夜弥日記
〜夏レポへの道〜


夏レポではレポートという形を意識して、夏コミやメリーの雰囲気を伝えることを
目的にして写真を選んでいます。文章もシンプルにしていますが
自分の思い出を後から振り返るために、ダラダラと文章を書くページも
作ろうと思いました。ここはレポートではなくて私の個人的な日記になります。


≡ 夏コミ準備 ≡

夏コミレポートも3回目になります。ビッグサイトの前でロロノア特派員を撮影する絵も芸が無いと思いまして何か小細工をしようと思いました。そこでイベント帰りを彷彿とさせる紙袋を作ろうと思いました。どうせなら架空の紙袋ではなくて、実際に夏コミで配布されているような物が面白いと思いました。しかも多くの人が目にするような紙袋ならなお良い、と私の心の中でドリームが広がりました。
自分でも無謀だと思ったのですが思い切ってプロペラ式の染谷ルイさんにメールを送りました。包み隠さずに「ロロノア特派員が持つ紙袋を作りたいので夏コミの紙袋のデータをください。」とストレートな感情表現です。
丁度、ゾロサンオンリーイベント「プレジャービーツ」が終了した時期で、イベント後の残務処理や企画本の通販、それにご自身のサークルの夏コミ準備で超多忙であるにも関わらず、快いお返事を頂きました。

紙袋のデータをどのように印刷会社に入稿されているのかわかりませんが、私が頂いたデータはこのように紙袋を作りやすいように展開図になっていまして、しかも!ロロノア特派員のサイズを見計らって縮小された物でした!

超・感・激!!

データをもらったら光速で紙袋作成に取り組みました。
それは8月8日の出来事でした。
ちょうどアニメの200話が放送された日です。
その日の私はアニメそっちのけで紙袋作成に奮闘していたのです。そのためにアニゾロ作業が遅れて、8月28日の今になっても取りかかれていないという思い出深い紙袋サンデーです。

これが試作品です。
紐は黒で平たいと教えて貰ったので、なるべくそのようになるように紐を選びました。ほつれてはいけないのですが、縫うとごつくなってしまいますし、かといって丁度よい幅のリボンも持ち合わせていません。
そこで、薄手の黒い布をボンドで張り合わせて作ることにしました。爪楊枝でボンドを均一に塗るという細かい作業です。

私の努力の甲斐あって、実際の紙袋のイメージにかなり近付きました。
紐は2本つけるとロロノア特派員の肩に下げる時にかさばるので1本にしました。

これが完成品です。
試作品との違いは大きさです。
試作品は実際の縮尺に近いので、ゾロが紙袋を持つとこんな感じになるはずです。ゾロは体が立派な男性なので、女性が持っているよりもほんの少し紙袋が小さく感じられます。そこも萌えポイントです。
しかし、写真をサイトにアップする事を考えれば、紙袋を持っているのを解りやすくするために紙袋はもう少し大きい方がいいと思って、少し拡大して作りました。
ゾロの右手の位置から、紙袋の大きさの違いが伺えると思います。

若竹で「ゾロの指を切った方がいいですか?」とアンケートをとりました。そのおかげで、夏コミで会った何人かに「ゾロの指、切った?」と聞かれました。

なぜ、指を切ろうと思ったかと言いますと、このように、紙袋を指にはさんで安定させようと思ったからです。しかし指を切っても指の位置の関係で紙袋を挟むには少々無理がありましたので、ゾロの指切りプロジェクトはグダグダに終わりました。

アンケートに答えてくださった皆様とは、交流を図れたので結果オーライです。


≡ ビッグサイト撮影編 ≡

夏コミレポートでは、事前に「こんな写真を撮ろう」とある程度決めておきます。あてずっぽうに写真を撮ってしまうと、後でテーマ毎にレポートを書くのに苦労するからです。
今回は、オタク仕様になっている「駅」での撮影を予定していました。しかし夏コミ当日にそんな事をする余裕があるのか、ととても不安になりました。そこで、前日の夜に撮影することにしました。心細いので早乙女さんについてきてもらいました。

夜8時頃の国際展示場駅です。
誰もいません。外も人が少なかったですが、「徹夜組」らしきグループを1組だけ目撃しました。
「お仕置き」と称して写真をサイトに載せようかと思ったのですが、逆ギレされてボコボコにされたら恐いのでやめました。

買い物のために入ったコンビニで、興味深い光景を目にしました。カタログのマンレポでは知っていましたが、本当におにぎりがこのように並べられているのを目の当たりにすると、少しの感動を感じます。レジ付近には夏コミワゴンが特設されていて、ヒヤロンやタオルなどが山積みされていました。
丁度コンビニに行く前に同じホテルに泊まっている友人から「カッター買ってきて!」と電話が入りました。これもまた夏コミ前の風情だと思いました。

