◇ とある島にて。 ◇
やっぱ癒しって言ったらナミさんとロビンちゃんをおいて他にゃあねぇだろう。
麗しの美女二人の為になら、俺は空だって飛んで見せるとも。
レディのために尽くして尽くして尽くしまくる。
これこそ騎士道。
レディのために尽くすこと。これに勝る癒しはねェ。
そしてレディが俺にほんのちょっとだけ向けてくれる笑顔。
その麗しの笑顔こそが何よりも癒しだ。
あのバカ剣士はそこんとこがわかってねぇんだよ。
レディとは尽くして褒め称えて崇め奉る存在なんだっつーのに、あのくそばか剣士と来たら、ロビンちゃんをいつまでも敵視してたり、ナミさんに無礼な口を利いたり、なっちゃいねぇ。
武士道ってのはあれか? レディを粗末に扱っていい道なのか? そりゃどうよ。
で、レディに次いで癒しといえば、やっぱチョッパーだよな。
なにしろ、もふもふだもんな。
あのもふもふは最強だよ。
さすが鹿だよな。や、タヌキだったかな。
とにかく、ふっかふかだ。
チョッパーのあのふっかふかにはさすがの俺もかなわねェ。
そこんとこはクソ剣士もわかってると見えて、あの横着者がチョッパーを洗うのだけはこまめにやるよな。
潮風ですぐべったべたになってひっからまっちまうのを、クソ腹巻は意外と丁寧に洗う。
うん。ほんとに意外なほど丁寧なんだ。
まあ、頭の上っからお湯ぶっかけて流したり、基本は大雑把なんだけど、洗うときはちゃんと洗ってやってるし、シャンプーしたあともちゃんと、リンスだか三倍頑張るファーファだかで仕上げまでしてやってる。
意外と世話好き、なのかな。
まあ、そういうとこは認めてやってもいい。
なにしろそうやって仕上がったチョッパーはとびっきりふわふわもこもこでほんのりフローラルだからな。
ただ乾かすのとか結構時間かかるんだよな。チョッパー。毛ぐるみだから仕方ねぇけど。
一度、長っ鼻がチョッパーの為にドライヤー作ろうとして失敗してちりちりパーマになったこともあったしな。
ウソップもなぁ。手先が器用なんだか器用じゃないんだか、実はよくわからんよな。
役に立つもんも作るけど、役に立たねェもんもよく作る。
意外と俺たちに隠れて処分してる失敗作とかかなり多いんじゃねェかな。
でもまあ、あいつのああいう頑張ってるところはいいよな。
素直にすげェなあって思う。
なんだかんだでクルーん中で一番頑張ってんじゃねェかな。
気遣いとかもすごく細やかだしな。
ああいうとこ、癒されるっちゃ癒されるかも。
俺とクソ緑がケンカした時とか、真っ先にとめに入るのあいつだもんな。
まァ、船壊れないようにかもしれんが。
それに、なんといっても狙撃の腕は天下一品だと思う。
エニエス・ロビーであいつが海軍の旗パチンコでぶち抜いたときは、まじ漏らしそうなほどぞくぞくしたもんよ。
あの狙ったもん外さない腕はすごいよな。
実のところ、俺はあの長い鼻に秘密があるんじゃないかと思ってる。
あの鼻でな、照準を合わせてんだよ、きっと。
あれ斬っちまうときっと狙い合わなくなんだぜ。まじでまじで。
もしかしたらアンテナとかにもなってっかもしんねぇ。
なんか受信すんだよ。なんかこう、宇宙の電波とか。
マリモくんもウソップみてえに鼻長くしたら、あの救いようのない方向音痴がちったあ直るんじゃねェかな。
マリモの方向音痴は酷すぎる。
生態? 生態なのか? 世のマリモはみんな方向音痴なのか?
あ、思い出した。
方向音痴のくせにあいつはエニエス・ロビーでは俺より早く着きやがったんだ。
あれは自分の目を疑ったぜ…。
もう力抜け抜けになったね。
力抜けるといえば、ルフィはあのギアとかって技、大丈夫なんかな。
なんで使った後ミニマムになるんだ?
