Never

ここはエナジーネーデの一角。

このような造形された土地でさえ住民の感性は残っているらしくいろいろな草花が咲き乱れている。

しかしながらこれも造り物なのだろう・・・

そこには大きな木が立っていた。

「ねぇアシュトン。この花綺麗だね」

「そうだね。これは『桜』っていうんだよ」

「そんなこと知ってるよ」

多少なり語気を強めて言ったせいもあるが、その言葉に対し、アシュトンは怯んだ。

「ご、ごめん。プリシス・・・」

今回はクロードが企画した『お花見』をしに皆で来たのだった。まぁ戦士の休息とでも言おうか・・・

「じゃぁ今日はめいっぱいたのしもうよ♪」

そういって3〜4時間が経った。

「きゃははははは♪たっのし〜♪」

「ちょっちょっとプリシス!落ち着いて・・・」

状況は簡単だった。パーティ全体で盛り上がった結果、お花見恒例(?)の出し物をすることになった。

一人、また一人と出し物を出し、ついにプリシスの番になった。

しかし、そこまではよかった。

この出し物をする前になんとプリシスは『お酒』を間違って飲んでしまったのだった。

なので・・・

「危ないよ!プリシス!ちょっと聞いてるの!?」

プリシスは無人くんの上に乗り、プチ玉乗りを披露しているところだった。

玉にされている無人くんにしてみれば大迷惑だ。

しかも酔っていて足下がおぼつかないのでアシュトンも心配でしょうがなかった。

・・・しかし次の瞬間

「む〜うるさいなぁアシュ・・・! およっ!?」

プリシスはついにバランスを崩してしまい、無人くんから落ちてきた。

「!!プリシス!」

言うが早いかアシュトンは身を挺してプリシスの下に潜り込み、プリシスを落下の危険から守った。

「・・・・・・」

プリシスは何も言わない。

「プリシス!?」

心配になったアシュトンは急いで抱えてある顔を見た。

すると、そこにはアシュトンの腕の中ですやすやと眠るプリシスの顔があった。

「なんだ・・・よかった」

「ゆっくりお休み・・・プリシス」

そういって、アシュトンは抱えたままじっとしていた。

(あぁなんて幸せな日なんだろう)と思いながら。

「あら、お熱いのですわね」 と、セリーヌ

「あんまり邪魔しちゃ悪いから僕たちは向こうに行こうか」

「そ、そんな。べ、別に僕は・・・」

アシュトンは照れくさかったが、ちょっとうれしかった。

(みんなありがとう)

そのまま二人の幸せな時間は過ぎていった。

大きな桜の木の下・・・

二匹の竜を背負った戦士が小さなお姫様を護るように・・・・・・


あとがきめいた回想 

(このタイトル分かる人には分かるちょいパクリ 爆)

う〜この状況にあるイラストが描きたい!

しかし、画力関係上描けない!(爆死)

あいたたた・・・


ゆりぺんのコメント…

Arefu-Mさん、ありがとうごじゃりまする〜〜〜〜〜!!!

う〜ん、まさに「SPRING企画1」にぴったりのSSですね(^0^)/

アシュトンかっこいいぞ〜、ナイス!!よくぞプリ姫を守った!!

っていうか、素敵☆ ツボです、このSS。

あ〜ん、いいわぁ…。めっちゃ頭の中にイメージが浮かんできます。

プリシスの可愛い寝顔とアシュトンが少し照れつつ微笑んでいるところvv

本当、ありがとうございました!!!!

機会があれば挿絵描きたいですね。というか、Arefu-Mさん描いてくださいよ(爆)。

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