多分、ゾロはサンジを抱きしめるな。
なんでかっていうと、言葉が出てこないからな。
言葉でサンジをどうすることも出来ないからな。
サンジは言葉が巧みだから、言葉でもってゾロの内に刺激を与える事ができるんだけど
ゾロはサンジほど上手には言葉を操れないから、態度で反応するんだな。
多分、ゾロはサンジを抱きしめるな。
そしたら、サンジは驚くんだな。一瞬、言葉に詰まったりするな。
そこで、ゾロは「こうして欲しいように見えた。」とか憎たらしい事をぬかしやがるな。
サンジは「何考えてんだ。」とか口では悪態ついててもその腕を振り払おうとはしないんだな。
それが答なんだな。
ゾロもわかってるんだな。黙ってるんだな。
・・・・っての、希望。
以下の文はある方の「たわごと。」をコピーしたものなんだな。
ロロはひとりだけあっさりしてるのね。薄情とは違うけど。
とあるサイトさんで云ってましたが、やっぱり別離に慣れているんですね。
そう思うとちょっとロロが可哀相だったり。
いや、本人は何とも思っていないのでしょうけれど。
そういう部分を切り捨てて生きてきた人なんだなぁと思うと、ちょっと。
・・・・多分、サンジはゾロを抱きしめるな。
私が思うに、ゾロには「寂しい」っていう感覚が無いんだな。
命を捨てて、さすらって生きて来た彼には「帰る所」も無いんだな。
「寂しい・・・って、どんな気分なのか、わかんねぇな。」とか、ぬかしたりしそうだな。
それが、どんな意図で発せられたにせよ、本気でゾロにはわからないんだな。
生きるために「寂しい」を自分で封じ込めてしまったのか
あるいは、先天的に人としてのヤラカイ部分が欠落しているのか。
ゾロ自身がはっきりしていないので、サンジが知る由もないんだな。
ただ、サンジはそんなゾロを抱きしめずにはおれんのだな。
こうして。
「寂しい」と共に人生を歩んできたようなサンジが
ゾロと出会って、「安らぎ」を覚えるように
ゾロはサンジと出会って「寂しい」を覚えるんだな。
・・・っての希望。
ゾロを抱きしめるサンジ↓
何度でも活用します。人様の絵を！！