掲示板小話(天使・悪魔)+1 


〜カウント9999〜
自分が入ったとき、カウントは9999でした。お
お、すごい!自分が人様のサイトに行くようになってから始めてのきり番じゃないですか!
そのとき私の中の悪魔が囁く・・・。
「おいおい、もう一度入り直せば1万Hitじゃないか。行っちゃえよ。
誰も見ていないんだからよ。くくく・・・」

それに対する天使、

「駄目だよ!そんなことはネチケットに反することだよ!」
「何ー、おまえなんかこうしてやるー!」「なんの!」

チャンチャンバラバラ・・・。

「勝ったー!」

勝ったのは・・・、天使!
こうして面堂邸の一万Hitは守られたのでした・・・。





〜サングラス部隊に入隊〜


今更ながら終太郎クイズに挑戦した私。初級、中級共に一回で百点をGET!
このままの勢いで行こうとした私。しかしそこに上級の壁が立ちはだかる・・・。
一回目50点、二回目70点、三回目70点・・・。なかなか振るわない。
そんな私にまた悪魔の囁きが・・・。

「なあー、このままクソ真面目にやっても百点取るのは無理無理。
だからさあ、下のアンサー機能使ってさっさと百点取っちまおうぜー。」

悪魔の囁きに負けてアンサー機能にマウスが伸びる私・・・。
このまま卑怯な手で上級を解いてしまうのか!?
と、そこに颯爽と現れる一つの影!

「そんなことはこの僕が許さない!」
「ぬっ!貴様は天使!」
「そんな方法で解いてサングラス部隊になったところで、何の喜びももたらさない!

僕はサングラス部隊の誇りを守るために、貴様を倒す!」
「ふん!ちょこざいな!どんな方法を使ってでも解けばいいのよ!
この前は負けたが今回はそうはいかん。喰らえ!{無気力光線}!」

何処となく間の抜けたとした光線が天使を襲う!

「ぐわっ!力が、抜ける・・・」
「はははっ!どうだ今回は俺様の勝ちのようだな!」
「くっ・・・!」

このまま、天使は敗れてしまうのか!?とそこに、
ちゅるらり〜
何処からかたこ笛の音が・・・

「なっ、何だこの音は」
「そこまでだ!悪魔!」
「だっ、誰だ!」

悪魔が声の方を向くとそこには黒服にサングラスの男(女)が・・・。

「きっ、貴様らは・・・!」
「我らサングラス部隊!義によって助太刀いたす!」
「くっ、くそっ!」
「くらえっ!サングラスボンバーー!!」
「ぐわあー!お、覚えてろー」

悪魔は捨て台詞を残して逃げていきました。

「あ、ありがとうございます・・・。」
「いや、当然のことをしたまでさ。それに、さっきの君のセリフ、あれはよかったよ」
「いやあ・・・」
「君がその精神を失わない限り、いつでもサングラス部隊は君を歓迎するよ!じゃあ、また!」

サングラスの人は去っていきました。
そうして今回も天使は勝つことが出来たのです・・・。
ちなみに百点を取ったのは五回目でした・・・。(泣)





〜一万五千ヒット!!〜


私が訪れたときはもう一万五千ヒットを過ぎていました。
密かにキリ番を狙っていた私にとってはちょっぴり残念な結果。
そこにまた悪魔が・・・。懲りんなこいつも。(お前が登場させているからだろうが!By悪魔)

「なあ、キリ番をとった振りして何か特典をもらおうぜ。
なあに一万五千ぐらいじゃ報告する奴もいねえって」

悪魔の誘いに乗ろうとする私。(意志が弱い!by天使)
そこにいつもの影が!

「そこまでだ悪魔!」
「出たな天使!・・・・ってええええ!!!」

悪魔が驚くのも無理はありません。
そこにいたのはいつもの白のローブ姿ではなく、
サングラス部隊正装一式(三万円也)に身を包んだ天使だったからです。

「お前、方向性を間違ってないか・・・?」

思わず突っ込んでしまう悪魔。

「えーい!うるさいうるさい!とにかく悪魔!そんな非道なことは僕が許さないぞ
!」

でもちょっと頬が赤かったりして。

「ふん、ちょこざいな!」
「見せてやるぞ修行の成果!サングラスシューティングアタック!」

なんだかよく分からないが凄まじい衝撃が悪魔を襲った!

