02002 04 29
突然だが、私は日記サイトというのが嫌いである。
見ていておもしろくない、と言うのが最大の理由だ。
他人が見て、おもしろいと思ってくれるだろうと自信を持てる文章を「日記」という範囲で書くのは難しいのである。
読んでみて、おもしろいと思える日記は、もはや日記ではない場合が多い。
日記というのは、果たして他人に公開するべき物なのかどうか、つくづく考える。
紀貫之は、土佐日記を人に読んでもらう目的で書いたのか?
日記というのは、自分の記録を勝手に作り、自分で後から読んで自己満足をする為に書かれる物だと、私は考える。
後で読むのが自分なんだから、どうにだって書けるのである。
この日も自分は普通に生きていたんだなと悔やむもよし、自分の文章の稚拙さを悔やむのもよし。
日記には、何を書けばいいのだろう?
その日の一番大きな出来事、一番心に残ったこと。
両者とも、自分で読んで満足できるが、他人から見て、なんだコイツ、で終了する場合が多い。
視野が狭いのである。
その日の日記を書き終わったときには、本人、満足してしまっているのだ。
他の人から見て、おもしろいかどうかは気にならずに。
後日、我に返って日記を読んでみると、赤面すらできないぐらいにおもしろくない文章を公開してしまったもんだと気づく。
気づくなら良いが、気づかない場合もある。
気づかない人間もいる。
気づかないで、自分のその日の記録を延々と書きつづっているのだ。
ここまで来ると、読むのが不愉快どころか、苦痛である。
それでも、残念なことに、その文章がおもしろい場合もある。
筆の才能がある人間は、何を書いてもおもしろいのだろう。
ただその日のその人の行動が書かれているだけなのに、おもしろい。
自分と、他人が、どういう知識を共有しているかを考えなければならない。
日記を書きながら、読者と自分が黙識心通していると勘違いして書かれた日記は、読んでいて心が痛む。
日記を書いている本人、自分は今日一日でこんな事がおもしろかったから、他人から見てもおもしろいだろうと思って書いたのであろう。
しかし、他人(つまり、読者)から見ると、確かに、本人(著者)に今日一日でこんなおもしろいことがあったんだ、と理解することができるが、読者は特に日記を読んでも何もおもしろくないのだ。
むしろ、へー、それで?で終わる場合の方が多い。
ここまでくると悲しい出来事である。
だが、著者が読者の欲を満たせてあげられなかったというだけの出来事である。
日記サイトが生き残る手段は、結構ある。
まず、著者が、書き終わって最後にもう一度、読者の気分で読み直してみることだ。
本当に自分の日記は他人から見て、おもしろいのかどうか、自分の文章を反芻するのだ。
正常ならば、わがままに今日の出来事だけを書き殴った日記は、この段階でボツになる。
自信を持って人に見せられる日記なんて無いのである。
日記に妙に自信を持っている人間の方が尋常でない。
私はこれからも自信のない日記を書くつもりである。
02002 04 25
前略、お元気ですか? みなさん。
なんて、丁寧に聞くもんか、この野郎。
Opera入れてみました。
他のページではFLASHがちゃんと表示されているのに、自分のページだけ表示できなくて、沈みました。
しかし、このブラウザいいね
軽いし、操作盤が一カ所に固まってるからいろんなことしやすいし、マウスを左右に振るだけでページ移動できるし、拡大縮小思いのままだし、DLにはレジューム機能もあるし…。
ただ、IEほど柔軟性は無いような気がする。
IEは何でもかんでもD&Dで解決できたが、Operaはそうはいかない。
まぁとにかく、FLASH非表示の問題を近日中に解決したい次第であります。
