自作小説「REAL」について、登場させるキャラクターを大募集!
下の設定(あらすじ)にびびびっときたら、とりあえずメールください。
元がゲームの企画書であるため、形式もそれに準じたものになっています。
ご了承ください。
主要人物設定
メアリー=ミード 聖女 18歳 女
腕力:18 器用さ:21 生命力:16 知力:25 素早さ:20
物理防御耐性 94
得意:棍・錫杖系、魔法全般(覚えた瞬間から高い)
次代の大神官であり、現大神官の娘でもある。その性格は極めて保守的。教会という閉鎖社会の中で育ったせいか、世間知らずで純情。
ヒトと魔族(未変化)との混血として生まれ、幼い頃より高い精神感応率と魔法適性を示した。しかし、見た目をはじめ魔族としての兆候は一切現れず、本人もその事実に全く気付いていない。長老連を除けば、教会内部でもそのことを知るのは最高権力者である彼女のおば一人である。
その精神感応率の高さから、新たな肉を求める様々な存在にねらわれることに。
ショウ 求める者 年齢不詳 男
腕力:15 器用さ:15 生命力:15 知力:15 素早さ:15
物理防御耐性 50
得意:なし(盾系以外全て0で、盾も多少高いという程度)
よく分からない男。よく分からない性格をしており、時々怖いことをさらっと言ってのける。
少なくともヒト、ではあるようだ。しかし10年近くも同じ容姿を保つ(D・Pイベント「エルの残存思念」)など、ただの人間でないと思われる点も多い。何か大きな目的のために動いているようである。
ちなみに「神」が彼のことを4番目の魔神「混沌」と呼んでいたが、これは誤り。初めの存在ですら彼を把握しきれていなかったようだ。
エル(リリス) 赤い髪の女 16歳 女
腕力:25 器用さ:16 生命力:23 知力:19 素早さ:17
物理防御耐性 89
得意:片手剣系、細剣・短剣系、槍・槍斧系、火爆属性
メアリーとは逆に、見た目から如実に兆候が現れた混血児。性格は攻撃的で、排他的。卑屈に構えて生き延びる魔境人も、それを家畜のように扱う大陸人もどちらも嫌い。
黒妖精族のような容姿のせいで幼い頃からずっと迫害を受け続ける。というより、彼女の誕生そのものが魔境人への迫害の産物であった。自らの出生を呪い続けた彼女の前に突然現れたショウ。「きれいな髪だね。」初めての言葉、自分を初めて
「見」ずに、「視て」くれた、「感じて」くれた存在。
過酷な環境下で育ったため、外見からは想像もつかないほど身体能力が高い。
展開
序章 聖地へ
メアリーはシスター・アンドレア(特殊なし)と共に聖地を目指す。
本山を前に、一行はその地の領主グラチウスの歓迎を受ける。
宴の席、彼の口から聞かされた魔族の噂に驚きを隠せないメアリー。
深夜、領主の変ぼうとメアリー自身に現れた変化。
「救世主」を名乗る少年、ショウとの出会い。
本編第一章 外の世界と異なる存在と
メアリーは世界を知るために各地を回る決心をする。
同行を申し出るショウ(とエル)。
紫王都・青王都・赤王都(・金王都)、そして再び黄王都へ。対応する魔術を使用可能に。
第二章 目覚め、あるいは誕生
「神降ろしの儀」。
だれも見たことのない神などでなく、魔族と契約すれば容易に、しかも確実に力が手に入る。そして、魂を失った依り代から自由に力をくみ出す。
骨と皮だけになりながらそれでも生に執着し続け、そのために代々の大神官を、そして今回メアリーを生け贄にしようとする初代長老たち。
エルの力により辛くも魔族を退けた一行。ショウの特殊が「真名」に。
『僕が、滅ぼしてあげるよ。』 → 止める/止めない
上でショウを止めた → D・P:ショウの内1
神聖魔法が使用可能に。
以降、教会から常時ショウの中へダイヴ可能に(エキストラダンジョン)。
上でショウを止めなかった → D・P:自分の中
暗黒魔法が使用可能に。
メアリーの特殊が「憑依」に。
これ以後、本格的に魔族が敵として登場するようになる。
第三章 神の都目指して
メアリーへの反発を強めるエル。メアリーも又、エルがダークエルフなどでなく、半人半魔の存在であることを知って打ち解けることができない。
そして、衝突。メアリーの必死の説得も逆上したエルには通じない。
幾ら何でも様子がおかしいと気付くメアリー。エルの背後に別の存在?
