未明 | SURLENT * SION | |
『虚空より来たる者』という、 いずれ私達が闘わなければならない相手のこととか。 昨日こんな事があった、なんていう、とても他愛のない話とか。 とりとめのない話をするうちに、シオンさんは子供のように、 座ったままコクリコクリと船をこぎ出す。
「シオンさん、もう休みましょうか」
『ほら、こっちで休んで下さい』
いつもはソークと二人で暖めているベッド。
「シオンさん、起きて下さい。あと少しですから」
もう、すやすやという穏やかな寝息しか返してこないシオンさんに、
思わず溜息が漏れる。
そう、これは全て計画通り・・・。
ソークの留守。
否・・・・・。
彼が好んで飲む種のアルコールに、味を邪魔しない程度の希薄な睡眠薬を落とし込む。
そして今腕に抱いているのは、力なく無防備に眠るシオンさん。
意識の有無を確認するために、顔を覗き込みながら呼びかける。 「・・・・・・・・・・・・・」
薬が良く効いているらしく、シオンさんからの反応はない。 何度この身体を嬲る様を夢に描いたことか。
「・・・・貴方が、あの男を側へ置いたりしなければ、
私もこんなことはしなかったんですよ・・・、シオンさん」
あの男の、シオンさんを見る、汚れた眼差し。
抱き上げた力無い四肢を、ベッドに横たえる。 「だって、今の貴方は、まだ誰のものではないんですから・・・・・」 下肢を覆うものを剥ぎ取る。
すらりと伸びる、なめらかでしなやかな脚。
そっと絹のような肌に指をすべらせる。
時間は、充分すぎるほどにあるんです。
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サー様、どこまで確認しちゃったんでしょうね~? それは彼のみぞ知る。 キチクへの第一歩。表における程度に、軽く書いてみました。貴女はこんなサー様でも、OKですか? |
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