どういう原理なんだ?
まぁ俺達の船長だからな。心配だけど心配なんかしてねぇけど。…我ながらどっちなんだ、俺。
ルフィ、腹減らしてねぇかなぁ…。
あいつの食ってる顔見てェなー。
作り甲斐があるって言うか、ほんっとうまそうな顔で食ってくれるんだよな。
料理人冥利に尽きるよ。
つまみ食いとかされると殺意が沸くが、俺の作った料理を食ってるルフィは癒しかもしんねェ。
うん。かなり癒される。
うまいとかすぐ言ってくれるしな。
好き嫌いもねェし。
ガキみてぇなんだけど、でもルフィが食卓にいるのといないのとじゃ、張り合いが全然違うのも事実なんだよな。
アホ剣士も好き嫌いはねぇし残さねぇけど…、うまいと言った事もない。
それどころか、「飯作るのがてめェの仕事なんだからしっかり作れ」と来たもんだ。
お前に料理を作ってくれる人間への感謝はねェのか!?
テーブルについたら2秒で飯が出てきて当たり前ってお前はどこの関白亭主だよ。
何出しても何出してもうんともすんとも言わないで食ってやがる。
どうよ、それ!? 何様!?
海水パンツのチンピラ親分だって「うまかったぜ、マユゲのお兄ちゃん」くらい言うぜ!?
つか、フランキーもなァ…、あの海水パンツどうにかならんか?
海水パンツ一丁って。
寒くないのか?
サイボーグだから寒くないのか?
つか、あいつの体の仕組みはありゃどうなってんの?
サイボーグって言われて、「へーーー」って納得したような返事はしたけど、実のところ、何でそれがアリなのか良くわからない。
何でもありだなグランドライン!とか思っちゃったりした。
だって冷蔵庫付きの人間ってちょっとすごい。
あ、サイボーグだから人間じゃないのか?
人間じゃないから平気なのか?
腹の中、冷蔵庫なんだぜ!?
や、便利だとは思うけど!
実はちょっとときめいちゃったりしたけど!
まぁそのときめきを癒しって言ったら言えなくもないのかもしれない。
稼動型冷蔵庫だもんな。
新鮮なものを新鮮な状態のまま運べるってこったろ。
すごくね? それってすごくね?
あの海水パンツさえどうにかなったらつれて歩きたいほどだぜ。
でも海水パンツ一丁だもんなあ…。
なんか…羞恥心的に、それどうよ。
パンツ一枚って。
あァ…まぁ…かろうじて上に一枚引っ掛けてたな。アロハみてぇなシャツを。
でもさ、なまじっか上にシャツなんか着ちゃってるから、下がパンツ一丁だとハレンチ感が増すんだよ、なんか。
変態っぽい通り越して、ド変態にしか見えねぇんだよ。
まぁな、まぁな、うちの海賊団、服装のことはどいつもこいつもあんま言えねぇけどな?
俺だけだよ。まともな服着てんの。
船長からしてベストと膝丈ズボンと草履だよ。そんで麦わら帽子だよ。
ルフィとフランキー並んだら、まんま田舎の夏休みだよ。
海水浴場によくいる光景、みたいになるよ。
あ、もちろんレディ二人は別さぁ〜♪
ナミさんもロビンちゃんも、いつでもどこでもエレガントでキュートでトレビア〜ンでエクセレンツッだもの〜。
それにチョッパーも、まぁ…ぬいぐるみだもんな。あれでいいだろ。
ウソップはそういや意外とおしゃれさんなんだよな。あれで。
結構コーディネートとか考えてるみたいだしな。
…そうだよ、アレに比べたら全然ウソップなんておしゃれだよ。
バカマリモに比べたらさ。
最悪はあいつだよな。あの腹巻。なにあの腹巻。どこで買うのあんな腹巻。
緑だよ、だって。
腹巻ってさ、普通、もっと目立たない色してなかったっけ。
白とか肌色とかさ。
それにさ、それにさ、腹巻って、夜寝るときにつけるもんだよね?
昼間、外出時に腹に巻くもんじゃないよね?
外出時に腹に巻くんなら外から見えないように服の下に巻くんだよね?
