ロ:
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トゥルトゥルットゥトゥ、トゥトゥルルル〜、お料理BANG・BANG〜! |
ダ: |
ご機嫌ですね、ロップルくん。でも一人でBANG・BANGしててむなしくなりませんか? |
ロ: |
あ、先生。いらしてたんですか。 |
ダ: |
何となくね、暇だったものですから。何を作っているの? |
ロ: |
『ラングスティーヌとホタテ貝のブロシェット』ですよ。 |
ダ: |
ああ、海老の串焼きね。 |
ロ: |
『串焼き』だなんて泥臭い!僕らはポストモダニストなんですよ。爽やかに『ブロシェット』と言ってください。 |
ダ: |
あらまあ、私たちはポストモダニストだったんですか。それは知らなかった。 |
ロ: |
いや、僕もよくわからないんですけどね。先生、ポストモダンって何を指している言葉なんですか? |
ダ: |
相変わらずお馬鹿さんですね、君は。ポストモダンに定義があるわけがないでしょう。 |
ロ: |
あらま、そうなんですか。 |
ダ: |
そうですよ、だから何でもかんでもポストモダンなんです。 |
ロ: |
簡単ですね。 |
ダ: |
そ、簡単なんです。ですから何かやばいことやっちゃったときはポストモダンのせいにすればいいんです。 |
ロ: |
ほうほう。 |
ダ: |
たとえば、極端な話、きみが学校でウンコを漏らしちゃったとするでしょう。でもウンコを漏らさないことが善で、ウンコを漏らすことが悪だなんていう明確な価値尺度がなくなった状態がポストモダンなんですから、全然平気です。鼻歌歌いながらポストモダンのせいにしなさい。 |
ロ: |
先生!何となく勇気がわいてきました。これから学校へ行って一花咲かせてこようかと思います!(ブリブリ) |
ダ: |
よぉし!行ってこぉい!ぶくぶくに肥えきった資本主義者どもの度肝を抜いてくるのだ!(ブリブリブリ) |
ロ: |
マンセーェェエ!(ブリブリ) |
ダ: |
マンセーェェヘヘェ!(ブリブリブリブリ) |