「く、くそー。お、覚えてろー!!」

悪魔はほうほうの体で逃げていきました。
こうして面堂邸のネチケットは守られたのです・・・。





〜宝来厘希さんの作品を読み終わって〜

「ねえ悪魔」
「なんだ天使」
「{受と攻}って・・・、これどういう意味なの?」
「ん?あ、ああ、それか。別にたいしたことじゃない」

どもって答える悪魔。キャラクターに似合わず若干頬も赤くなっています。

「たいしたことじゃないって・・・、じゃあ教えてよ!
わかる人にはわかるって書いてあるんだ!こういう風に書かれると、
なんかわからないのが悔しいと思わない!?」
「悔しくない。よって知る必要もない。以上」
「ん〜〜〜悪魔の意地悪!いいよもう!本体の方に聞くから!
・・・ねえ、{受と攻}ってなんなの?」

おっと、こちらの方にお鉢が回ってきたか。教えるのもなんだと思うが、
まあそういうことも知っておいてもいいかな。いいかい、それはね・・・
ひゅ〜〜ん、どす!
ぐわあああああ!!!!!

「あっ、背中に矢が!」

くっ!だ、誰の仕業だ・・・。
私が振り向くとそこには弓を構えている悪魔の姿が。
あ、悪魔、貴様・・・

「悪く思わないでくれ。このことはみだりに人に教えるなとの了子様のご命令でね」

「了子様だって!?それじゃ悪魔、お前・・・」
「ああ、今俺は・・・」

悪魔はそこで一旦止めると、今まではおっていた黒いマントを取り去った。
中から出てきたのは黒子の証たる黒装束。

「黒子部隊に属している。お前と同じ新米だがな」
「何で・・・」
「お前に勝つためさ。今まで俺はお前に散々苦渋を舐めさせられてきた。
お前がサングラス部隊に入ってからは特にな。
そこで俺はお前に対抗するために黒子の門を叩いたのさ」
「何故!色々あったかもしれないが僕達は仲間だったはずだろう!?それが・・・」

おーい、盛り上がるのはいいんですが私、瀕死なんですけど・・・

「「作者だからいいじゃん」」

そ、そんな・・・。ハモって言わなくてもいいじゃん・・・(泣)


黒子になった悪魔とサングラスの天使は闘うしかないのか!?
悩みつづける天使!そこに現れる人物とは!?
次回「終わりなき道」に、エ〜〜〜ッグキィ〜〜〜ック!!!(ウソ)


宝来厘希さんの作品読んで感想を書こうと思ったら、いつの間にかこんなものが
・・・。
しかも久々の「天使・悪魔」ネタ。はっはっはっ・・・宝来さん、すいません(爆)
ほんのちょっとでも笑っていただけたら最高です。
でもあれってや・・・うぐっ!
どこかから矢。

「余計なことを言うんじゃない!」

はい、すいま・・、せん・・・がくっ(死)。





〜終わり無き道〜


「はぁ〜、悪魔の奴、黒子部隊に入るなんて・・・。僕は争いなんてしたくはないのに
・・・。」

天使がぼやきながら歩いている。
ここは面堂邸の庭。天使は悪魔と別れた後、
本来の仕事である庭のパトロールの仕事に戻ったのである。
ちなみに悪魔がなった黒子には仕事は特に課されてはいない。
その代わり主人である了子が命令を下したときには迅速且つ正確に任務を遂行すると
いう義務があった。なのでこうしていて天使が悪魔と会うことは滅多にない。
もしこの広い庭で会うことがあるとしたらそれは・・・、


「こ〜ら!またあんたは勝手に潜り込んで・・・。
どうせ隊長の許可なんてもらっていないんでしょう!全く、あんたって子は・・・」

同じ部隊の制服(冬のあったかバージョン一式五万円也、
値段の割に保温機能が抜群で僕的評価は二重丸♪ by天使)を着たサングラス隊員
−男の格好と髪形をしているがどことなく顔立ちが女の子っぽい−
がこちらに向かってくる。その手には女の子の耳が掴まれている。

「いてててて!!!お姉ちゃんそんなに引っ張らないでよ〜。
いいじゃないちょっとぐらい。水乃小路家の方は平和すぎてつまんないんだからさ
〜」

掴まれている方の女の子が文句を言う。こちらはまだまだ顔にあどけなさが残る、
いかにもおてんばといった感じの女の子だ。
オレンジの服を身につけており、学校の秀才が使いそうな眼鏡をかけている。

「何いってるの!あんたは飛麿様付きでしょ!ちゃんとお守りしなさい!」

どうやらオレンジ色の服の子は面堂家のライバル、
水乃小路家の親衛隊に所属しているらしい。
あそこは隊員が全員女性ということで有名である。
全員男ということになっているサングラスとはまるで正反対なのだ。

「え〜〜〜〜」
「え〜〜〜〜、じゃない!」
「だってトンちゃんったらなにをやっても全然駄目なんだもの。
あれだけ運動音痴な人も珍しいわよね〜」

水乃小路家の嫡子、トンちゃんこと水乃小路飛麿は、
この世に二人といないほどの運動音痴、ということで知られている。
一方妹の飛鳥が超人とも言える運動神経を発揮していることから周囲の親衛隊は、
飛麿の運動神経が全て飛鳥の方にいってしまったのではないかと噂をしている。