基本、肌着扱いのはずだよね?
ねェ違う?
俺の認識が間違ってる?
なんかさ、この海賊団いると、いろいろそれまでの認識とか価値観とか、根底から覆されるようなこと、よくあるんだけど、腹巻に関してもそうなの?
でも俺、外出時に服の外に腹巻してる奴なんて、うちのサボテン君とバカボンパパしかしらねぇぞ?
や、むしろ二人もいるんだからもはやマジョリティなのか?
違うよね、腹巻外巻きはマイノリティだよね?
はらまきそとまき。早口言葉みたい。
でも、はらまきそとまきは少数派だよね?
…なんかちょっと自信なくなってきた。
その点、ブルックは偉いよ。
スーツだもん。ちゃんと。骨だけど。
食い方汚ねぇけど、食うときはナプキンつけるんだよ。ちゃんと。骨だけど。
ナミさんにセクハラかましやがるところは捨て置けんが、ほんとにスカートめくったりはしないからぎりぎり紳士だ。骨だけど。
でもあのピアノは良かった。
音楽家いるとやっぱり宴会のときの盛り上がりが全然違うよな。
サニー号にピアノはないけど、できたらピアノ入れてさあ、食事のときもピアノ聞きながらとかいいよな。
ピアノいいよ、ピアノ。
音楽はやっぱり癒しだよな。
やっぱり心を癒してくれるのに音楽は欠かせない。
あーでもどっかの剣士はまったく音楽に趣を持ってらっしゃいませんでしたね。そういや。
ちったぁ宴会のとき率先して歌ってみろっつうの。
いーっつも飲んだくれてやがって盛り上がりに欠ける奴だな。
つか、あいつあれだろ、音痴だろ。実は。
すげぇいい声してるのに、音痴。ははは。
脳みそまで筋肉で埋まってっから音感が入る余地がないんだな。
ビンクスの酒みんなで歌ったときもあいつは参加してないだろ、ルフィが音楽家を仲間に入れるぞーって言ってたときもすかした顔してやがったしな。
だめだねぇ、脳筋マリモは。
もちっと筋肉ばっかりじゃなく、右脳も鍛えてみろってんだ。
右脳でバーベル持ち上げるとかさあ。
右脳立て伏せするとかさあ。
…つかあいつ、今どうしてんのかな…。
あー…。
やべぇな…
俺、やべぇ…。
今すごく、あいつに会いたい。
ごめん、ナミさん、ロビンちゃん…
俺の女神達より、俺は今、あのクソバカマリモ剣士に会いたいみたいだ…
ゾロ……。
会いたい。
俺、お前が恋しいよ。
恋しくて恋しくてしかたない…
今だから言えるけど、お前の男らしい生き方、俺ほんとは誰よりも認めてた。
お前が懐かしい…
お前に会いたい…
つかまじ、お前に会いたい。
お前に会って癒されたい。
心の奥底から癒されたい。
そうだ…
俺の本当の癒しはお前だったんだ。
こんな事になるまで、お前の大切さがわからなかったなんて。
バカだろ、俺。
お前の腹巻きのことも、何度もバカにしてごめん。
でも、今なら言えるよ。
お前の腹巻き、かっけえよ。
かっけぇ。
どこから見てもかっけぇ。
誰が見ても男だもん。
もしもう一度、お前に会うことができたなら、その時はもう絶対に、お前のそのありえねぇほど野暮ったい腹巻も、しまむらで買ったのかって聞きてぇようなジジシャツも、バカにしたりしない。
男ならではだもんな。
漢。
そう、漢だ。
お前みたいな男の事、漢って言うんだよな。
ゾロ、ゾロ、会いたい。
会いたいんだ。
そして俺を殴ってくれ。
そうでないと気が狂いそうなんだ。
何かが根底から揺らいで来そうなんだ。
なぁ、ゾロ。
お前ならわかってくれるよな?
俺達みんな、越えられない壁を越えて旅をし続けてきた。
でも、越えちゃいけない壁も存在すると思うんだ。
っていうか、超えようとかそういうことを思う時点で間違ってるって事あるから!
だってそうでしょう?
