取り残された騎士 ウェンディは戦場に取り残されていた・・・。 突然の山すそから現れた山賊達の一団により分断されたロイ軍の陣営は乱れていた。咄嗟の判断というには、あまりに刹那的な対応により足の早い者達は一路、村の安全を確保する為に既に姿を消しており、白兵戦に劣る魔道士達は戦士達に守られ後衛にひいていた。 彼らの後詰のため、分断された戦線を確保するため、ウェンディと、同じくアーマーナイトであるバースが残ることとなったのだが・・・。 ウェンディ:「・・・・・・。」 口に出しては言わなかったもののウェンディは不安を隠せなかった。 兄のような立派な騎士を志して騎士の叙勲を受けはしたものの、駆け出しの一兵卒にも満たない力量は誰よりも己が一番深く自覚していた。 成りばかりの重装鎧は、非力な自らの枷にはなっても効果的な戦い方を引き出す武器とは成りえていなかった。 「受け流す」ことなどしようものなら、そのまま衝撃で倒されてしまうのは目に見えている・・・。非力さを嘆き戦場で経験を積もうにも、電光石火のロイ軍においては、その機会さえもままならないのが現実であった。 連戦の疲労に倒れた兄の代りと勇んで出た戦場で出くわしたアクシデント。 (この苦境を乗り越えれずして騎士を名乗れるものか・・・) ウェンディは、くじけそうになる気持ちを奮い立たせて自らの足場を踏み固めた。固くなっている彼女を見て、同僚であり、先輩であるバースが声をかける。 バース:「ふふふ・・・。気負うなよ、ウェンディ。オスティアでの訓練を思い出すんだ。 汗水流して積んできた訓練を自信に出来るチャンスがきたと喜ぶべきだぞ! 」 ウェンディ:「そうですね、バースさん! ありがとうございます、なんだか勇気が沸いてきました。」 バース:「その意気だ。肩の力も抜けたようだな。」 ウェンディ:「ハイ。」 バース:「お! 来るぞ! 右から来る一団は任せたからな! 」 ウェンディ:「は、はいっ!!」 兄から渡された槍を構えなおして前方の敵の一団を見据えるウェンディ。 と、その彼女の耳に雷鳴の轟きと、辺り一面に響き渡る悲鳴が飛び込んできた・・・。 ウェンディ:「バっ! バースさんっ?!」 反射的に降りかえったウェンディの目に飛び込んできたのは、幾筋もの雷が天空からバースの体躯に突き刺さっているという凄惨な光景であった・・・ まるでシャワーのように降り注ぐ雷の雨の中でバースの身体が消炭へと変わっていった・・・。 ウェンディ:「・・・・サ、サンダーストーム?!」 オスティアにおいては、その存在すら確認されていない上級魔法だ。 しかし、バースの身体を貫いた光は、その存在無くしては説明できまい。 自然現象と呼ぶにはあまりに的確かつ無慈悲な光だ・・・。 ウェンディ:「ッバ・・・バースさん! バースさんっ!!!」 咄嗟にバースの傍に駆け寄るウェンディ。しかし、既にバースは息絶えていた。無理もあるまい、アウトレンジからの想定すらしていない奇襲とも言える攻撃・・・。いや、仮に予想出来ていたとしても、魔法防御には心もとないアーマーナイトでは、これだけの魔法攻撃の前では無力だったに違いない・・・。 ウェンディ:「っ!!!」 バースの亡き骸に放心状態でいたウェンディは、さらなる悲劇が自らに迫っていることに気付く・・・。山すその両脇から迫っていた山賊の一団は既に彼女を取り囲んでいたのだ。 ウェンディ:「よ、よ、よくもバースさんをっ!!」 涙組みながらも自らを奮い立たせるかのように槍を相手にと向ける。 しかし、彼女を囲む人数はあまりに多く圧倒的であった。 黒々とした一団は何層にも折り重なっていて絶望感さえ相手に与える。 