「確かに・・・って何言わせるの!それに宗家の嫡男様に対してその呼び方はなんですか!
飛麿様と呼びなさい!飛麿様と!」
「でも本人が
{俺に様なんてつけなくていいよ。そうだな・・・、トンちゃんでいいよ。
そのほうが俺も気を使わなくて済むから}っていうんだもん」

それを聞いたサングラス隊員は思わず女の子の耳から手を離す。
飛麿は飾らない性格であるということも知られている。
それは運動音痴の次に有名なことで、身分の上下に関わらず誰とでも親しげに接す
る。
そのため水乃小路の親衛隊は無類の運動音痴であることを嘲ったりはせず、
苦笑と親しみを込めて「トンちゃん」と呼んでいるのだ。
サングラス隊員は空を見上げて嘆息をした。

「ふ〜、あの方らしいというかなんというか・・・。
自分が嫡子だっていう自覚、あるのかしらね〜」

言葉を聞く限りでは馬鹿にしているが、口調にいやらしさは一切ない。
むしろそのことを嬉しく思っているようだ。
女の子はやっと解き放たれた耳を掴んで痛みを和らげるように擦り、
おどけた調子で返事を返す。

「ないと思うよ、きっと」
「・・・そうね、きっと」

二人は顔を見合わせ、楽しくてしょうがないといった様子で笑い始めた・・・。


見ていた天使は暗くなっていた自分の心が何か温かいもので満たされていくのを感じ
た。
降り注ぐ太陽の下、小鳥のさえずりのような晴れやかな笑い声を聞きながら、
天使はその場をそっと離れた。
天使の歩んでいた道が、今その終わりを見せようとしていた・・・。


どうもです那須ですこんばんは。
いや〜続けるつもりなかったから前回の次回予告で変なタイトルつけたんですが
・・・、
はっはっは、題名と内容の合っていないこといないこと(爆)
え〜、話に出てくる二人の姉妹ですが・・・、わかっちゃいますよね。
響屋さんのキャラ「ひびき」と、妹さんである雷鳥さんをモデルにしたキャラです。

勝手に話に使ってしまいどうもすいません。
特に雷鳥さんの方は完全に作者の空想(妄想?)ですので、「私こんなキャラじゃな
いわ!」なんて苦情は当然あると思いますが平にご容赦を〜〜〜。
(ひそひそ声で)ん、ほら早くお前達も謝らんか!(と言って二人の頭を抑える)
ほらこの通り天使と悪魔も謝っておりますので・・・。

「「おい」」

ん、どうしたお前達。震えてないか?男の子は泣いたらいけないぞ。我慢せい!

「誰が・・・」
「我慢なんぞ・・・」
「「するかぼけ〜!!!!!!」」

ばっこん〜〜〜〜〜!!!!!
うひゃあ〜〜〜〜
こうして作者は夜空に輝く星となり、後世に「星になった男」と語り伝えられたので
した・・・。(ウソ)





〜カメラ争奪戦〜


「あ〜あ、今日はついてなかったな〜。俺のナンパの腕、落ちたのかなあ」

あたるがぶつぶついいながら自分の部屋へと続く階段を上っていく。
どうやら一度もナンパに成功しなかったらしい。
まあ、あのアプローチの仕方から言えば成功する方が珍しいのだが。
階段を上りきると、あたるはすぐに部屋のドアを開けた。
とにかく寒い廊下と違い、部屋の中は日があたっている分いくらか暖かかった。

「ふぅ〜、寒かった。さっさとこたつに・・・」

と、そのこたつにはすでに先客が。

「スヤスヤ・・・」

ラムがこたつに足を入れながら腕を枕にして机に突っ伏している。
今日の体育のバレーボールで大活躍をしたらしい。空を飛べればそりゃ楽勝か。
傍からでも熟睡しているのが見て取れた。

「全く・・・こんな所で寝ると風邪ひくぞ。ただでさえ今日は寒いんだからな」

あたるは呆れながらも上着を脱ぐとそれをラムの背中にかけてやった。
と、ラムがむずがり、身じろぎをする。
あたるは起こしてしまったかと焦ったが、結局また寝息を立て始めた。
ほっとしているあたるの耳に、ラムの声が聞こえてきた。

「ダーリンの・・・ばか・・・」

それは寝言。夢の中でもラムはあたるを追っているらしい。
その口調はちょっと拗ねたような感じだった。

「眠ってても、口の悪いやっちゃ・・・」

悪態をつきながら、何故だろう。
あたるは自分の中から切なさがこみ上げてくるのを感じていた。
この寝顔をずっと見ていたい。放したくない。誰にも渡したくない。
そんな感情があたるの中を駆け巡る。

―あ〜あ、俺らしくもない。

あたるはいつもからは考えられない感情を抱いている自分に対して、思わず苦笑いを
した。
本当のところ、あたるはラムが自分を愛するよりずっと、ラムのことを想っている。