02002 04 23
「空想科学読本4」を買ってきて、読んだ。
MXTVの「テレバイダー」(この番組、大好き!)で、この本がランキングに出たとき、「柳田理科雄ちゃん、フラスコとか、ぺろぺろ舐めてそう。」という一言に思わず爆笑した自分。
番組ホームページでは、原稿も公開されているという無駄なホームページ。
空想科学読本はたぶん、今までであったどんな教科書参考書よりも人生で役に立ったのではないだろうか。
最近、本を読む機会がぐっとなくなった。
今までは「最近よく売れている本」と銘打たれた本は必ず家に置いてあった。
祖母が本好きで、祖母が読み終わるとそれが手元に届くシステムだったのだ。
一回に届く本は15冊程度で、2週間に一回ぐらいの割合で送りつけられていた。
寝る前に、私はその中から読みたい本を適当に枕元へ持っていっていた。
私の実家に来たことのある諸君、私の部屋の廊下を挟んで向かい側の納戸にはおぞましい数の本が山になっていたのである。
2週間で15冊を読み尽くす祖母のパワーにも圧倒されていたが、そのおかげで私は本に関しては苦労はなかった。
独り暮らしになって、そのリサイクルの輪から自分は飛び出してしまった。
さて、今回の空想科学読本。
柳田理科雄は本を出すたびにファンからの苦情の手紙が家に恐ろしい数届いていたというのが読んで取れた。
ここはこうじゃない、ここはこうだ、なんて言うそこら辺のコアな連中からの苦情の手紙が。
察するに、前回ガンダムに関して書いた文章に対する苦情は今までで一番多かったのではないか。
空想科学読本4では、柳田理科雄はガンダムをかなり勉強させられた様子である。
放っておいてやれよ、そんぐらい。
私はとある方面で空想科学読本のパクりと言う位置づけの論文を書かせてもらったが、その文章を出したとき友人は「相変わらずすごい知識だね。」と絶賛してくれた。
また、フユイチには「科学な話を自分は書けないので(私の書く)科学的な話をもっと読みたい。」というメールをもらった。
どちらも、違うのである。
私は論文を書く際に、自分の知識を源としていない。
こんな話を書きたいが、こんな現象はあったっけな?というきわめて曖昧な判断で文章を書きながらホームページを検索したり、文献を読み漁っているのである。
蘊蓄を元に、すらすら文章を書いているならかっこいいが、1行書いては本を広げ、1行書いてはホームページ検索をする私の執筆風景は決して物書きとは言えない。
また、科学的な文章かというと、よくよく見てみるとそれほど科学的な知識は使われずに書かれたと読みとれる。
科学的な文章に見えるのは、科学的な文字を並べているだけで、文章の中身は科学的でない。
修行しなければならないなぁ、と思ったりする。
02002 04 21
ルー・ルカって、ありゃーなんなんでしょうね。
ZZをイチから見始めたんですが、この女、率直に言うと服のセンスが悪すぎです。
宇宙世紀風のファッションなんかと思ったりしますが、それでも悪すぎです。
17歳の女の子が着る服じゃないです。
カミーユよりも柔道できそうなジュドーからもなんか言ってください。
服の趣味が悪すぎだと。
派遣元のラビアンローズからも言ってやってください。
その服あんた、やばいよ、と。
グレミーも、頼み込んでください。
お願いだからその服やめろ、と。
アーガマではジュドーの次ぐらいに強いっぽいけど、服の趣味はプルより悪いです。
こんな服来てるから、スパロボではザクレロとかいう変なのに乗せられるんだ。
(ところで、ザクレロはアナハイム製ではないらしいんですが、ではなぜスパロボではアナハイムから来たルーがザクレロ持ってたんだろう?)