『手遅れだよ。』 → 止める/止めない(D・Pイベント・戦闘、選択)
上でショウを止めた → 再びショウの中へ、しかし失敗。エルの残存意識に迷い込む。
上でショウを止めなかった → エル(暴走)と戦闘。
勝利後、メアリーの憑依状態に「L(=Lilith)」が追加。
特殊が「交信」であった場合、代わりに装飾品「赤い髪」入手。
いずれにせよエルを助けることはできない。
つのるショウへの不信感。しかし彼は相変わらず今まで通り接してくる。
神殿遺跡の奥深く、転移装置の力を借り、二人はついに神の都へ。
まるで時が止まったかのような美しさをたたえる都市と、それに反比例して無気力な有翼の住人たち。やがて、全ての存在を拒むようにして道を閉ざす門の前へ、いつになく真剣な表情のショウ。
『僕はあなたのことが好きです。あなたは、僕のことを許してくださいますか?』
ここまでの2度の選択で、共に「止める」を選んでいて、なおかつ「はい」を選んだ。
→最終章@ 3つの真実と偽りの世界
その他の場合 → 最終章A 使徒メアリー
最終章A 使徒メアリー
『分かりました。全てが終わったとき、僕はあなたの隣にいないでしょう。』
ただ一人扉の奥に進むメアリー。そこはただ、光、それのみで満たされた空間。
『世界を滅ぼさんと4柱の魔神が動き出した、そのうち「嫉妬」は既に滅びた。残るは「強欲」・「大食」、そして「混沌」。』
魔族の拠点とされる樹海の奥に歩を進めるメアリーとショウ。
「強欲」との激闘に勝利した二人だったが、魔神は滅びの縁で恐ろしい事実を告げる。
『やつはもう動き出した、だれにも止められぬ。』
全てを飲み込み、どこまでも増大を続ける「大食」。
外壁を破壊し、大食内部に進入。
『僕があなたを守ります、だからあなたは精神界へ潜って直接やつをたたいてください。』
→D・P 実質ラストバトル
「大食」を討ち果たし肉体に戻ってきたメアリー、その目にまず飛び込んできたのは、彼女を守る結界の維持に全ての力を使い果たしたショウの姿。
『・・・最後の魔神が「神」のもとへ、僕は大丈夫だから。』
扉の奥で彼女を待っていた存在、魔神「混沌」、それは彼女のよく知る人物だった。
『ごめんなさい、でも、これが本当に最後の戦いです。』
→イベントバトル 敵であるショウは全く攻撃を仕掛けてこないので、遠慮なく撃破すること。
『・・・これで、いいんです。』
エンディング
正式に第一五代の大神官に就任したメアリーが最初に行ったのは、教会の保持する全ての財をなげうって「大食」により荒廃した国土を復興させることだった。
以後、彼女のことを「聖始母の再来」と呼ぶ者はいなくなった。人々は言う、尊敬と感謝を込めて『一四番目の聖人、使徒メアリー』と。
最終章@ 3つの真実と偽りの世界
『神に会う前に、どうしてもあなたに見ていただきたいものがあります。』
案内されて着いたのは神殿、地上から転移してきた二人が出現した場所だった。
有無を言わさず襲いかかってくる「番人」。→戦闘
そこでメアリーは一人の女の「記憶」を視る。
はるか昔、この天界も地上に存在する国の一つでしかなかった。神に祝福された8つの王国、あるときふとしたはずみでその調和が崩れ、大陸を戦乱が包んだ。その際、この国の王が他国から神の祝福を受けた「石」を持ち去る。結果この国は天に昇り、その民は神の子となる。反対に、神の祝福を失った彼女の国は滅亡を余儀なくされた。
地上に戻った二人。消えた王国跡、神殿遺跡。
やはり番人を退け、二つ目の記憶を視る。
国を追われた人々は自由を求めて海を渡り、その先にあると言われる「魔境」に希望を託した。しかし、その地で彼らを待っていたのは、奴隷として生きるよりもさらに厳しい現実だった。荒れた大地と過酷な自然環境、海岸線から一歩奥へ足を踏み入れればそこは
瘴気が渦巻き、見たこともないような生き物がかっ歩する、正に魔界の名がふさわしい世界だった。