でも、あたるはそのことをラムに言うことはないだろう。そういう男だ。
どうしようもなくひねくれやで、これ以上なく不器用で、
他に類を見ないほどの恥ずかしがりやなのだ。

「俺はもしかして、他の誰よりもこいつに・・・ラムにまいっているのかも知れんな
・・・」

あたるは跪き、そっとラムの顔にかかっている髪をかきあげた。
日は傾き、オレンジ色の光が部屋に差し込んでくる。
ひんやりとした寒さと、ぬくもりに満ち溢れた暖かさが混ぜ合わさったこの空間で、


二つの影は、一つになった。



「まさかあんないい画が撮れるとは・・・」

日も沈みかけの頃、
全身黒ずくめの装束に見を包んだ男―悪魔は民家を屋根伝いに移動していた。
肩には今時珍しい一眼レフのカメラを下げている。行き先は当然面堂邸。

「了子様の命令通り、ベランダで張っていて正解だったな」

新しく黒子となった悪魔に下された任務は「諸星あたるの監視」だった。
兄である面堂終太郎に多大な影響力を持つ諸星あたる。
その行動を監視し、あわよくば決定的瞬間を捉え、
それによって諸星あたるを掌握しようというのが、主である面堂了子の目論見であっ
た。
そしてそれは事実成功した。

「この写真を見せれば嫌でも従わざるを得ないだろうな。何せラムとの・・だから
な」

あたるはいつもラムに対してつれない態度を取り、優しい素振りを人前では決して見
せようとしない。それゆえにこの写真の効果は絶大であると思われた。
そうこうしているうちに日が大分沈んできた。
この様子だと後三十分程で日の入りが訪れるだろう。

「おっと、日が暮れないうちに帰らんと。早くしないと隊長に怒られてしまう。急ぐ
か」

皆同じように見える黒子にもきっちり上下関係はあるのである。
特に悪魔は新人であるため僅かなミスも許されない立場にあった。
悪魔が自分に更なるスピードアップを課した。
と、前方の三階建ての建物の屋上に人影が見えた。
その影に近づくにつれて悪魔の顔がほころび、影と同じ屋上に上がると歩みを止め
た。
自分と同じ黒ずくめの服装だが、着ている物の材質が違う。
それはまた両者の立場の違いをも端的に表わしていた。
サングラスをかけて目は見えないが、その影は悪魔の良く知った人物だった。

「天使」

悪魔はさほど驚いた様子もなく天使に呼びかけた。
呼ばれた天使はぴくりとも動かず仁王立ちしている。
その表情はサングラスと逆光の為に良く見えない。

「やっぱり、このカメラを取りにきたか。そうだよな、諸星あたるを了子様が操るこ
とになれば、真っ先に被害を被ることになるのは終太郎坊ちゃんだからな」
「どうして・・・」
「ん?」
「どうしてこんなことを?あの写真が了子様の手に渡れば終太郎坊ちゃんのみなら
ず、
ラムさんやそれに関わる全ての人達に波紋をよびかけることになる。
関係のない人を巻き込むなんて・・・。了子様、いやおまえはそれでいいのか!?」

真っ直ぐに、ただひたすら真っ直ぐに天使は悪魔を見つめている。

「ふふ、いかにもお前らしい考え方だ。そうさ、俺もそのことは考えた。良しにせよ
悪しにせよ、何らかの影響があの二人と周りの奴等にかかることは避け得ないだろ
う。
それは俺も気に食わない」
「だったら何故・・・」
「俺は黒子なのさ」

天使を遮って言った悪魔の目には狂おしいまでの決意の色が浮かんでいた。

「任務を遂行するためにはあらゆる感情は切り捨てなければならない。
そんな甘っちょろい気持ち、黒子に入隊した時に全て捨ててきたさ」
「そうまでして・・・」

―僕を倒したかったのかい!?

天使はそう続けようとした。しかし悪魔の声がそれを遮る。

「勘違いするなよ。確かに入った動機はお前への対抗心かもしれない。
だが今は誇り高き了子様親衛隊「黒子」の一員として動いている。俺が俺である為に
な。お前にならわかるだろう?」

悪魔の問いかけに天使は頭を振って答える。

「そんなこと・・・ぼくにはわからない、わからないけど・・・でも、
ここを通すわけにはいかない。僕は・・・、サングラス部隊だから」

その言葉は悪魔に向けてというより自分自身を納得させようとしているようだった。

悪魔はそんな天使を見て満足そうに微笑んだ。

「そうだ、それでいいのさ。さあ、もう言葉で語ることは終わった。後は・・・」

拳を握り、手の甲を見せるようにして眼前にかざす。

「拳で語るだけだ」



瞼の向こう側では色とりどりの光が鮮やかな色彩をなしている。
冬の風は身を刻まれていると感じるほど鋭く、鳥肌が立つほどに寒かった。
・・・ふと、不思議な感覚に襲われる。自分という物体はこの世には存在せず、
自分は地球を漂う風なのではないかと。目を開ければそこは空で、
自分は世界を駆け巡っているのではないかと。
もちろんそんなことはなく、目を開けて、自分がこの世に存在していることを認識す
る。
目の前にただずむ男によって。

