螺旋絵巻

君の心に咲いた花を お願い僕に差し出して、、、。 分かっていた。どんな事しても受け入れてはもらえないことを。 それでも良かった。そばにいられれば。それだけで幸せ。 それだけなのに、、、。 それだけなのに、、、。 夢の中の君はいつも優しく微笑みかけてくれた。 だからオレは君と言い合いをしても寝てしまえば次の日には忘れられたのに。 その日見た夢で君は笑わなかった。時々見せる淋しげな顔で涙を浮かべてた。 そして、小さくこう言った。その時は聞こえなかったけど、口の動きから分かった。 「さようなら」 誰にでも優しいことを分かっていた。何で大人達はあんな怖い顔で見るのだろうか。 一緒に任務をしていることを話すと、曇った顔になったことをひどく怖く感じた。 サクラが威張りながら話しているのに君はうわの空で、 その姿に今朝見た夢を思い出し、 思わす声をかけてしまった。 「いつまで喋ってるんだ。」 君は酷く驚くので、オレの方がビックリしてしまった。 今まで何を考えていたんだろう、、、。 消えてなくなりそうな君を失いたくない一心に手を差し伸べた。 それなのに君は、、、。 「自分で立てるってばよ。」 視線を合わせないどころか、僕を避けた。 拒絶するように、、、。 その後一言も話すことなく任務は終了した。 話しかけようとしたが、誰かを見ることなく背中を向け走り去ってしまった。 「なぁ、サクラ。昼間何話してたんだ。」 帰り支度をしているサクラに近づいた。  押さえきれない不安を隠したつもりだったが、、、。 「うん。なんかね、、、。恋をしてるみたい、、、。」 悲しそうな顔で見た。 何でそんな顔で自分を見るのだろうか、、、。 「自分の中にある感情が分からないみたいで。教えてあげたんだけど。」 教えかたがいけなかったかな?と付け加えた。 「で、誰に恋してるんだ、、、。」 サクラは横に首を振った。 「ううん。そこまでは分からなくて。」 君は誰かに恋をしている。そのことに気付いたのはついさっき。 じゃぁ、今までその感情をどうしていたのか。 お願い、、、。 お願い、、、。 オレにその感情下さい。 キミヲクダサイ、、、。 ホカニナニモイラナイカラ。 差し出されるのだろうかその花は。 枯れる時を知らず散り去る運命に ゆっくり溶かされて、、、。

一応此方サスケ視点バーじょん、、、。
私としてはこっちの話の方が好きかも、、、。
もち、サクラは気付いてますけど、
あえて言わないってことにしてみました。
読んでくれて有り難う御座いますです。
感想とか戴ければ参考に致します。
その前に嬉しくて舞います(笑)。

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