるべく普段どおりに振る舞い、今までどおり姉妹のような関係でいられるようにと努力していたのだ。
しかしそんなミアキスの願いも、真の紋章たる太陽の力の代償には……全てが無力だった。

「いいから……早く見せろと言っておるのじゃ!!!そなたは女王であるわらわの命令が聞けぬのか!!!」

笑顔で話しかけてくるミアキスと対照的に、リムは急に表情を恐ろしいものに変えて大声を張り上げた。
彼女のひたいで光を放つ太陽の紋章が、その怒りに反応するように更に輝きを増していく。

「……ひ、姫様……そんな……」

リムのその言葉を聞き、ミアキスの中に言い知れぬ絶望感が覆っていった。
どんなときでも自分に対して『命令』という言葉を使わなかった少女が、今何のためらいもなくその言葉を口にしたからだ。
そのことがなによりも、ミアキスの心を深く傷つけていく……。
決定的なリムの言葉に半ば諦めた彼女は……しかたなく『女王の命令』に従い、自らのスカートに手をかけていった。

「ふん、はじめから素直にそうしていればよいものを……そなたはわらわの言うことだけ聞いていればよいのじゃ……」

まるでミアキスが自分の所有物だとでも言うようにフンッと鼻で笑うと、リムは座ったまま両足を左右に組み始めた。
そして、目の前でスカートをめくっていく姉同然の女性の姿を……からかうような小悪魔的な目つきで見つめていく。

「うぅ……姫様、ひめさまぁ……。どうしてそんなふうに……なっちゃったんですかぁ……」

変わり果てたリムの姿を悲しく思いながら、ミアキスはゆっくりとその水色のスカートをめくっていった。
両手でスカートの左右をつまみ、そのまま徐々に上に向かってずり上げていくと、中から隠れていた下着が見えてくる。
ミアキス自身、まさかリムに命令されて見せることになるとは夢にも思っていなかった、ピンク色の可愛らしいショーツが丸見えになっていった。

「ふふ……どうじゃミアキス?自らスカートをめくり下着を見せるのは……どんな気分じゃ?」
「そ、そんなの……恥ずかしいにきまってますよぉ……」

たとえ相手が一緒にお風呂すら入ったことがある少女であろうと、まるで痴女がするようなことを強制され、ミアキスは激しい羞恥を感じていた。
かすかに震える指先で、健気にもスカートのすそをギュっと握りしめたまま、ただひたすらに見られることに耐えている。

「ふん、恥ずかしがるふりなどしおって……大方この短いスカートも、城内の男どもを垂らしこむためのものであろうが……」
「!?……ひ、ひどい……違いますよぉ……」

フルフルと首を振るミアキスを罵りながら、リムは熱っぽい視線で彼女の下半身を眺めている。
まるで男がしてくるような嘗め回す目つきで、今度はパンティから伸びている二本のふとももを視姦する。

「このいやらしいふとももで、一体何人の男を惑わせてきたのか……」

見ているだけでは飽き足らず、リムはついに目の前のおいしそうなふとももに手を伸ばしていった。
女王騎士としての訓練でつちかわれ、キュッと引き締まったミアキスの生足を……撫で回すように触っていく。

「ん、んうぅ!ひ、姫様ぁ……触ったりしちゃダ、ダメで…すぅ……」

小さく悲鳴をあげるミアキスをよそに、リムは小さな手のひらを這わせるように動かしていった。
そのスベスベした肌の感触を楽しむように、膝上からパンティのすそまで……ゆっくりと上から下をまんべんなく撫で回していく。

サワサワサワサワ……。

「あ、ん……んん……ん、んぅぅぅぅ……」

くすぐられる様な何ともいえない感触に、ミアキスはくぐもった呻き声を漏らした。
彼女が何も抵抗しないのをいいことに、リムは更に手の動きをエスカレートさせていき……今度はふとももの肉付きをたしかめるように、モミモミと揉んでいく。

モミュモミュモミュモミュ……。

「あ!あ!あんぅぅ……ひ、姫さまぁぁ……ん、んんん!」
「ふふ…モチモチして、なかなか触り心地がよいぞミアキス。これならどんな男にも気に入られたであろう?」

卑猥な言葉を突きつけながら、リムの瞳がキッとミアキスの顔を睨みつけた。
その瞳の中に、ほんのわずかだが……女としての嫉妬心が混ざっているように感じられた。

「そ、そんな……私は男の人とそんなこと……し、してないですよぉ」

まるで自分を淫乱だとでも決め付けるようなリムの言葉に、ミアキスは初めて抵抗する素振りを見せた。
しかし、何か後ろめたいことでもあるのか……その目線はまっすぐにリムの瞳を見ていない。