「さあ、やろうか。天使」

あの後戦うにはあの場所は不適当だと天使が主張しこの空き地へと移動してきたの
だった。
土管が重ねられている以外は他に何もなく、まさに戦うにうってつけの場所だと思わ
れた。
悪魔は肩に掛けていたカメラを土管の上に置いた。

「勝った方がこのカメラを持っていく。それでいいな?」

天使は頷いたが、特に内容を理解したというわけではなく、
聞かれたから反応を返しただけといったところだった。
天使の全神経は目の前の人物をどう倒すかに向けられていた。
サングラスをはずして胸ポケットに入れ、ゆっくりと構えのための動作に入る。
腰を落とし、後ろ足に重心を掛ける。
左手は握りこぶしを作り、平を上にし脇を締めるようにして腰に当てる。
右手は開いて相手に手の平が見えるように軽く突き出す。

「ほう、その構え、中国拳法か」
「特に流派は決まっていないんだ。先輩にはよく邪流だと馬鹿にされるよ」
「へえ・・・」

気のない返事をしながら悪魔は、
その実天使が相当な使い手であることを、その構えの美しさから読み取っていた。
美しい構えという物は理にかなった物だということ、すなわち隙がないということ
だ。

・・・こりゃあ気を締めてかからないとな。少しでも抜いたら、やられちまう。

緊迫感のあるセリフとは裏腹に、悪魔は自分の顔が笑みに支配されていくのを感じて
いた。
それは獲物を見つけた肉食獣の笑み。
自分の力を思う存分試せる強い者と出会った時に起きる、強者の笑みだった。
自分の顔を覆っていた頭巾を取る。
本来黒子部隊は同僚とその主君以外に素顔を晒してはいけない決まりになっている
が、
自分と天使の間ではそんな決まりは無いにも等しかった。
そして同様に悪魔も構えをとる。
背筋は伸ばして、足は肩幅より若干広めに開いて小刻みにステップを踏み、
右手は握りこぶしを作って親指を上にして天使同様脇を締め、腰に当てる。
左手は軽く握りこぶしを作って、だらりと下げている。

「それは?何の流派なんだい?」

空手のようにも見えるが少し違う。いっぺん見たところでは良くわからない。
流派がわからないということは大きなハンデキャップとなる。
攻撃のある程度の予測ができるのとできないとでは、反応速度が大きく違ってくるか
らだ。
もちろん、聞かれたほうもそう簡単に答える筈もない。
天使の場合は馬鹿正直なのか、それとも・・・

「さあ、それは見てからのお楽しみって所か・・・な!」

轟音があたりに響いた。悪魔の後ろ足が地面を蹴る音。
悪魔は天使との間合いを一瞬にしてゼロにしてしまった。

―速い!

天子が驚きに浸る暇も与えず、悪魔は即座に左のジャブを繰り出してきた。
それを首を逸らして皮一枚でかわそうとする天使。
かわした後のジャブの引き際と同時に相手の懐に飛び込み、
カウンターで右の肘を食らわす、そういう狙いだった。
しかしジャブはフェイント。
かわした天使に待っていたのは、強烈な右のハイキックだった。

「はあ!」

―蹴りが・・・伸びてくる!?

「くっ!」

鞭のようにしなってくる悪魔の蹴り。
それをかろうじて左手一本でガードするも、勢いを殺しきれずにそのまま吹き飛ぶ。


「ちいっ!」

ガードした腕の痺れに耐えながらもすぐさま体勢を整える天使に対し、
悪魔はこちらに駆け寄ってきて踏みつけによる追い討ちを食らわそうとした。

「くらえ!」
「ふっ!」

間一髪、バク転を駆使してそれをかわす。
ある程度の距離まで離れたところでお互い呼吸を整える。

「随分と身軽になったな」

悪魔は若干の皮肉を混め、余裕たっぷりに聞いて来る。
その呼吸にはほんのわずかの乱れもない。

「修行の成果さ。たっぷりと先輩にしごかれたからね」

天使はおどけて見せるが、内心は冷や汗たっぷりであった。
今の攻防、ジャブのフェイントに寸前で気付いたからいいものの、
もしあのハイキックをまともに喰らっていたら、気絶どころではすまないだろう。
ガードした腕がまだ痺れている。

―あのスピード、今の僕ではとても対抗できない。何とかする方法はないものか
・・・。

考えてみるがそう簡単に有効な考えが頭に浮かぶものではない。
とりあえず、受けに回ったら勝ち目がないことだけは悟った。
ならば、前に出るしか方法はあるまい。
天使は先手を取って間合いを詰め、右の拳で中段に突きを放った。

「たあっ!」

これで悪魔が何かかわすか払う動作をしてくれればもうけもの。
その瞬間に袖を掴んで投げ技に持っていくつもりだった。
密着してしまえば自慢のスピードも無意味になる。
と、青写真を心の中で思い描いていたのだが・・・。人生なかなかうまくはいかない。
突っ込んだ天使を待っていたのは悪魔のハイキックだった。

―嘘!

