* のんびり箱根の旅 *
写真ができるまで、テキスト版でどーぞ♪
2002年7月6日(土)〜7日(日)で、箱根へ行ってきました。
曇り時々雨という天気予報に、雨女の私はびくびくしていたのですが
同行者の中に強力な晴女(or晴男)の方がいらっしゃるらしく、
晴天っ! とまではいかないものの、蒸し暑くはあるけれど
ほんのりと日が射した傘の必要ない天気となりました。
ロマンスカーに乗り、箱根湯本駅で下車。
そのまま箱根登山鉄道に乗り、彫刻の森美術館へ向かいました。
線路沿いに紫陽花が植えてあり、きれいに咲いていました。
まさに今が見頃なんですね〜。
彫刻の森駅に到着。ちょっと歩くと、そこはもう彫刻の森美術館。
緑に囲まれた、緑の中の芸術品たち。晴れていて良かった〜と思うのでした。
季節柄か、最近よくバイト先で見かける彫刻や像が、目の前にあるってなんだか不思議。
「密着」と題された人型が一番インパクト強かったかな?
そのものもそうだし、私たちのコメントもそうだし。
……そして、その晩まで「密着」が話題に上るとは思いませんでした(笑)
(「密着」を含め、数枚写真を載せる予定です)
そして、シンフォニー彫刻と名の付いている円柱状の建物。
中は下から上まで、ステンドグラスで埋め尽くされていました。
虫や車、動物、人、草花……いろいろなものを形作っていました。
螺旋階段で一番上まで上ると、外に出られて彫刻の森を上から眺めることができました。
……しかし、この螺旋階段が結構怖い。狭いし細いし。下を見るとクラッときそうな感じ。
でも階段を上るにつれて、下からでは見ることのできなかったステンドグラスを見ることができて、
それはそれで楽しいんですけどね。
ピカソ館をまわって、出口へ。
出口すぐ側の、バイキングレストランで遅い昼食をとったあと、再び箱根登山鉄道に乗り強羅へ。
ケーブルカーとロープウェイを乗り継いで、大涌谷へ。
ここら辺から、なんとなーーく怪しい雲行きに……。
大涌谷駅に到着。………………・寒っ。
どよんと山にかかっているのは、雲なのか霧なのか大涌谷の煙なのか。
ポツ…………ポツ…………と降っているのか降っていないのか、分からない程度の雨の中、
写真スポットまで歩き、そばの小屋で売っている黒たまごを食しました。
以前来たとき(2000年3月)、硫黄の独特の臭いにやられ気味でしたが
今回は、風が吹きすぎているせいか空気が湿っぽいせいか
ほっとんど、あの硫黄の臭いを感じることはありませんでした。
下へ降り、お土産屋さんでご当地キティに目を奪われ購入。
やはりご当地ものはご当地で買わないとっ!
思い思いのものを購入した後、ロープウェイで桃源台へ。
芦ノ湖を遊覧船でまわる計画でしたが、天候が天候なこともあり、そのままバスで宿へ。
途中、だだっ広い草原の側を通ったのですが、風でその草が揺れていました。
風が吹くと、波のように次々に揺れていきました。
いままで何度かみてきたかのような風景。でもそれは、映像で見たきたもの。
窓越しとはいえ、実物を見たのは初めてでした。
ホントにこういう情景があるんだ……と感心しながら、感動しました。
バスを降り、えっちらおっちら歩いて宿へ到着。
お金の精算をして、のんびりとしていたら夕飯の時間に。
昼のバイキングで食べ過ぎの感もありましたが、美味しく食べることができました。
……ただ、特に美味しいと言われいた天ぷらをちょっと残してしまったのは残念だった、かな?
その後は、カラオケをしたり、温泉に入ったりマッサージ機で遊んでみたり、宴会をしてみたりで、
あっという間に夜中の1時。
「帰らなくて良い飲み会」ではあるけれど、「寝なくても良い飲み会」ではないので、次の日に備えて就寝。おやすみなさい。
2日目。この日は朝6時から大浴場が女湯になるとのことで、6時に起きて温泉に入る方と
「う゛ーーん、起きられない……」と朝食時間ぎりぎりまで寝ている人とわかれました。
ホントは、大浴場に入りたかったのですが、どうも身体が追いつかない……(^^;)
あ゛ーーーー、年なのねーーーーー。
朝食後、精算をしたり片づけをしたりして、 最後に宿の前で集合写真を撮りました。
その後、車組とバス組に分かれて桃源台へ。
朝食時に雨が降っていたのですが、出発時にはとりあえず雨は上がっていました。
しかし、雲はもうすぐそこまで迫ってきている状態。山と雲との間に、空がない……。
そんな情景を眺めながらバスを待っていました。
バスには遅れがつきもので(笑)、当然車組の方が早かったのですが
先についた車組から「遊覧船が運休」との連絡が入る。
どうやら濃霧で視界が悪いらしい……。うー、残念。
遊覧船を使って関所まで行く予定だったのですが、地上路線に変更。
ところが地元も遊覧船が売りの為、湖の周辺は交通手段が少ないんですね。
バスが走っていないのです。関所にバスで行こうとすると、遠回りになってしまうのです。
仕方ないので、タクシーに分乗して関所へ向かうことに。
湖の上だけではなく、道路上も濃霧。
山道なのでカーブが多く、慣れてないと怖くて走れないよなーと思う。
そして、移動中に雨は本降りになり、関所に着いた頃には傘があった方が良いなってくらい降っていました。
関所付近のお土産屋さんで、一通りのお土産を仕入れた後、関所跡へ。
小学校の遠足で来ているはずなのですが、すーーーっかり記憶からなくなっていて
見るもの全てが、新鮮でした……(^^;)
ただ、今は復元工事の最中で、ほんの一部だけの見学となりました。
復元の完成は平成19年。……あと5年か。
資料館にも入り手形や資料に目を通した後、お団子を食べながら一休み。
夏とはいえ、雨と風にさらされた身体に温かいお茶は、とても美味しく感じました。
その後、停泊している遊覧船を眺めて、バスで小涌谷駅へ。
電車に乗り、窓に貼りつき、線路に沿って植えられている紫陽花を眺めていると
あっという間に、箱根湯本駅へ到着。
扉が開いて、降りて…………むわっとした空気。へばりそうな気温。そして青空。
上と下では、こんなにも違うものなのか……。くやしいかも……。
駅で、遊覧船とロープウェイの運休のお知らせが出ていたのですが
この天気だと、まさか上はあんな悪天候だとは思わないだろうなぁ〜。
駅近くのお店で蕎麦を食べ、ロマンスカーに乗って帰りました。
あとで、写真とちょこちょこっとコメントをつけます。
ひとまずテキスト版は、ここまで〜。