「ふん、あくまで清楚なふりをするつもりなのじゃな……なら、直接体に聞くまでじゃ……」

全てを見透かしたようにささやくリムは、今度はその手をふとももの内側に滑り込ませていった。
這わせた指先をそのまま上に向かって登らせていくと……ちょうどミアキスの体の大事な部分、パンティごしの股にあてがっていく。

「あん!……あ……」

突然敏感なところを触られ、ミアキスが一瞬快感ととれるような声をあげたのを……リムは聞き逃さなかった。
彼女は口元をニヤリッと歪ませると、そのまま指でパンティの布地を横にずらしていく。

「あぁ、姫様ぁ……ダメェ……ダメダメダメですぅ……そこはぁ」
「動くでないミアキス……今からこの膣がどれだけいやらしいか、わらわが調べてくれるわ……」

ハァハァと熱い息を吐き始めるミアキスをよそに、リムはその細い指を彼女の膣口に押し当てた。
すでに熱を帯びているそこがクチュっと音を鳴らすと、リムの指先にヌルヌルした液体が付着していく。

「見るのじゃ、このよだれのようなもの……。そなたが感じている証拠ではないのか……?」

不敵な笑みを浮かべながら、リムは粘液でキラキラと光る自分の指先をミアキスに見せつけた。
それを見たミアキスは、カーッと顔をタコのように真っ赤に紅潮させていく。

「う……そ、それは……あの……」

妹のような存在に淫らな部分を触られ、感じさせられていることに……ミアキスはたまらない恥ずかしさを感じ、モジモジと体を揺らした。
そしてそんな仕草もまた、リムを更に興奮させるスパイスになってしまう。

「ふふふ……やはりそなたの体は淫らに染まっておるわ……いやらしい女め……」

ますます加虐心をそそられたリムは、再びその指先を彼女の股下へと持っていく。
そして今度はそれを入り口でとどまらせずに、膣の中に向かって押し入れるようにグググっと力を込めていく。
リムの幼い指の中でも、一番長い中指が……粘液と空気が混ざり合う音をさせながら、ズプズプっと入りこんでいく。

ズプ……チュプチュプ……ジュプゥゥゥ……。

「ああ、ダ、ダメぇ……そのまま入っちゃう、入っちゃいますよぉぉ…あ、あぁぁ!」

イヤイヤと首を振り拒みながらも、ミアキスはリムの指が膣内に入り込んでくる感触を感じていた。
まだ自分の半分も生きていない少女の指が体の中に入ってくる……お腹の中に入り込んでくる感覚に、体中がどんどん熱くなっていった。

「はぁぁ、あぁ……姫様の指が、は、入って……んん……」

ミアキスの口から漏れる吐息を心地よく感じながら、リムはそのまま中指を奥にまで差し込んでいった。
指の第一間接、第二間接……と徐々に入り込んでいくと、膣壁がそれを喜ぶかのようにリムを締め付けてくる。
そしてついに、リムの中指が根元までズッポリと中に収まってしまう。

「あ、あぁぁ……ひ、姫様ぁ…ひめさまぁ……ハァ、ハァ……」
「……どうしたのじゃミアキス?そんなに息をきらせおって……そんなにきもちよいのか?わらわの指が……」

完全に主導権を握っているリムの言葉に、ついにミアキスは……コクンっとその首をうなづかせた。
行為を受け入れた途端、彼女の膣口からいままで我慢していたように液体がとめどなく溢れ出し、ドロリ…とふとももを伝って落ちていく。

「ミアキス……そなたの綺麗なふとももが、淫らな液で汚れていくぞ……ふふふ……」

リムはミアキスの膣に入れた指は動かさず、しばらくその淫液が流れ落ちる光景を見つめていた。
そのただ指を入れられているだけの状態に、ミアキスは焦らされているようなもどかしい気分になっていく。

「ひ、姫様……あの、ゆ、指を……」

ガマンできなくなったのか、ミアキスはその腰をかすかに揺らし始めた。
動かしてくれない指を自分から擦ってもらうように、自らその快感を引き出そうとする。

「……なんじゃ?……して欲しいことがあるのなら、はっきり言わぬか」
「お、おねがいですぅ……指を、指を動かしてくださいぃ……」

ミアキスの哀願するような表情を見ながら、リムはようやく挿入した指を動かし始めた。
指一本でもきつく感じる、狭い膣内を広げていくように上下に抜き差ししていく。

ジュプ、ジュプ、ジュプ……ジュプ!