全く予想をしていなかった返しに驚く天使だったが、
軌道が思ったより上だったお陰かなんとかかわし、その隙に懐に飛び込もうとした。

そこまで接近すればもう蹴りの有効範囲外であり、
後は襟を掴んで投げに持っていくだけだ。そしてその襟を掴もうとした瞬間―
鈍器で思い切り殴られたような衝撃が右肩を襲った。

「ぐはあっ!」

即座に自分の肩を掴む。ひびは幾筋か入っているようだが、
どうやら鎖骨は折れずにすんだようだ。
しかし充分人の心を抑圧しうる痛みに耐えかね、その場に跪く天使。
自然と下を向いた視界に捕らえられるのは、地面とそこに生えている名も無き雑草、

そして・・・足袋を中に入れた悪魔の黒い足。

「そうか、テコンドーだったんだ・・・」
「同僚の使い手に教わったのさ」

天使の呟きに対し、悪魔はさもありなんといった風に返した。

テコンドー
韓国で生まれた武術で日本のある空手道を元に完成。
その歴史は意外と浅く1955年に創設されている。
その後政治的な理由により二つの流派に枝分かれし、争いながらも交流が図られてい
る。
基本的に足技が主の流派で、拳は牽制ぐらいにしか使われない。
しかし「空を舞う蝶の如し」と謳われる華麗な足技は実に多彩で、
あらゆる角度から相手を襲う。そう、どんな角度からも。

「あそこで、踵落としがくる、とはね・・・」
「ネリチャギって言うんだ。よく覚えとくんだな」
「もう一生忘れられないよ」

悪魔は回し蹴りを放った後、戻さずそのまま頭上高くにあげ、
ネリチャギに持っていったのである。軌道が高かったのはおそらくかわさせるため、

そしてネリチャギを出しやすくするためだったのだろう。
初めから、悪魔の術中にはまっていたという訳だ。

「踵にあたらなかったことに感謝するんだな。
あたっていれば今頃お前の鎖骨は粉砕している。でもまあ―」

視線の先にはぶらりと力なく垂れ下がった天使の右腕。

「その様子じゃもう右腕は使えないだろう。
早く病院か面堂家のメディカルセンターに行くんだな」

そう言い残すと悪魔は天使に背を向け、歩き出した。まるでもう用は無いとばかり
に。
悪魔は土管の所まで行き、そこにあるカメラに手を掛けようとした。その時―

「待って、くれないか」

熱い響きを持った声が後ろから聞こえてきた。ゆっくりと悪魔が振り向くと、
そこには頼りない足取りで立ち上がった天使の姿。
震えているその足から、ダメージが残っているのが一目で見て取れた。

「やめておけ。もうお前の身体は戦える状態じゃない。
それとも、左手一本でやるつもりなのか?」

悪魔の問いかけに天使は答えない。
代わりに目の奥に潜む炎の如き光が天使の心を雄弁に語っていた。

―自暴自棄になった者の目じゃないな・・・。おもしろい。

「いいだろう。何があるのか知らんが、お前の挑戦、受けてやる」

悪魔が再び構え直す。その目には天使に負けない光。
いつまでも満たされない肉食獣の笑み。
天使は構えず右腕をたらしたまま左手だけを突き出す。
まるでこの腕に掴まれと言うように。その呼吸は一定のリズムを刻んでいる。
息苦しくなるほどの沈黙があたりを包む。有利なのは悪魔の方である筈なのだが、
相手に何があるかわからない以上、うかつに動くことはできなかった。
そうして二人にとって永遠にも等しい僅かな時間が流れた後、
風に吹かれ一枚の木の葉が二人の視界を遮る。
それはほんの一瞬だったが、悪魔にはそれで充分だった。
刹那、悪魔はそれまでで一番大きな轟音をたてると、天使との距離を即座に詰める。

天使の鳩尾目掛けて前蹴り、アプチャギを繰り出した。
これを喰らえば天使は気を失うだろう。そうすればもうこれ以上苦しむことはない。

いくら感情を捨てたといっても、最後の一線では譲れないものがあった。

「喰らえ!」

悪魔の蹴りが鳩尾を捕らえる−その寸前に、天使は眼前から姿を消した。

―くっ!・・・左か!

