さて一日が終り二人はおそろいのパジャマでダブルベッドに。
初めてのベッドにとまどいながらも体を休めようとします。
ところが!
天真のいびきが大きすぎて眠ることができません。
眠れない、という頼久のためにしかたなく別の部屋に天真くんは移動します。
すっかりふてくされた天真くん。
一人さびしくシングルベッドに寝るくらいなら、と床にひっくりかえります。
それでもすぐ壁をへだてて頼久がいると思うとせつなくてたまりません。
部屋を移動し、台所の床で高いびきをかくのでした。
つづく