「は、あぁ!……あぁ、あ、あぁん!」

リムが指をリズミカルに動かすと膣から水っぽい卑猥な音が鳴り、ミアキスの口からはそれに伴った喘ぎ声が漏れ出す。
普段ののんびりしたような声とは違う……彼女の快楽に染められた声を聞いたリムは、その声をもっと出させるために指のスピードを速めていく。

「ふふ……どうじゃミアキス、きもちよいのか?そんなにいやらしく喘ぐほど、わらわの指の味が……」
「はい、はいぃ……き、きもちいいですぅ姫様ぁ……あ、あん!あはぁ!……」

もはや羞恥心など捨てて、ミアキスは出し入れされるリムの指に快感の声をあげていた。
指が引き抜かれるたび膣壁が引きずられるような刺激を感じ、今度はそれが根元まで入るとピュッっと漏れ出す液がリムの手のひらを汚している。

「ほんとにだらしがない下半身だのう……少しは抑えられんのか!」

そう急に声を荒げると、リムは空いた左手の指先で……割れ目の少し上にある、硬くしこった陰核を摘みあげた。

「!?……ひゃあぁぁん!!!」

神経が一番過敏なクリトリスを摘まれ、ミアキスの体に痛みと快感が入り混じったように電気が走る。
そのまま背中をビクビクビク!っと大きくのけぞらせながら……彼女は早すぎる絶頂を迎えていった。

「あ、あ、あ!ひ、姫さ…まぁ!ひめさまぁぁ!……あ、あ、あはぁぁぁぁぁ!!!」

膣口から放射線を描いた飛沫が吐き出す。
ピュッピュッピュウゥゥと断続的に噴出される液体が、リムの手のひらはもちろん、細い腕や可愛らしい顔……女王用の雅な服にまで大量に飛び散っていく。

「あ、あぁ…ひ、姫様に……大好きな姫様にいっぱい、かかっちゃってますぅ……ああぁぁ……」

一方、リムは自分の体がミアキスの体液で汚されていくさまを……ただ黙って受け入れていた。
嫌がるわけでも喜ぶわけでもなく、目の前で絶頂をむかえるミアキスを眺めている。
そして……ようやくミアキスがその体を震わせるのを終えると、体中に付着した液体に目線を降ろしていった。

「ふ……ずいぶんとわらわの体を汚してくれたのお?……体じゅう淫らな液でベドベドじゃ……」
「ああ……ご、ごめんなさい…ごめんなさい姫様ぁ……」

こんなにも幼い少女を汚してしまったことで、ミアキスに激しい罪悪感が襲ってくる。
しかしそれと同時に、愛するリムの体が淫液まみれになっている姿を見て……興奮している部分もあるのを感じていた。

「姫様……あの……わ、わたし……」

何かを言いたげなミアキスを制するように、リムはベトベトになった手を彼女の口のあたりにまで運んでいった。

「そなたが汚したのじゃぞ?……全部舐めて、綺麗にするのじゃ」
「あ………はい……」

ミアキスはリムの言われるがまま、その差し出された指先に舌を這わせていった。
自分が汚してしまった細く綺麗な指先を……壊れ物でも扱うように丁寧に舐めていく。

「ん、ん……ピチャ、ピチャ……」

その指先を舐めている最中、ミアキスはずっとリムの瞳を見つめていた。
たとえ目の前の少女が紋章の力で歪んでいようと、それが愛するリムであることには違いない。
それならいっそ……自分も彼女に合わせて歪んでしまえばいいと……。
そう深く思いながらミアキスは、そのリムの指先をずっとずっと……舐め続けていた……。

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「なーんてことになっちゃうかもしれないじゃないですかぁ。だからこんなアブナイ紋章、姫様は宿したりしちゃダメですよぉ?」

太陽宮の最上階……。
太陽の紋章を宿す石像のある間で、突然そんな妄想を言い出したミアキスに……僕とリムはただ呆然とその話を聞いていた。

「な……にゃ、にゃにゃにゃ、なにを言うておるのだミアキス!……わらわがそ、そそそそのような……ふ、ふらちな行為などするかぁ!」

ミアキスの突拍子もない妄想に、リムは顔を真っ赤にしながらろれつの回らない口で否定した。
おそらく半分以上は理解できない内容であっただろうが、それでも卑猥な表現が多数あったことくらいはわかっているようだ。

「あ、別に私に『そういうこと』するのはいいんですけどねぇ?ていうか、むしろして欲しいんですけどねぇ?でもやっぱり、今の子供っぽい姫様のほうが可愛いじゃないですかぁ♪」
「な!?……そ、そなたはさっきから何を言うておるのだ!あ、兄上の前で……そ、そんな淫らなことばかりベラベラと!」
「えぇ〜そうですかぁ?王子もこういうお話……興味ありますよねぇ?」

そう言ってミアキスは、僕の方にからかうような目線を送ってきた。
今、僕の体は彼女の妄想話のせいで……おもわず前屈みになってしまっているというのに。

「ど、どうしたのじゃ兄上?そんなおかしな格好で……」
「うふふぅ♪王子ったらぁ……今の私の話で、勃起しちゃったんですかぁ♪お盛んなんですからぁ〜♪」

おわり

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