ウェンディ:「さ・・・さぁ、来いっ! オスティア重騎士団の力見せてくれる!・・・ 」 虚勢じみた言葉に山賊の群れから一斉に嘲笑がこだまする。 「おいおいおいおい・・・。このアマ、俺たち相手に槍1本でかかってこい! と来たよ! 」 「かぁぁ〜〜〜〜っ!! ナメられたもんだねぇー。俺たちも!」 「大体、勝手にオレたちの縄張り荒らしておきながら、その態度はないんじゃないの?」 「まったくだ。村の連中も俺達のことはゴキブリみたいに毛嫌いしやがる癖に、なんの縁もねぇーお前らには、無け無しのブツをホイホイ渡してやがる! 面白くもねぇー! 」 「まぁ、そんなわけだ。おまえにゃー恨みはねぇーが、可愛い顔に産まれちまった運命だと思って諦めるんだな。」 「かかってこいって言ったぐらいだ、準備はデキてんじゃねぇーの? げへへへへへ・・・」 「雷聞いてビビって漏らしてるかもな。濡らす手間省けていーんでねぇーの? あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!! 」 ウェンディ:「・・・・・き、騎士を愚弄するな! お前らの好きになどさせるものか! 」 「させてくんなきゃ無理矢理するまでよ!」 と、男の声が背後からしたかと思うと、ウェンディの後頭部に鈍痛が走る。 重い甲冑は外す手間があったためか、そのままにされた状態でウェンディは犯されていた・・・。 下履きのパンツは引き千切られ四散し、大きく広げられた股の間には何十人目かも知れぬ男が汚い尻を無茶苦茶なリズムでせわしく動かしている。後頭部を殴られたショックから気を失ったままの少女に対して、これ幸いとばかりに男達は溜まりに溜まった性欲をぶつけていた・・・。 「ひぃひっっひっひっひ・・・・。強く殴り過ぎたんじゃねぇーの! コイツ、死んじまってるかもよ? っううっっ・・・イ、イく・・・。」 男はだらしなく弛緩した顔をしながら絶頂に達する。溜まりまくっていた精液をウェンディの中に最後の一適まで惜しむかのように注ぎ込む・・・。情け容赦のない射精の嵐にさらされたウェンディの股間からはおびただしい量の精液と共に激しいレイプにさらされたことを示すかのような血も混じっている。その血の中には破瓜の血もあったのだが、散らされた純潔は既に、その面影もない程無残な姿を晒していた。 「つ、つ、次はオレだ! オレ!」 充血し、痛々しいまでに張れ上がっている女性器に対しても微塵の憐憫の情さえも見せず、いや、むしろ一層嗜虐的な興奮を覚えたのか、傭兵くずれの格好をした男がいきりたった一物をさらけ出して群れを割って前に出てきた。 異常な瞳の色が隠しきれない彼の興奮を周囲にも伝える。押し退けられた男達も不満そうな顔を見せるものの、群れの中の力関係があるのか何も言わず下がっていく・・・。 まったく意識を取り戻す気配さえ見せないウェンディの腕を掴むと自分に都合のいい体位をとらせる。犬のような四つん這いの姿勢である。股の間に腕を通すと彼女の尻を突き上げさせた。男の興味は既に散らされ捲くっている処女ではなく、排泄器官であるアナルに向けられていた。まだ男を知らない場所に、指を突き入れ激しく出し入れし始めた・・・。 「へへへへ・・・まだ、あったけぇーぜ・・・・。死んでても構わねぇーやなぁー。せっかくだ・・・こっちのバージンもらっとくぜ!」 「ああーーーーっ!! やめてくれぇーーーー!」 「ソッチはオレも楽しみにしてたのにぃーーーっ!!!」 「悪ぃーねぇーー! 早い者勝ちだ! 恨みっこなしってこって! へへへへへへ・・・・。こっちは、まだ綺麗な色してんぜ・・・。