舞踏会で会いましょう

〜 DOA3発売記念・特別企画 〜


芭蕉扇が空を撫でると、それは重厚な空気の拳となって、地を疾った。

「ぐっ、かはっ!」

間合い以上から発せられる長距離砲のような一撃。

それをまともに受けて壁に叩きつけられたレイファンの肺から残らず息が吐き出され、

わずかに残っていた体力のすべても失った。

まだまだ闘える。そんな気力が意識を繋ぎ止めても、もはや指一本動かすこともできない。

体力ゼロ。試合終了。それはゲームオーバー。

レイファンの二回目のDead Or Aliveはここに終わった。

(くやしい、あと一人、あと一息だったのに)

しかし最後の敵はあまりにも手強かった。

天才拳法家と世に謳われる彼女の華麗な技をもってしても

人智を超えた存在である“天狗”には、とうてい遠く及ばなかったのである。

「はっ!小娘ごときがこの万骨坊に挑もうとは、身の程知らずもいいとこよ」

ぐったり壁にもたれかかるレイファンの前に天狗---万骨坊が立ちはだかった。

「き、きょうは負けを認めるわ・・・ でも、いつかきっと、あなたを倒してみせる!」

悔しさに美しい眉を歪ませながらも、レイファンは気丈に睨み返す。

しかし万骨坊はその言をまるで意に介する様子はない。

むしろ、そんな強気な言動を楽しんでいるふうですらある。

「ふ、笑止」

万骨坊は半ば嘲るように言い捨てると、ぐいと彼女の前髪を掴んだ。

「な、なにをするの?わたしはもう負けを認めたのよ?!」

体力の尽きた敗者はそのまま捨て置かれる、それがDead Or Aliveのルール。

勝負はついた。このうえダメージを加える意味はまるでない。

「この儂に刃向かう不埒なものは、徹底的に成敗せんといかん。心、までもな」

先ほどの威勢の良さはどこかへ消え去り、怯えの色を濃くするレイファンの瞳。

それを不敵な笑いとともに見下ろしながら万骨坊は空いた手で袴の帯を解いた。

待ちかねたように、艶光りする巨大な逸物が勢いよく天をあおいだ。

所々に浮き上がる静脈の筋、不気味な瘤、カリの凶悪な拡がり。

「ひっ・・・」

はじめて目の当たりにする男の生殖器。しかも、獣のごときその太さ、凶々しさ、に

思わずレイファンの口から短い悲鳴が漏れた。

恐怖のためか、目を逸らそうと思っても巨大なシロモノに釘づけになったまま。

「まずは、その生意気な口を塞がなくてはの」

万骨坊は前髪を引き寄せながら、いやがる彼女の口を無理矢理こじ開け、逸物をねじ込んだ。

「い、いや!やめ・・・うぐぅぅうぐうぐぅぅ!」

口いっぱいを埋め尽くしても、とうてい収まりきれるモノではない大きさ。

カリ首のくびれまでさえ入らない。

息も詰まりそうな圧迫感にレイファンは声にならない悲鳴をあげた。

むろん万骨坊もはなから口奉仕を期待しているわけではない。

己が力で娘を屈服させていることを実感し、娘の身にそれを知らしめるためだけのもの。

とはいえ、強く美しく無垢な娘の唇に、

醜悪な自らの欲望を突き立てている行為は格別の感があることも確か。

万骨坊はレイファンの頭を両手で抱え込み、満足に抽送できないかわりに

弧を描くように亀頭を口腔に擦りつけ、レイファンの唇を犯していった。

「よいぞ!よいぞ!!娘よ、これが褒美じゃ!!」

ドクンッ!ドクンッドクン!!