困りました。
トイレが水漏れしています。
便器じゃありません。
いったん水を溜めておくタンクです。
あれから、結露程度の水が漏れてます。
いまになって、結構事態が深刻だと言うことに気づきました。
このまま、壁を濡らし続けたら腐る、このアパート。
というわけで、原因究明に全力を投じます。
上蓋を取ってみても、タンクにヒビが入っていたりする異常はナシ。
蓋をはずして気づいたんですが、この水漏れ、かなり昔からやってるようです。
壁もだいぶ傷んでます。
で、何で水漏れを起こしていたかというと、タンクに入ってくる水が変なプラスチックの部品(たぶん、水の落ちる音を和らげるためにつけられているモノ)に激しく水がぶつかって、跳ね返った残りがタンクの外に飛び出していたんです。
迷わず、破壊しました。
プラスチックの部品。
これで、水が外に出ることはありません。
テスト、OK。
ルー・ルカとトイレを一緒にした日記で申し訳ない。
02002 04 21
浪人生諸君へ。
大学とは、NHKスペシャルを観る場所だ。
半分ぐらい本当。
「侍魂」でも同じようなことやってんだな。
独り暮らし。
独り暮らしは、楽しい。
確かに、夕飯作ってちゃぶ台の上に並べたとき、これから始まる一人きりの晩餐ってのはすごく寂しい。
一人分の、料理。
作るのも、食べるのも、片づけるのも自分。
寂しすぎる。
これ以上書くと、「あの論文」と内容が被るのでやめておく。
独り暮らしになって失ったものは多いが、得たものも莫大だ。
まず、飽きるほどの自由な時間がある。
何をしても良い、自分だけの時間。
この自由を得ただけでも、結構独り暮らしはする価値あるかも。
そういえば、喰うモノを自分で作らなきゃならないってのは結構プレッシャーがある。
自分はどちらかというと無精で不器用な方だが、食べ物ばかりは確保しなければならない。
毎日コンビニや外食というわけにはいかないのだ。
そういえば、ここに来るときに母親が食べ物を持たせてくれた。
まずは米。
それから…。
酢(1リットル×3)、ゴマ(3袋)、冷凍ほうれん草(大量)、とろけるチーズ。
…母さん、僕が死んでも良いっていうのかい?
普通、母親ってのは、こういうところで家族の愛を見せるもんだろう。
こういう場面でギャグを忘れない母親、まじめに僕は死にます、この食材では…。
とにかく、スーパーで買い物をしなければならないのだが、結構スーパーってのは独り暮らしには優しくなく、独り暮らし用の食材ってのはあまりおいてない。
卵6個パックだって、賞味期限は1週間だ。
一日一個確実に消費しないと期限切れになる。
食パンもだ。
たいてい、賞味期限は2日。
1斤6枚入り…。
厳しいなぁ、冷凍だ。
と言った感じで、だいぶ料理するには苦労します。
食材を買ってきたのはいいものの、しっかり調理する気にはあまりならないというのが、自分。
フライパンと鍋があるんだ。
炒めるか、煮るかすれば食えないものはない。
というか、炒めるか煮るかしか思いつかない。
キャベツという野菜は、なんとすばらしいのだろう。
冷蔵庫に入れておけば1週間は余裕で持つし、一枚ずつはがれるから好きな量だ使えるし。
なんといったって、炒めるだけで食える。
もう、毎日キャベツ炒めで良いかな…。
すぐ腐る上に、量が多くて食べるに困る大根と長ネギにはキャベツを見習ってほしい。
布団を干したいのだが、朝起きて干すと、大学が終わって帰ってくるのは7時近くなんだから、とっくに日は陰ってる。
休みの日に干せばいいのだが、休みの日は起きたら日は陰り始めている。
コレが今の悩みだ。
02002 04 19
ドムって、ありゃーなんなんでしょうね。
モノアイが上下左右に動くのは、視界を広くするためでしょう。
顔が丸いザクや360°見渡せるアッガイは、モノアイを有効活用してるんですね。
でもドムの顔は平面。
いくら上下左右に動いたって、見渡せる範囲はそう変わらないんじゃないの?