男は何をどうしたって男でしょう?
いや、ナニをどうにかしたらどうにかなるかもしれんが、それは人としてダメだよね!?
男のナニは大切よね??
いや、大切だろ???
お願いゾロ。
頼むからここに来てそう言って。
お前らその壁は越えるな、って言って。
そして俺をここからつれていって。
どうか俺を助けてください……。
俺は今…地獄にいます……………。
ゾロ。
女装してない男が見たいです……………。
今はナミさんやロビンちゃんさえ疑ってしまいそうだから二人には怖くて会えません…………。
俺は今日、この島で誕生日を迎えました……………。
Happy birthday ……俺……………。
カマバッカ島にて。
END.
2009/02/22
◇ 作者コメント ◇
涙なくしては読めない感動巨編ができあがりました。
◇ 千腐連コメント ◇
玉:涙なくしては読めない感動巨編です
フカ:カマバッカー
きぬ:バッカー
きぬ:途中ちょっと喋りがカマバッカになりかかって(笑
きぬ:危うく戻ってくるサンジちん
フカ:ゾロに会いたくて会いたくてしかたないサンジ
フカ:純情物語
きぬ:最初はさ(笑
きぬ:何を語っても結局ゾロについて喋ってしまっているサンジ、というのかと思ったんだ
きぬ:それがまたあなたなんという超感動巨編
玉:や、実は途中までそのつもりだったんだ
フカ:そのつもりだったんだ!w
玉:気がついたらああなってた(笑)
きぬ:さすがだな、たま
きぬ:かわいそすぎだ、サンジ(涙
フカ:かわいそすぎだ、、、ほんとにサンジ
玉:だってまだ帰って来れないんだもの、サンジ
きぬ:サンジ…(涙
玉:今日(2/23発売)のジャンプ見た?
きぬ:見たー
きぬ:なんか表紙にすっごいかわいこちゃんうつってた *1
フカ:うん
玉:うん。かすかな補給
フカ:今日のコミックのヤギ?だっけ?あれはカマバッカ島とは別物かなぁ
きぬ:別物っぽいよね<ヤギ
きぬ:カマバッカでUFOは探さないだろうしなぁ
玉:別物でしょう。カマバッカであんな笑顔は無理無理
きぬ:カマバッカの女王になりかわり、サンジがカマバッカの女王になってたらいいのに
きぬ:絶対お笑い系の女装させられそうだ
玉:や、むしろ
玉:いまごろトイレとかに閉じこもってすすり泣きしてそうだ
玉:んでドアの外にはたくさんのおかま・・・・
きぬ:「開けなさいよーぅ!」「開けなさいよーぅ!」って
玉:「でてきなさいよーう」とか「はずかしかりやさんねーい」とか・・・・
きぬ:ドンドンドンドン!
玉:そうそう
フカ:篭ってると、下からハサミもった手が出てきたりね
玉:ぎゃー!
きぬ:ぎゃー
玉:それってなんてゆうクロックタワー
きぬ:どんな怪談
フカ:そんなもん、つけてるからいけないんじゃないのっ
フカ:貴女は女王になる身、さっさと切っておしまいなさい!って。
フカ:にょってハサミ。
玉:え、
きぬ:にょって
玉:ででででででででででわ、あそこのひとたちわ
きぬ:にょっ
玉:みみみみみみみみみみなさん、ちょっきん?