根本から高まる歓喜の波に肉棒を震わせながら、

喉奥に突き入れられた先端から熱い大量の白濁液が迸った。

「んんんっ!ごほっごほっ」

喉奥に直撃を受けた精液のいくらかは飲み下さざるを得なかったものの、

口腔いっぱいに満たしながらも噴出の止まない肉棒を

レイファンはたまらず吐き出し咽せかえった。

白濁液が跳ね返り、彼女の顔にもぶちまけられた。

「ごほっごほっ・・・ひ、ひどい・・・こんなこと・・・」

悔しさと辱められた怒りと、はじめて男の精を受けたショックは大きい。

しかし、白濁液とレイファンの唾液にぬらぬらと濡れ光る肉棒は、

この激しい射精の後もいささかの衰えも見せてはいない。

「ほう、儂の魔羅もお前を気に入ったようだ。まあ、まだ余興だが。のう?」

そう、むしろ行為以前よりそれは力を漲らせているようにも見える。

まるで黒い欲望に火を点けてしまったかのように。

「娘よ、我が真の姿、見せてくれよう」

万骨坊が印を結び意味不明な呪文を唱える。

すると隆起した筋肉が内側から天狗衣を引き裂き、赤黒い皮膚が不気味な蠕動に震えた。

と思うまに、奇怪な触手が無数にその表面に生えてくる。

神秘的な存在である天狗とは名ばかりの、万骨坊の邪悪な真の姿がそこにあった。

驚きのあまり声もないレイファンの四肢に次々と触手が絡まる。

そしてすらりと伸びた脚を大きく開かせ、腰を突き出す格好で固定してしまうと

彼女はもうまったく身動きが取れなくなってしまった。

細いウエストのためさらに豊かに見える胸にも何本もの触手が巻きつき、

その柔らかな感触を楽しむかのように蠢いている。

足技格闘に向いた深いスリットのチャイナドレスが災いして、

大きく開いた股間を覆っているのは小さなアンダーショーツだけ。

しかしそれさえも、やがて伸びてきた触手の一本にあっけなく剥ぎ取られ、

レイファンの下半身のすべてが万骨坊の前に晒されてしまった。

「いや、み、見ないで・・・」

あまりの恥ずかしさに消え入りそうな声のレイファン。

だが、もちろん万骨坊がその願いを聞き入れるはずもない。

「これはなんとも美麗な桃色の肉よ。これは疑いなく生娘のもの。今宵は趣向が過ぎる」

自らの指や触手を使って、やわらかな若草に覆われた秘丘と、

それに続く肉襞を拡げ敏感な箇所をなぶることで

身体を堅くしてその辱めを甘んじて受けるしかないレイファンの反応を楽しむ万骨坊。

「こんな狭い穴には指ですらどうかというのに、儂の魔羅が収まるかどうか・・・」

さきほどまで自分の唇を蹂躙していたあの極太のもので、自分の処女を犯そうというのだ。

口ですら収まりきらぬものが、男を知らぬ膣口にどうして入るというのだろう。

獲物をいたぶるようなその言葉に、レイファンは震え上がった。

「そ、そんな太いの無理よ。は、入るわけない。お願い、やめて、お願い!!」

必死の懇願も、耳に入らぬかのように、万骨坊はレイファンの剥き出しの股間に、

まだ彼女自身の唾液や粘液の残滓で光る凶悪な先端をあてがった。そして、

「・・・試すのも、また一興」

愛撫すら与えられず、濡れてもいない処女の

秘裂を引き裂くように極太の肉棒が分け入っていく。

めり・・・めり・・・めり・・・

学生として、そして名高い拳法家として

忙しい毎日を送っていたレイファンに

恋愛に没頭する暇などなかった。しかし思えば、

窮地を救ってくれた“あの人”に対する気持ちは、

奥底に秘めたはじめての淡い恋心だったのかもしれない。

少女のときめきとともに大事にしてきた貞節。

それがいま、醜悪な欲望によって踏み躙られていく。

「いやーーーーー!痛い痛い!!!!いた・・・やめ・・・てっやめてっ・・・」

レイファンの、破瓜の痛みの絶叫も懇願も、股間を貫く巨大な陰茎の一寸ごとの挿入に絶え絶えになる。

矢尻のような先端が膣を掻き分け、醜い瘤が初々しい膣壁に我がものとしての刻印を残していく。

そしてついに最深部にその先端は達した。

「ほう、しっかり儂のモノを飲み込んだぞ。どうだ、憎き敵に処女を奪われた心根は?」

揶揄するような口調にも陵辱の悦楽が知れる。

生殖器を締めつける膣のきつさもまた、勝利者だけのもの。

それをさらに味わうかのようにレイファンを拘束する触手を操り、

その腰をローリングさせながら抽送させ自らの快感を加速していく万骨坊。

ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ・・・

やがて先端から先走る粘液と処女の証がまざりあい、

真っ白な柔肌と醜い獣の皮を繋ぐ部分から淫靡な音を立てはじめた。

しかしそれでも、凶悪な逸物で処女を貫かれているレイファンにとっては

いささかの情けの潤滑液ともなっていなかった。

「いたいよ痛いの!お、おねがいせめて優しく・・・やさしくして・・・おねがい・・・」

涙ながらに情けを乞う声すらあざ笑うかのように、

むしろその動きはさらに激しく乱暴になっていった。

「むぅぅぅうう!!我が気のすべてを注ぎ込もうぞ!!邪悪の血を受け継ぐものを孕むがよい!!」

万骨坊は、ひときわ大きく膨れ上がる生殖器を深く深くレイファンの子宮へと突き入れた。

半ば麻痺しつつあった彼女の意識が、その言葉に覚醒する。

「え?え!だめだめ中はイヤ!!そとに、外に出して!やめて!!」

だが・・・

どくっどくっどくっどくっどくっどくっどくっどくっどくっどくっどくっどくっ

天を衝く獣の咆吼とともに、万骨坊はレイファンの膣内に大量の精を放った。

熱くどろどろした大量の欲望が、無垢の乙女の子宮に襲いかかり、内側から汚し尽くす。

溢れた粘液は、破瓜の血の鮮やかな色とともに、ぼたぼたと音を立てて地に滴った。

「ひどい・・・ひどい・・・」

声にもならない声で、泣き崩れるレイファン。

(汚されちゃった・・・汚されちゃったよ、あたし・・・)

涙が溢れる瞼の裏で、“あの人”の面影が少しずつ薄れていくのがわかる。

その震える身体に畳みかけるように、万骨坊は言った。

「ふぉっふぉっ、よい蜜壺であったぞ。先の、くのいち姉妹もなかなかの美味であったがの」

あのふたりも、堕ちた・・・?

あとに続くであろう救い手として望みをかけていた、微かな光がいま消えた。

絶望に打ちひしがれるレイファンの心をよそに、万骨坊はふたたび彼女の肢体に触手を伸ばす。

そして、いまだどくどくと白濁液を垂れ流す秘裂と、尻に、新たな触手があてがわれた。

「この服も邪魔だの・・・次なる幕には」

びりびりと服を引き裂く音と、絶望の悲鳴が闇に交錯する。

「娘、たしか舞踏を嗜んでおったのう。今宵は儂の腰の上で存分に舞うがよいぞ!くわっはっはっは!」

キャラものを描かないでやってきたtentaなので、

今回はかなり特異です。あいかわらず下手で長い文章ですみません。

塗りかたも少し変えてみました。万骨坊は後で加えたのでちょっと変かも?

レイファンはお気に入りキャラなので、DOA3発売記念としてのスペシャル。

めったにやらないので、リクエストとかはしないでくださいね。(^^

それにしてもDOA2の2Pカラーの万骨坊は・・・ほんとアブナイ(^^;;

3ではやっぱりヒトミかな・・・×箱は買わないけどね。

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