どうでも良いが、連邦鹵獲の白いドムはおにぎりに見えます。
金曜日の授業です。
一時限目、エコロジー。
いろんな生物の生態を学ぶらしいんですが、はっきり言って、何がしたいんだかわかりません。
先生はおばさん(失敬!)なんだが、毎回勝手に壇上で話してます。
話すペースも遅く、たぶん、この分厚い教科書は消化されないでしょう。
授業の内容は、なんか世界に棲む珍しい動物の珍しい生態を学んでるっぽいんですが、珍しくない動物の生態は学びません。
もう、意味不明です。
勘弁してください。
二時限目、ヒマ。
ここ、授業が入る予定だったんだけど、なんか人数多いとかで抽選で落とされました…。
鬱です。
大学に合格して授業で不合格とは。
そもそも、ことしから学部が2つになって生徒数が2倍になるのに、授業の定員が1.5倍程度しか見積もられてないってのは問題だよな。
他の授業も立ち見とかでてるし。
三時限目、環境情報。
まーた、訳のわからない授業です。
他の同系統の授業とやってること被ってます。
教室が大きいので、みんな寝てます。
四時限目、環境思想史。
初っぱなから、バカ高い教科書を買わされました。
教科書というか、論説文だし、この本。
先生が書いた本だし、この授業の。
とにかく、環境を考える歴史です。
たぶん。
これから環境を守ることをどうやって世の中の子供たちに教えたらしいかぐらいまでやってます。
先生が、熱いです。
地球を守る使命を帯びたぐらいの気持ちで授業やってます(使命帯びてるんだけどね、実際)。
参りました。
というわけで、いかがでした、私の一週間。
大学ってこんなところなんだなーとか、心の隅っこで思ってください。
思え。
02002 04 18
二次会に参加しなかった数人の上級生は、大学に忍び込み酒を飲んでいたらしい。
やっぱり、大学生ってすごい。
木曜日の授業です。
二時限目、地球科学。
スケールの大きそうな科目です。
地球とか宇宙とか情報とか環境とか、そういう言葉を頭につけておけばスケールは大きく見えるし、なんかすごそうに見える。
そんなもんです。
さてこの科目、学校で二番目に大きな講堂で開かれるんですが、それでも受講者数が多くて、立ち見がいます。
理由は、この時間に対抗する講義がないのと、週一回で2単位という手軽さからです。
さて、この授業、手軽すぎです。
始まっていきなり、Nスペ(NHKスペシャル)とサイエンスアイ(NHKの科学番組)のビデオ上映。
理系はおろか、文系でこの授業の単位が取れないかもしれないという人間をもバカにしているとしか、思えん。
Nスペだろ、見たよ、それは。
Nスペは深夜に再放送を連発することが多く、自分はUOをしながら見ていたもんだ。
というか、Nスペとサイエンスアイって、大学の授業に匹敵する内容だったのか!?
ちなみに、Nスペの内容は銀河系でした。
なんで、情報と環境を学ぶ大学で銀河を学んでいるんだか、謎過ぎです。
なんか、関連あるんですか? 情報や環境と、遠い宇宙は。
三時限目、情報基礎読み書き
またでました、この授業。
週2回あるんです、これ。
なんか、今度はタイピングの練習をしよう、とか言ってるし。
一日一時間はパソコンで文字を打つ練習をしようとか言ってるし。
四時限目、情報社会。
かったるそうな名前の授業です。
授業内容は、見たままです。
かったるいんですね、ようするに。
K=キロ、M=メガ、G=ギガ、T=テラとか、習っちゃってます。
だいじょーぶかな…。
今日の授業は終了…。
02002 04 17
朝6時…。
家に帰ってきました…。
ハードだったです。
新入生親交飲み会…。
さすがに新入生だけでは段取りがわからないってんで、上級生にも数人来てもらっていました。
2浪して入学したヤツは、現役で入学した上級生よりも年上なんです。
どうでもいいですが。
飲み会の席で、すごいことを聞く。
上級生の女の人「今年のこの大学の偏差値、5Xだったらしいよ。去年と同じだね。」
俺「!」
隣に座っている友人「どうした、餅仮名。」
俺「てっきり、46だと思って受験してた…。」
そうです、自分、受験する大学の偏差値、間違えていたと言うことに今気づきました。
マジで。
友人「おまえ、偏差値何だったの? 受験したとき。」
俺「44…。」
事実です。
俺「だから、46なら実力相応校だと思ってこの大学受験したのに、5Xだったとは…。」
要するに何が言いたいかというと、受ける大学の偏差値を見間違えていた珍しい受験生という名誉の高い称号を得たのです。
もしも、不合格になっていたら…、なんて、みんなが騒いでいる中でひとり青ざめていました。
終了。
かとおもったら、二次会をするという。
現在、午後11時。
残れない者は帰投。
こういう場合、独り暮らしというのは気楽だ。
門限なんてない。
ララァ、僕には帰るところはないんです。
失うモノなど何もない。
結局、25人ぐらいいたのが、上級生×3、一年生×4になる。
カラオケらしい。
上級生「おーい、部屋取ってきたよー。 朝5時までだ!」
正気か!