それでも、ヒトは生に固執する。そして、死にたくないという意思が肉体を超越した瞬間、世界に新たな種が誕生した。生命としての根幹が精神界に存在し、いかなる物質的変化にも影響されない超生命体、後の人々はそれをして「魔族」と呼んだ。
3つ目の記憶は大聖堂の地下深くに隠されているという。知ってしまうことへの恐怖 と、それでも事実を求めようとする心の欲求と。
最後の真実の持ち主、それは先代の大神官、すなわちメアリーの母だった。
神降ろしの儀の朝、心を埋め尽くす闇、予感といってもいいほどの不安。しかし、それでも「聖女」である自分に逃げ出す場所などあろうはずはない。
儀式の一切は長老たちが執り行う、トランス状態に入った被儀者に内容が知らされることもない。彼女が体の異変に気付いたのは、それから三ヶ月の月日がたったある朝のことだった。
老人たちの欲望はとどまるところを知らない。普通の方法では維持が困難になった自分たちの体を若返らせるためにはもっと強力な力が必要、ならば自分たちの手でより純粋な精、紅き血を持つ「聖女」を作り出せばいい。
彼女は悩んだ、何度おなかの子供共々命を絶とうと考えただろう。しかし、その度に自害を禁じた戒律、そしてそれ以上に、聞こえるはずのない我が子の鼓動が彼女を踏みとどまらせていた。結局、彼女は生きることを選ぶ。
本来の日程に遅れること一〇ヶ月、女児の誕生を待って「神」が降ろされる。
『お母様・・・。』
メアリーの意思はいつしか果て無き闇へと沈んでいき、ショウはじっとそれを見つめていた。
次にメアリーが目を覚ましたとき、彼女は「壁」を挟んでショウと向かい合っていた。同時に、それを「外」から見つめる自分が在る。やがて、彼女の覚醒を待っていたかのように、ショウが口を開く。
『準備ができたよ、最高の肉体だ。』
『いいんだ、僕はあなたのためだったらどんなことだってする。』
『そんなことない、僕はただあなただけを。』
ショウ・・・泣いてるの?彼と話してるのは・・・私?
「駄目よ。」
『どうして!あなたにふさわしい肉、あなたのために影だって壊した!』
「彼女は生きているわ、あなたの意思に守られてね。」
『え?』
「ショウ、心配しないで、私はいつまでも待っているわ。だから、これ以上自分を傷つけないで。」
『待って、ラーナ!待って!』
「・・・ショウ、愛してるわ・・・。」
気がつくと、目の前に涙で顔をぐちゃぐちゃにしたショウがいた。
ショウの腕の中、メアリーは先ほどまで自分が見ていた顔が、女神像のそれであったことを漠然と感じていた。
再び「初めの存在」の待つ扉を前にする二人。
最初に聞こえてきたのは拍手、続いて若々しい男の声。
『おめでとう、遊戯終了だ。』
男は自らを神であると名乗った。
『どうだった、あの出来損ないが死んだところなんか、実に劇的だったとは思わないか?我ながら、良くできた展開だったと感心しているよ。』
メアリーが言うべき言葉を探していると、男はなおも言葉を続けていく。
『それでは、残念だがここでお別れだ。君たちにはなかなか楽しませてもらったが、主人公がそのゲームの制作者に出会うというのはいけない、君たちの活躍が許されるのはあくまで私の盤上でだけだよ。
・・・やれ。』
→ラストバトル 使徒たちとの戦闘
『私を殺すのか?私が消えれば、この世界も消えるのだぞ。』
「神」の切り札。「我在るがゆえに、世界在り。我は全て、我こそ世界。」
『私は抵抗などせぬよ、敵を討つというのであれば、それも良かろう。既に存在しない者たちのために、今を生きる存在の未来を奪うというのであればな。』
「違う。抵抗しないんじゃない、したくてもできないんだ。
あなたにできるのは、自分に都合のいい夢を空想することだけ。だから、既に現実になってしまった彼女に対しては何一つ力を及ぼせやしないんだ、違いますか?