夜のビッグサイト

嵐の前の静けさ


≡ 東京滞在編 ≡

夏コミ後の飲み会でロロノア特派員は大人気で撮影大会が開催されました。この飲み会はゾロサンの人ばかりだったのでプロペラ式さんの紙袋も大人気でした。
わかりにくいですが、ロロノア特派員が手に持っているのは夏コミパンフです。

こんな風にレポートとは関係ない普通の写真もたくさん撮りました。これは汐留の写真です。

夏コミ直前に早乙女さんのパソコンが故障して、早乙女さんはかなり凹んでいました。過去のデータが全く残っていないことの悔しさを語っていました。「デジカメの写真もハードディスクに保存したままで消えちゃった」と寂しそうでした。そこで私は「また新しく思い出を作ろうよ!」と青春みたいな事を言って、2人で風景の写真をたくさん撮りました。

しかし、私は夏レポと関係ない写真はあとで整理する時に邪魔になると考えて、レポート作成をより短時間でこなすために、夏レポと関係の無い写真は新幹線での移動中に全部削除しました。

走り続けるというのはこういうことなんだ。

夏コミで、知り合いからデコレのグッズをもらいました。
デコレとはジャンプの巻末で尾田っちが「可愛い」とコメントしていたシリーズです。このデコレを私が可愛いと日記で書いたのを覚えてくれていたのかも知れません。

嬉しくてホテルで写真を撮りました。
カードスタンドで、テントウ虫の先がクリップになっています。

この動きに何の意味があるのかよく解りませんが、
親きのこの中にクリップを入れておく事ができます。
会社で使いたいと考えているのですが、今、私の部屋がえらいことになっていて、このグッズがどこに埋もれているのかわかりません…。

後ろに見えている紫色はソファです。今回泊まったホテルは内装がモダンで宇宙的なクローゼットとか、ツッコミどころ満載だったのですが、オープンしたてということで、不手際が目立ちました。快適とは言い難いホテル生活で、そのことで早乙女さんはとても不機嫌になっていました。
不機嫌な早乙女さんを初めて見ました!


≡ ゴーイングメリー号編 ≡

原作でメリーがもう走れないとわかってしまって、メリーを見るのはとても切ないです。去年もメリーを満喫しましたが今年は思い入れが違います。ゆりかもめ沿線のホテルに泊まりましたので、何かとメリーを目にする機会が多く、遠くから眺めるメリーにも色んな思いがかけめぐりました。

ゆりかもめには夏コミの人達の他にお台場冒険王の人達も乗ってますので、そんな人達の会話にメリーが出てきます。特にパンピーな人達の会話が新鮮で、あらためてワンピースの人気を実感しました。
小さい子供が「ワンピースの船乗りたい!」と言ってたり、お母さんが子供に「ゴーイングメリー号だよ〜」と説明したりしていました。どうやら「メリー」と呼ぶのはオタクだけのようです。

メリーに乗っているカップルも多くみかけました。彼氏が彼女に「バラバラになる能力のピエロみたいな奴」と、バギーを説明していました。彼女が彼氏の影響でワンピースを読み始めた様子を想像して心温まりました。
体育会系の学生っぽい男性3人組がメリーの写真を楽しそうに撮っていました。私と一緒にいた友人がその男性達に「写真を撮って欲しい」と頼まれました。友人が「船も入るように撮るんですか?」と聞くと「当たり前じゃないですか!何のためにここにいると思ってるんですか!」と強く訴えていました。とても楽しそうでした。その男性達はとても日に焼けていました。後に残ったのは「私達って白いよねー。」と夏コミを明日に控えたオタクの女が4人…。

夏レポ用の写真は人が写らないように心がけましたが、普通に写真を撮っていれば、このように必ず人が写ります。
メリーがたくさんの人に愛されていることがわかるので、人が写っている写真は個人的には好きです。

尾田っちが多くの人に夢を与えているのはもちろんですが、大きな経済効果をもたらしていることも実感して、感慨深くなったりもしました。

夏レポのために、色んな場所でロロノア特派員の撮影をし、たくさん恥ずかしい思いをしてきましたが、メリーの中では堂々とふるまうことが出来ました!(それもどうかと思いますが)
メリーに乗ってる人はみんなワンピースが好きで、メリーのクルーで仲間で…という一体感を感じることができました。そう思ってるのは私だけで、やっぱり私の挙動は不審だったのだろうと思える証拠写真をどうぞ。

雑踏にまぎれるロロノア特派員を撮影しようとして失敗した物です。ウェイバーに乗ってる子供や、バラティエ特製セットメニューを持っている親子などの姿がとても楽しそうです。
左端に写っている頭にタオルを巻いたお兄ちゃんはなんとなくこちらを眺めているだけですが、右の方でこちらを見ているカップルは真顔でした。不思議そうに目を見開いていました。彼女が彼の腕をしっかりと掴んでいる様子はまるで恐ろしい物を見ているかのようです。

本当にすいませんでした。


最後に、
夜の有明や新宿の路地裏についてきてくれたり
一緒にメリーを追いかけて走ってくれたり
荷物を持ってくれたりした早乙女さん、アリガトー!!



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