子神機ヴィカラーラ
ししんきヴィカラーラ
Shishinki-Vikarala
[DATA]
- 搭乗者：苺宮深月
- 十二神将：毘羯羅大将
- 持物：右手に三鈷杵
- 五行：水
- 陰陽：陽
- 十二宮：宝瓶宮
- 宝瓶宮の属性：風
- 本地：釈迦如来
[毘羯羅大将]
- 毘羯羅大将の元はインド神話の女神ヴィカラーラ。
- 「ヴィカラーラ」とは「恐るべき者」の意。
- 女神ドゥルガーや女神パールヴァティーとも同一視されている。
- 女神ドゥルガー
- 「近づき難い者」の意で、シヴァ神の神妃。
- 外見は優美で美しいが、恐るべき戦いの女神。
- 10本あるいは18本の腕にそれぞれ神授の武器を持つ。
- 神々が口から放射した光の中から生まれた。
- 虎の乗騎に乗っている。
- 魔神ドゥルガーを倒してその名を自分のものにした。
- 女神パールヴァティー
- 「山の娘」を意で、シヴァ神の神妃。
- シヴァの最初の妻サティーの転生。
- 穏やかで心優しい、金色の肌を持つ美しい女神。
- 毘羯羅大将の本地仏は釈迦如来。
- 言わずと知れたお釈迦様。
- ドゥルガーは千手観音の異名も持っている。
- お釈迦様とねずみというと、以下の説話が有名。
- お釈迦様が十二支の動物を決める際、元旦の朝に新年の挨拶に来た順番に決めることにした。
- 牛は動きが遅いからと夜のうちから出かけ、一番に門の前についた。
- しかし、門が開けられる時、牛の頭の上に乗っていた鼠が牛の前に飛び出たので、鼠が一番になった。
- いつ行くのか忘れてしまった猫は、鼠にわざと一日遅れの日を教えられたので、十二支に入ることができなかった。
- それで今でも猫は鼠を追いかけ回すのだという。
- 但し、この説話は、元々は道教の最高神・玉皇大帝のエピソードであるという説もある。
- 日本神道でもこの説話が語られることがある。
- 一番最初にお釈迦様の元についたので、鼠は「最も神に近し者」と呼ばれる。
- 釈迦三尊
- 仏教における仏像安置の形式のひとつで、釈迦如来を中尊として、右に普賢菩薩、左に文殊菩薩を脇侍として配す場合が多い。
[機体考察]
- 五行「水」、属性「風」、本性「鼠」。
- なので、水中や空中をちょこまか動き回るのが得意なイメージ。
- 属性「風」だから飛行能力ありそう。
- 12機中最速・最軽量。
- 一方で軽量機ゆえに装甲が薄く、防御性能は12機中最低。
- 近・中距離攻撃型。
- ヒット＆アウェイ戦法を取る。
- トリッキーな動きができるので敵の攻撃はまず当たらない。
- 装甲は薄いが当たらなければどうということもない。
- だが必殺技の決め手にもやや欠けるかも？
- 釈迦三尊をフォーメーションとするならば、右に龍機・左に虎機、或いは右に猿機・左に馬機を配すことになる。
- それともフォーメーションじゃなく三機で合体できるとか？
- 干支の説話に則って、牛機に乗って移動したい。
- 女神ドゥルガーの乗騎は虎らしいので、虎機にも乗りたい。
- 持物は三鈷杵。
- っていうか、三鈷杵って何。どうやって戦うの？殴るのかな…。
- 【三鈷杵（さんこしょ）】
インド神話のインドラの武器である「金剛杵」のバリエーションの一つ。基本的な形は棒状で、中央に柄があり、その上下に槍状の刃が付いている。三鈷杵は刃がフォークのように三本に分かれたもの。雷を操る。不動明王はこの三鈷杵の先が伸びた剣を持っている。
- なるほど。∋─∈こういうことか。
- 真ん中の刃が完全に剣の形なんだな。
- では、真ん中が伸びて剣になってもらおうか。
- しかし不動明王の剣が同じとなると牛機と被るか？
- いや、待てよ…。
- 深月は神楽舞を舞うので剣先鈴を持っている。
- 【鉾先鈴／剣先鈴（ほこさきすず／けんさきすず）】
鍔付きの短剣のような形状をしていて、鍔の部位に6個、または8個の鈴が付いてい。これは三種の神器を模したものであり、鉾は天叢雲剣、鍔は八咫鏡、鈴は八尺瓊勾玉とされる。柄の端には5尺から6尺の五色の鈴緒が付けられる。
- 神仏習合させて、剣先鈴と三鈷杵を合体させた武器でもいいかもしれない。
- 深月本人は剣先鈴を常備している。
毘羯羅大将は三鈷杵を持っている。
→ヴィカラーラになるとこの二つが合体して、三鈷杵の真ん中が伸びて剣の形になり、刃の根元が柄みたいに円盤状になって鈴がつき、五色の鈴緒は物理でなくエフェクトみたいな感じで長く軌跡が伸びる。
- 三鈷杵って魔女っこスティックっぽい感じもする。
- ティガの変身アイテムっぽくもある。
- 属性が「水」と「風」って事は、氷雪系攻撃が可能な気もしてきた。
- 「極寒の地に住まう古の神々よ！我に力を与えよ！言葉は氷柱、氷柱は剣。身を貫きし凍てつく氷の刃よ、今嵐となり我が障壁を壊さん！エターナルフォースブリザード！！」
- 12機中、最小最速最軽量。
- そしてやんごとなき方が乗られる。
- ということで、機体は高貴な感じで。氷雪魔法系神聖機体。
- 機体サイズは15mくらい。
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