天使は右に一歩移動することによって蹴りをかわしていた。
一瞬天使の姿を見失った悪魔だったが見事な反射神経を見せ、
はずした蹴りを上にあげ、そのまま左に身体をひねらせてネリチャギを繰り出した。


「これで終わりだ!」

悪魔が勢いを込めて踵を振り落とす。まさにそれは必殺の一撃。
普通の状態でも、ましてや負傷している今の天使にはとてもかわせるような代物では
ない。だが―

「なにっ!」

それさえも天使はかわしていた。
そしてうち終わって隙ができた悪魔の胸に天使が残った左手を当てる。

「サングラス シャドーブレイク」

天使の声を聞きながら、悪魔は自分の意識が遠のいていくのを感じていた・・・。



目を開けたと同時に飛び込んできたのは一面の夜空。
戦い、そして気絶しているうちに日が暮れていたらしい。

―こりゃあ先輩に怒られちまうな・・・

日が暮れるまでには必ず帰れといわれていたのに・・・。
これではペナルティの腕立て・腹筋50回3セットは免れないに違いない。
寡黙でいつも怒ったような顔をしている隊長の顔が夜空に浮かび、悪魔は思わず苦笑
した。
悪魔は地面に大の字になって倒れていた。立ち上がろうと身体を動かしてみるが、
主の意志に反して全くいうことを聞いてくれない。
何とか首だけを動かして周りを見渡すと、
すぐ側の地面に腰を下ろしながらこちらを見ている天使の姿があった。
その姿になぜか心が落ち着き、視線を再び夜空に戻す。
冬の空はいくつかの星とともに空虚な物悲しさを持って悪魔を迎えた。

「妙に静かだと思ったら、あの一撃の気を練っていたのか・・・」

天使が頷く。あの時、悪魔は確かに自分の巨大な塊が当たるのを感じていた。
あれが中国拳法に伝わる「気」というものなのだろう。
今までに喰らったどんな衝撃よりもすごいものだった。
全くとんでもない代物だ。しかしそれにしても・・・

「{サングラス シャドーブレイク}とは・・・。
ネーミングセンスゼロだな。もうちょっとましな名前は付けられなかったのか?」

悪魔のツッコミを受けて天使が憮然とした顔をする。

「しょうがないよ。サングラス部隊では必殺技に必ず、{サングラス}
をどこかに入れなきゃいけないんだから。僕だって好きで付けてるわけじゃないよ」


いかにも不本意といった口調だった。
自分でも恥ずかしかったのか悪魔から視線を逸らし、あらぬ方向を向いてしまってい
る。
その表情が今までものすごい気迫を放っていたものと同一人物とは思えず、
悪魔は何かおかしかった。

「でもまあ、まだましなほうだな。黒子なんかもっと凄いぞ」
「?」
「俺達は必殺技に{了子様}、を入れなきゃならないんだ」
「それ本当!?」

天使があまりの衝撃に目をまん丸にする。黒子が了子様に絶対服従なのはわかってい
たが、
必殺技にまでその名前を入れるとは・・・。

「ちなみに俺の必殺技は{激!了子様参段蹴り!}だ」
「うわあ・・・」
「うわあ言うな」

あまりのかっこ悪さに溜め息をついてしまった天使を悪魔がすかさず突っ込む。
その顔はちょっぴり赤い。

「それにしても、最後のネリチャギ、よくかわせたな。
今までで一番の速度で振り落としたっていうのに」

これ以上追及されるのを嫌った悪魔は話題をすりかえた。
あまり上手いやり方とはいえなかったが、確かに知りたいことでもあったのである。

それに対して天使は思いっきりおどけた表情をし、こう言った。

「一度見た技は二度と通用しないって、誰が言ったんだっけ?」
「・・・昔のアニメキャラだろ?」
「当たり」

二人は互いに顔を見合わせると、もう耐えられないといった様子で笑い出した。
全てのわだかまりを洗い流していく、そんな笑い声だった。
一通り笑いの衝動が収まると、空を見ながら呼吸を整え、悪魔が口を開いた。

「天使、お前の勝ちだ。カメラは持っていけ」
「悪魔・・・」

悪魔は相変わらず空を見つめていた。何もかも吹っ切れた表情を浮かべながら。
それを見ながら、天使は静かに顔を横に振った。

「天使・・・?」
「あのカメラは処分するよ。あれは他人が見ていいものじゃないから」
「そうか・・・、それがいいな。まあ、俺は負けたからな。
口を挟む権利も無い。お前の好きにするんだな」
「悪魔・・・、ありがとう」

二人の和解によって事態は確実に収拾の方向へと向かいつつあった。しかし―

「それじゃ困るのよね」

変声期も終わっていないと思われる高い、子どもの声が空き地に響く。
天子と悪魔は同時に声のした方を向いた。
そこにいたのはまだまだ顔にあどけなさが残る、いかにもおてんばといった感じの女
の子。
オレンジの服を身につけており、学校の秀才が使いそうな眼鏡をかけている。
その子が土管に腰掛け、カメラを持っている。