すげーぜ、大学生活…。
02002 04 16 01
火曜日の紹介です。
というか、コレ書いてるの17日だね。
水曜日だね。
私の学校は、水曜日は授業がほとんどない。
あるにはあるんだけど、ほとんどないもんだから、みんなこの日は1時間も取らずに休みにしちゃおうって魂胆で、水曜日は休みです。
水曜日が休みと言うことは、火曜日にみんな飲み会とか入れたがるわけで、駅前の某飲み屋チェーンには火曜日にウチの学校の予約が殺到するという有様。
よくみたら先生がいたと言うこともあるらしい。
大丈夫かよ、ウチの学校。
火曜日です。
火曜日は授業が1時間しかありません。
ないんだもん。
一時限目。
なし。
二時限目、基礎英語読み技術。
先生は日本人ですが、この人、すでに何か憑いてます。
常に英語しゃべってます。
本人、日本人だが外国人から生徒が英語を習っているような雰囲気を作りたいんでしょう。
なんて、馬鹿にしちゃいけません。
相手は先生です。
高校や中学校の「教師」と違うんです。
エラい人なんです。
しかし、日本人が常に英語をしゃべるというこの状況、なんたる陳腐な光景か。
先生、英語は達者だ。
nativeなfeelingだ。
skillfulなteacherだ。
でも、その光景は滑稽以外ナニモノでもない。
授業が始まると、いきなり
「みなさん、隣の人を英語で紹介してください。」
と言い出しよった。
なぜ、隣を紹介するのか。
なぜ、英語で紹介するのか。
おまえ、日本人だろ。
やっぱり、なんか憑いてるよ、この人、コワイヨー。
隣の人を紹介しなきゃならんわけだが、隣に座っている人が、昨日の日記にも出てきた、Quakerさんである。
調べによると、別に鞄に武器を潜ませていることはないようだ。
つくづく、大学まで来るとすごい人がいると恐怖したりする。
とりあえず、「He is from Yokohama. His
hobby is playing tennis and computer.」とかいってごまかす。
Quakerさん(呼び名をまだ決めてない)も同じく。
先生、生徒が自己紹介をしている最中、「Oh,
yes.」とか、「Hum, OK.」とか、英語で相づちを取ってくれる。
終わると、「Well done, thank you.」。
なんか、すげー馬鹿にされている気分なんで、やめてください。
先にも書いたとおり、火曜日には飲み会が催されるのが我が大学のしきたりらしい。
昨日の日記を今書いているのも、コレが理由でである。
そう、新入生親交飲み会。
やや焦点のズレ気味のこの企画。
何が起こるかよりも、これ自体が問題。
さぁ、どうなる!?