きぬ:ちょきん
フカ:や。そこはさ。
フカ:自主性に任せてるのよ。本当は。
玉:おお
フカ:だけど、あんまりにも思い切りが悪いサンジに業を煮やしていっそ、切ってしまえば思い切りがよくなる!と。
フカ:側近候補のおねーさまが
玉:わーあ
きぬ:いーやーあー
玉:サンジってさ
玉:ほんっと・・・
玉:強気でケンカ売ってくる相手には強いのに
玉:「あなたもいらっしゃいよーう」みたいな柔らかく来る相手には弱いよね。逃げ回るしかない
フカ:そうそう
きぬ:うん
フカ:根っこのところが人がいいのよね。優しい
きぬ:基本的に優しいからね
きぬ:プロフィールにもそう書いてある
玉:だからゾロには強気なんだよな
きぬ:うん
フカ:うむ。ツンデレ。うふ。
きぬ:うふ
玉:ゾロがツンデレなのかもしれん・・・
フカ:ゾロがツンデレ
フカ:あぁぁーなんかそれも納得するー
きぬ:なんかサンジがいじけたら
玉:ツンに対してはツンを返し、デレには逃げ回るサンジ
玉:かわゆす
きぬ:ちっ、とか言いながらもなんかこう…うふ
玉:デレを返せばいいのに(笑)
きぬ:返したら、ちょん、だわさ
きぬ:女王決定だわさ
玉:あああああ
フカ:あああああああ
玉:あああああああ
フカ:喉をゴンゴンたたきながら、あああああああああああ
玉:ねぇ、わしのこめなんかもうこんなもんでいいよ
きぬ:なめこ?
玉:いいよもう
フカ:逃げたな。(笑)
玉:いいってば(笑)
きぬ:逃げんなよぅ(がしっ
玉:いいってばあああああああああああ
きぬ:ゆっくりしてけよぅ
玉:しないようー
フカ:げしっ、どしっ、ずぼっ
きぬ:しろよぅー
玉:いそいでるんで、また!
玉:急用
きぬ:待て待て、まあ待て(がし
玉:きゅうようが!
玉:急な用と書いて急用が!
フカ:自分のコメって嫌だよねぇ。
玉:やだ。
玉:しかも今回一番乗りコメ
玉:あーやだやだ
玉:背中に髪の毛一本入っちゃったみたいむずがゆい
きぬ:少し待てよぅ(手足縛り縛り
きぬ:ゆっくりしてけよぅ(猿ぐつわかませかませ
フカ:きむこ、よっぽど沢山突っ込んで欲しいらしいな
フカ:自分の時
きぬ:え…
フカ:私はいい子だから、もういいことにするもん
きぬ:あ
きぬ:え
きぬ:そんなつもりじゃ…
きぬ:ねえ、たまさん?(いそいそ
玉:なによ
きぬ:あら、手足縛られてますよ?お外ししましょうか?
玉:きぬこのときはいじめてやる
きぬ:あらあらあらあら
きぬ:ん?
きぬ:あら、それならさーあ
玉:メモっとこ( ..)φメモメモいーじーめーまーす、と
きぬ:私、自分の投稿作品落とせばいいんじゃナーイ?
きぬ:「出来ませんでーしーたーあ」って
玉:それはそれでいじめるよ
きぬ:う
玉:ねちねちいじめるよ
きぬ:うううう
フカ:落とすんだ。へぇー
きぬ:あー…あ?
フカ:私も間に合うように頑張ってるよっ
きぬ:あふん
玉:ほーらきぬさん、フカさんの目を御覧なさい
きぬ:が、がんばるよ!
玉:この冷たい目を
きぬ:ガクガクブルブル
フカ:でもね、なんか私”も”、ゲテモノ系なんだ。 *2
きぬ:わっ
玉:あれ?
フカ:海賊短編。
フカ:ゲテモノ系
玉:ゲテなの、色物じゃなくて
きぬ:キワモノとは違うのね?
フカ:うん。ゲテゲテ。みそっぱ
玉:わーあ
きぬ:わーお
玉:楽しみ
きぬ:楽しみ
フカ:や、短いから。ほんと。
フカ:きぬさんは?
きぬ:…
フカ:パラレル?海賊?
きぬ:パ…いや…かいぞ…ええと…
玉:コメディ? シリアス?
きぬ:コメディ…っぽい…シリアス系…みたいなー…
玉:短編?長編?
きぬ:短い…かな…?中編…とか…
フカ:おぉー、紅ちゃんのより長いんだねっ!
玉:まああっ
きぬ:若干…こう…
フカ:一番長くなるんだねっ!きぬさんがっ!
きぬ:えええええええええええええええええええええええええええええええええ?
玉:すばらしい!
フカ:すばらしい。
きぬ:おろおろおろおろ
玉:きぬさんに期待
フカ:期待ー期待ー
フカ:楽しみー
玉:超楽しみー
※注釈※