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GOLD FISH/きぬこさんがふざけて書いた小説に

赤い靴/丘だいばーさんがふざけて挿絵をつけ、

それを更に、桜海星/柴丸バーニーズさんが漫画化しやがった、

「女装少年ゾロ(仮」(笑

 

 

 

女装少年ゾロ(作/きぬこさん)

 

切れ長の瞳は琥珀色で、綺麗な柳眉は不機嫌そうに顰められていても、充分に美しい。

何か武道をしているらしい良い姿勢のまま、街角に立って誰かを待っている。

近頃の女子高生のように、細ければいいというようなむやみな細さではなく、美しくなめらかな筋肉ののった俊敏そうな若木のような肢体。

すっと通った背筋と冷たくも見えるその視線が、彼女を近寄りがたく見せていた。

この美しい少女が、まさか女装した少年だと思う人間はいまい。「まるで鋭い刃先のような、凛とした強烈な印象を持つ少女」と見るだろう。

その瞳が誰かを捕らえ、ほんの一瞬だけ微笑む。

氷の彫刻が輝くような、そんな微笑。

それを目にした男は、その視線に逆らう事などできなくなる。

それが、彼女のいつもの手。

 

路地裏や雑居ビルの外階段の踊り場で、馬鹿な獲物が彼女の短いスカートの中に手をしのばせようとした瞬間には、もう既に意識はない。

最小限の動きで彼女の手刀が振り下ろされ、愚かな男の体がコンクリートやアスファルトの上に沈む。

あとは簡単だ。

ポケットや鞄から財布を抜いて、万札だけを取ると後はぽんと放り投げておく。

うずくまる男には目もくれない。

 

そんな毎日の中で、獲物に選んだ金髪の男の反撃にあった。

金髪と青い目。

強い男。

 

互いに唇の端だけをつり上げて笑い、その瞬間に二人は共犯者になった。

 

丘さんのイラスト

 
し、柴さんのマンガ…

 

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