いっくぜぇーー。」 そう言うと、勢いよくウェンディの後ろの穴に己の一物を突きたてた。天を突かんとばかりにいきり立った怒張は、滲み出ている先走りにヌラヌラとぬめっていたせいか、突進する身体が、そのまま少女のアナルを侵していく・・・。 なんの準備もしていないアナルに男の一方的な侵入は残酷な結果をもたらす・・・。せめてもの救いはウェンディの意識がなかったことだけだった・・・。出鱈目な腰づかいによって出血まで伴うアナルに、逆に気持ちをはやらせる鬼畜共の群れに、血の色は刺激にしか成りえなかった。 「くぅぅぅぅぅぅーーーっ!!! いいぜ! こいつの!!! たまんねぇーー。 なかなかの味だ・・・・。 チッ! コレで派手に悲鳴アゲてくれりゃ言うことなしだってのによぉーー。」 「まったくだよなぁ・・・。口使おうにも気絶してるだけだったら弾みで噛まれるかも知れないってんで怖くて使えやしねぇーしよー。」 「へへへへへ・・・、まぁ、そう愚痴るな、愚痴るな。オウ! 誰か空いてる前の穴入れる奴ぁいねぇーのかぁ? 後つかえてんだ、遠慮するこたぁないぜ! やっとけ、やっとけ!! 」 「よぉーーし、じゃあ遠慮なく!」 と、まったく反応を見せないウェンディの脚を広げて自らのものを挿入していく・・・。既に散々犯されたウェンディの女はなんの抗いもなく男を受け入れる。 「グチャグチャだな・・・コイツん中・・・・。で・・・でも・・・まだ、気持ちいい・・・な・・・・。」 と、興奮の中、男は数回のピストン運動をするとウェンディの中に果てた。 男が突き入れる度に、既に注ぎ込まれた多量の精液が、耳障りな淫靡な音と共に溢れ出る。股間の間に水溜りが出来るのではないかと思える程の量の精液が流れ出ていることからも、少女の身体に加えられた陵辱の凄まじさを知ることが出来た。無抵抗な相手に無遠慮な行為はますますエスカレートしていた。 「早過ぎるぞ! おめぇー!」 「待ってる間にしごいてたもんでよぉ。・・・ちっ! このまま、もう一ハメしてぇーけど・・・そんなことしたら殺されそうだしなぁ・・・。」 「そーいうこと! 終わったらさっさとどけっての! 余韻楽しんでんじゃねぇーよ! お・・・・まだまだイけるねぇー。見た目ボロボロだけど全然問題ねぇーよ・・・うりゃうりゃうりゃっ!!」 と、締め付けもなくなりつつあるウェンディの膣内を激しく行き来して自分勝手な欲望を果たそうとする。 男達はなんの反応を示さない少女の身体を好き放題に上にしたり、下にしたりしながら空いている穴という穴に突っ込んで行く・・・何時しか可愛い顔も精液で汚され、口からも入りきれなくなった精液が垂れ流れていた・・・。 さらに数時間後・・・ 「おいおい・・・なんか、さっきから締め付け悪ぃと思ったら股関節外れてねぇーか? コイツ・・・。」 「馬鹿野郎ぉ! おめぇーが力任せに股開かせたからじゃねぇーか!」 「仕方ねぇーだろ! もぉ、こいつの2人でいれねぇーと、全然よくねぇーんだ! ケツの穴だって、もぉガバガバじゃねぇーか! 調子にのって突っ込んだのは誰だよ! バカ! 後の奴のこと考える頭はねぇーのかよ! 見ろよ、この尻穴っ! ナニ突っ込んだら、こんなに広がっちまうんだよ! 」 「あぁーー、興奮してっと、つい勢いでやっちまうもんだよなぁーー。」 「勢い、勢いで犯られたんじゃ、コイツももたねぇーわなぁー。」 ウェンディの剥き出しの白い尻を掴んだまま犯していく男達・・・。 白濁とした精液に全身を汚された少女に無情にも男達は次々と乗りかかっていく。飽くことなく繰り返される同じような行為は終わる気配を見せなかった・・・。 小説部屋に戻る |