メアリー、みんなの、エルの敵を討って!」
『メアリーよ、私は信じておるぞ。お前ともあろう者が、まさかそのような者の言葉を信じて世界を危機にさらすつもりではあるまいな?
見よ!地上では我らの救いを待ち望んで多くの者が祈りを捧げておる。
さあ、ひざまずけ。今一度無垢なる魂となり地上へ還るのだ!』
「・・・・・・。」
「メアリー・・・。」
『メアリー!』
「奇跡を起こすのが神?救いを与えるのが神?
違う!神は希望、神は全ての人々の心に・・・あなたに、神を語る資格などない。
破霊光(イクソシズム)!」
『愚かな・・・。』
『消えるのはあなただけだよ。そのために、僕はここに来たんだから。』
「今までと何も変わらない世界。ただ一つ、あなたがそこにいないだけ、ですか。」
「僕の夢に、僕が存在する訳にはいかないからね。
・・・らしくないよね、自分でも損な役回りだと思うもの。」
「それでも、あなたは正しいことをなされたと思います。少しだけ、あなたのことを見直しました。」
「・・・今回の一件で自分のことが分からなくなっちゃいました。僕は今までずっとラーナを助けるために生き続けてきたはずだった、失った刻を取り戻すため、そのためだけに。それなのに、この体になって初めて会った女性なんかのために・・・その機会を・・・」
「それは、あなたが彼女にふさわしい人間であろうとしたからこそでしょう?姉は幸せな女です、こんなにも愛してくれる人がいる。」
「でも、そのせいで彼女を取り戻す機会を僕は失ってしまったんだから、やっぱりバカだよ。」
「良いではありませんか、失敗したのならば次の方法を探せばいいだけのことです。
幸い、あなたのお陰でどんなに時空を経ようとも、彼女の魂が失われてしまうことはないのですから。」
「彼女の命を奪った僕の力によって、ね。」
(その他はほぼもう一方に同じ。)
エキストラシナリオ ショウの内2
ここへ来るのは2度目。しかし、今回は案内役はいない。
今までに視たことも、聴いたこともないような「感情」、「記憶のかけら」が襲いかかってくる。けた外れの強さを持ったそれら、今になってメアリーは知る。自分が、ずっと守られていたことに。普通、潜った彼女には必ず「案内役」がつく。それは、相手が救いを求めているからである。しかし、あのとき彼女は求められずにショウの内に入った。本来ならば案内などあるはずがない。あの猫は、彼女が安全な範囲で行動するように導いてくれていたのだ。
しかし、今はもう猫はいない。どんな記憶ものぞける代わりに、その先に何が待ち受けているかは実際にのぞいてみないと分からない。
・出会い
ショウとラーナとの出会いの記憶。
・別れ
ラーナとの別れの記憶。
・有と無、旅の始まり
輪廻の輪を外れたショウの魂がたどる数奇な運命の記憶。
・決意
「旅」を続けるショウがラーナを救うためにした、ある決心の記憶。
・一輪の花
やっと見つけた適合者、しかし・・・葛藤の記憶。
・二人目、黒いショウ
???
・三人目、終わりの存在
???
*ランダムエンカウントを含め、全ての敵が最後の敵と同等かそれ以上の強さになるくいらいのバランスで。
又、各記憶はさらに一つ上の強さに設定、下に行く(深い記憶になる)ほど凶悪に。