(って、この日記がすでに結果だな。)
02002 04 15
今日から、私の大学生活の一週間を紹介したいと思います。
なんかの参考に無理矢理にでもしてください。
とりあえず、授業の内容あたりから紹介したいんですが、その前に大学の紹介。
今、大学として人気が出るステータスは、ズバリ、「情報」と「環境」。
この文字を何でもかんでもつければ、その大学は儲かってウヒウヒというわけです。
「情報」は通信、メディアの枠を飛び越え、どこにだって使われる最先端トレンド。
コレ無しに人間の進化は語れないと言いそうなぐらいの勢いですが、どこの大学もウリにしているせいで、いまいちどういう学業分野なんだか、怪しさ炸裂です。
「環境」は地球上に住む生き物最大の課題、地球の延命です。
延命といわず、再生というのが正しいのか。
俺は延命と言っているが。
とにかく、コイツも定義があやふやでどの大学でも好き勝手教えている教科。
講義うけても何やってんだかわかんねぇしな、コレ。
そして、この二つを贅沢に、盛り込んだのが私の大学。
両方いっぺんに学べます。
ワケのわからないモノ2倍で参ってます。
月曜日の授業からいきましょっしょい。
いまさら説明する必要はないんですが、大学ってのは授業を好きに取れるんですね。
授業が勝手に放送されていて、放送されている時間に見に行く、と言う感じに。
ですが、たいてい取ることのできる授業ってのは決まっていて、みんな結局同じように授業を受けることになります。
どうしようもないっすね、これだけは。
授業には、「必修」「必修選択」「自由」の3種類があって、この中の決まりにしたがって単位を取得します。
というか、なんて今日の日記はみんなの為になる日記なんだとここらへんで感動したり。
まぁいっか、次いきます。
一時限目、情報基礎読み書き
授業の名前にはちょっとアレンジを加える方向で。
なんかそのまま授業タイトル出すとやばそうだし。
そうでもないか。
でも、いきます。
とにかく、この授業。
パソコンの基本的な扱い方を勉強する授業。
大学には数百台のパソコンが一緒くたにLANでつながっていて、そのLANまるごとファイアウォールの中に入っていて、そのままインターネットにつながるという環境です。
ウチは。
でも、LANでつながったパソコンは管理者権限が極限まで低く、Windowsの動作何をしようにも「このコンピュータには権限がありません。管理者に問い合わせてください。」のメッセージ。
つまんねぇなあとか毎回思ってるが、コレがセキュリティと言うモノなのかとか思ったりする。
ちなみに、全部Windows2k。
WindowsXPは使いにくそうだからという理由で入れないらしい。
学校の紹介によると、生徒が自由に使えるパソコンはPentium!!!1.3GHz(カッパ)+MEM256だという。
んで、先生とかが扱うパソコンにはPentium4
2.0GHz+MEM512らしい。
調べてみると、生徒のパソコンはPentium!!!1.13GHz+MEM512じゃねーか。
この大学ガイド、間違ってるぞ、オイ。
でも、メモリの量を少なく表記しているのはなぜだろう…?
まぁ、パソコンの紹介はこれくらいにして、授業の説明です。
パソコンの基本操作を学ぼうとか言ってる時点で、ナめてます。
現代人を。
俺を。
しかも、この授業は必修。
取らなければ進級すらままなりません。
もはやこの1時間30分は拷問です。
箸の持ち方を延々習っているような気分です。
というか、マウスの持ち方とか教えちゃってます。
授業の予定表(シラバスとか言うヤツ)をみると、最後の授業で習うのは「できあがったホームページを専用ソフト『FFFTP』を使ってアップロードしよう。」です。
もうイヤです。
勘弁してください。
ちなみに、そう思ってるのは私だけではないです。
私の隣に座っているお方は、何を隠そう、あのQUAKEIIIの国内最強クランの代表です。
なんか、すごい人と友達になってしまいました。
鞄の中にロケランとか、持ってないかしら、この人。
こんなすごい人間が箸の持ち方から今更教えられているというのは、もはや不名誉極まりないです。
というわけで、なんか先生も「知っている人は一応再確認してください」とか既知授業垂れ流しに嫌気がさしているようです。
というか、たぶん、このクラス、先生ぐらいパソコン扱える人間、数人います。
二時限目、トエイック・豆腐瑠。
有名英語圏外の人間のための英語テストを受けるための授業です。
この時間ヒマなので、取ってます。
300人くらい入れるホールでの授業です。