「その姿、あなたは水乃小路の・・・」
「そう、私は水乃小路家親衛隊に所属する者。
名前は・・・、そうね、ライとでも言っておきましょうか」

明らかに偽名とわかるような名乗り方をしながら、ライはカメラを肩に掛けた。

「これはもらっていくわ。色々と利用価値がありそうだから」

少女はその外見にふさわしい高い声で、ふさわしくない内容をさらりと言ってのけ
た。
確かにあたるを抑えておけば、飛鳥にちょっかいを出されることもなくなるだろう
し、
ラムに色々な頼みごとをする時にも都合がいい。
・・・つくづくあちこちに影響力を持つ二人である。

「待て!」
「待てと言われて待つ奴はいないわよ。じゃあね〜」

ライはまるで友達同士のような気安さで別れを告げると身を翻し、
水乃小路の方向へと民家を飛んでいくのであった。

「くそ!逃がすか!」
「待て!天使!」
「止めるな悪魔!あれは、あの写真は、人の目に晒しちゃいけない物なんだ!」

強い口調でそう言い残し、天使はライを追っていった。動かない右手を庇いながら。


「お〜い」

悪魔が呼び掛けるが、その背中は最早肉眼では確認できないほどに遠ざかっており、

声が届く筈も無い。
ただ一人その場に残った悪魔は寝転んだまま大きく伸びをした。

「あ〜あ、天使もあのライとかいう女もとちりだな。
目当ての物だったら、ここにあるのに」

とどこかおちょくるような口調で悪魔が懐から出した物は―

一本のフィルムだった。




〜あとがき〜

どうも那須です。
掲示板に載せて頂いた「天使・悪魔」ネタに書き下ろしを一つ加えてみたんですが・・・。

いや〜、闘ってますね、思いっきり。一対一の対決なんて書くの初めてで・・・。
描写に不自然な所があると思いますが、その辺は皆様の溢れる想像力でカバー、
ということで(おい
ちょっと今までの「天使・悪魔」に比べると毛色が異なってしまいました。
それにしても最初の頃のやつと後のやつを比べてみると、
この二人って微妙にキャラが変わっている気が・・・。
どうしよう、このまま「天使・悪魔」っていう名称を使い続けていくのももう限界か
な・・・。
よし、じゃあ新しい名前を付けることにしよう。ん〜、何がいいかなあ。
やっぱここはシンプルに「太郎・次郎」で・・・。

「えい」

ぐはああああ!!!!
誰だ!人の背中にスワンダイブ式のミサイルキックを食らわせた奴は!?

「食らわしてない食らわしてない」

ぬっ!そういう貴様は太郎!

「違う!」

ああ、まだ天使だったな。それはそうとどういうつもりだ!
まさか、「太郎・次郎」が気に入らないとでも言うのか!?

「いや、思いっきり」

むう、そこまではっきりと否定されては変えざるを得んな。よし、じゃあ「ポチ・タ
マ」で・・・

「とう」

ぬおおおお!!!!誰だ!?
後ろから私の頭を掴んでスイング式のDDTを炸裂させた奴は!?

「させてないさせてない」

ぬ!?タマまで!?

「しつこい!俺は悪魔だ!」

まあまあ落ち着け。にしてもお前ら何故にこれらの名前を好かんのだ?

「こんな名前を付けられて喜ぶ奴はいないと思うんだけど・・・」

そうか?私はいいと思うんだけどな〜。

「多分、おそらく、いや絶対に、そんな人はこの地球上であんた一人だ」

そこまで言うかおい・・・。

「やっぱ僕達に付けさせてくれない?名前」
「あんたよりはよっぽどましだと思うんだが」

む〜〜〜〜〜!
あ〜あ、もうわかったよ!名前、お前等が好きに付けていいよ。

「当然だろ。自分の名前なんだから」
「それに作者に任せると一生いい名前にはめぐり合えなさそうだからね」

・・・はいはい。で、どんな名前にするんだ?

「もちろん、かっこいい太郎」
「当然、イケメン三郎」

・・・やっぱ俺が後で考えとくわ。

あ、一応最後の話は続きます。サングラス、黒子、
水乃小路の三者にあたるを加えた四つ巴になる予定です(あくまで予定)。
戦闘シーンは・・・、極力少なめにします。
だって疲れるんだもん♪(おい!横着すんな!by旧天使・悪魔)
ではまた、いつか。

「「次も見てね!!」」


〜一言感想〜
天使と悪魔、そして作者である那須さんが繰り広げるなんともリズミカルで楽しい小話たちです!
面堂邸でなにか新しい出来事があると、こうして素敵な小説風にして感想をくださいました。
天使と悪魔という愛すべくキャラクターの織り成す会話は、本当に「面白い!」の一言に尽きます。
ありがとうございました!




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