しかも、みんなヒマだからこの時間この授業を受けに来ていて、結構席埋まってます。
なんかもう、寝てくれと。
寝てくれと。
寝てくれと言っている授業です。
寝ないでまともに授業を受けても、トエイック・豆腐瑠で高得点が取れるという保証がないぶん、なんとなく萎えすぎ。
選択必修教科なので、取らなくても良いけど、取っておいた方が単位数的には無難、という地位の授業です。
なんなんでしょうね、この授業。
三時限目、体育。
というか、まさか大学まで来て体育があると思わなかった。
最新の大学らしさをおもいきり醸し出すこの体育館は、マシンジムとか併設されてます。
いつでも筋トレできます。
授業がない時間とかみんな鍛えに来てるんだろうなぁ。
さて、高校や中学の体育となんら変わりないです。
この授業はみんなやる気出してます。
ただ、前にも話したとおり、私は学校に来るまでに山を越えてるんです。
朝大学に着いた時点で乳酸の王者になってます。
こんな俺にこれ以上体を動かせというのは、結構無理です。
調子に乗ってマシンジムで筋肉使ったら、帰り自転車が漕げなくなって痛い目見ました。
もうイヤや。
四時限目、中国語。
大学に入ったら、第二外国語があるんです。
英語だってもう6年間勉強していて一向にはなせない日本人。
これ以上は、どう考えても無謀です。
でも、習います。
この中国語、他に競合する授業がないためか、人気が殺到してます。
というか、他の韓国語やフランスイタリアドイツらへんの授業は取りにくい場所にあったりして、この中国語を取らざるを得ないのです。
先生もイヤになってます。
人数おおすぎで。
語尾がアルアル言ってるような日本語話す中国人が先生です。
本当に人数多すぎです。
マジで。
五時限目、環境管理。
この大学の目玉授業です。
環境について学んでますが、要するに地球の環境を守るためにはどうすればいいか、とかです。
そもそも、オゾン層は酸素原子3つでできたO3からできていて、この元素はフロンと紫外線で破壊されちゃって、南極に穴が開いちゃって、紫外線が降り注いで、人間ピンチってのは、中学生でも知ってます。
下手したら小学生でも知ってます。
こういうのを延々話を聞くのです。
参ってます。
しかも、この授業は必修。
逃げられません。
もうだめぽ。
この授業は250人ぐらいで受けているんですが、なんか、数字順に10人ぐらいずつ区切って、その班でレポート提出とか言い出すし。
なんか、先生は地球環境を守る使命を受けた若者たちを育てているような満足感でいっぱいっぽいです。
だいたい、まだこの大学に入って1週間なのに、250人の人間を覚えているわけないだろ!
勝手に名前順に班作られても、誰が誰だかわかんねぇって!
だいたいどうやってその誰が自分の班員かもわからないのに集合するんだ。
なんか先生は「どうやって班員が集まるかの相談を集まってしてください」とか言ってるし。
集まれないから苦労しているんじゃ。
一休さんかオマイは。
02002 04 10
ネットつながりました。
早すぎです。
つながってない間に、過去の日記の総集編をつくったりとか新しい論文書いたりだとかしたかったのですが、このザマです。
さて、独り暮らしをしているわけですが、何で今自分が生き長らえているのかわかりません。
食事の用意からすべてを自分でしなければならない独り暮らしはかなり過酷です。
独り暮らししたいなー、なんていう生半可な気持ちで望むと2秒ぐらいで泣けます。
マジで。
とりあえず、朝御飯はテキトーに食べます。
ある物食べます。
昼ご飯は大学がある日は学食で食べます。
最新の設備の大学らしく、学食は食券なんてチャチでクラシックなオールドタイプは使用しません。
カードです。
カードなんです。
食券持って、「おばちゃーん、カレー!」とか言う光景はないんです。
カードをピッっと、コレで買います。
なんか、淡泊ですね。
そういえば、学校で「学生以上の関係者以外立ち入り禁止」と言う場所はカード・キーなんですね。
Suicaみたいにゲートをくぐるのです。
すごいっすね、最新の大学。
最新といえば、キャンパスの中心にはコアと呼ばれる通信の中枢があって、800GBクラスのデータベースを持ったコンピュータが数台おいてあり、学校内のLANと学校外へのインターネットのすべてを任されてます。
テロるなら、ここです。
ここを破壊すれば、この大学は麻痺です。
さて、夕飯です。
コイツが毎回の困りもんです。
なんかしら、食べて生き延びます。
米さえ炊けてしまえばこっちのもんです。
後は適当に食べます。
人間、この程度なら死にません。