2002/04(後半)

4/30 16:19
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言葉と言うのは使いようでひどい凶器になるものなんだ・・と、「エリートヤンキー三郎」を読みながら思った。


白を基調とした図書館のロビーにはテレビが置いてあって、その前に20人くらいが座れる分の椅子が並んでるところにばらばらと2・3人の老人が座ってて、僕もその並んでる椅子のひとつに腰掛けて本を読んでいたのですが、その時テレビの中で初老の女性合唱団が童謡の「ふるさと」をとても綺麗な声で歌い始めたので、僕は本から顔を上げると、周囲のその、あまり人気のないロビーと、そこにたたずむ老人と、歌声とがあまりにマッチしている様子に、「終末」だなあ、と思った。

その後テレビではピアノの伴奏に合わせて二人のソプラノが「トルコ行進曲」を歌っていた。メインテーマをハモったり、バイオリンソロや何かもちゃんと綺麗な声で歌っていて、すげーなあと思った。


『ライ麦畑でつかまえて』/ J.D.サリンジャー (小説)
憂鬱な話。オチはない方が良かった。




4/29 02:14
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なんとなくマイナーチェンジ。
更に殺伐と。




4/25 22:51
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自分的に不自然だと思えることが、世間的に当たり前だとされていることが多い気がします。こういうのを受け入れるのが「大人になる」ってことなんでしょうか。嫌だなあ。


ナンバガの新譜。世界観は相変わらずですごい好きなんだけど曲はどんどん変になってきてるなあ。反面、後半には昔っぽい曲も混じってたり。
「Tombo the electric blood red」がかっこいい。

ていうか、「INUZINI」のギターのフレーズが「URBAN GUITAR SAYONARA」とまるっきり同じなんですけど・・。




4/25 00:09
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二日連続でレディオヘッドのライブを録画。昨日はケーブルテレビじゃなくて衛星第二、今日はMTV。ケーブルテレビ様様である。しかしレディオヘッドは、ライブで観るならやっぱ「OKコンピュータ」以前の曲の方が聴きやすくていいですねぇ。昨日のは「KID A」と「Amnesiac」からのみで、終始ダウナーな感じのライブだったんで。

でも、「THE BENDS」あたりって聴きやすいんですけど、どっか無機質な感じがするんですよね。イギリスのバンドだから、なのかは知りませんが、映像観ながらブラーが思い浮かんできました。勿論あっちのほうが全然無機的ですけど。そういう観点から見れば、むしろ「KID A」以降の曲の方が有機的に聴こえたりするもんだから不思議です。あんな変な曲なのに。

なんてことを思いつつ観ていると、バンドは「Paranoid Android」を演奏し始めました。お、これだよこれこれ。俺はこの曲が聴きたかったんだよね〜、なんて思っていると、

ブツッ

とビデオテープが終わりを告げました。




4/24 02:25
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研究室の初飲み会でした。普段あんまり面識ない人ばっかでしたけど、楽しかったです。教授の話はやっぱり面白い。


ケーブルテレビでレディオヘッドのライブを観ました。いやー、なんか不思議なバンドですね。なんとも言えない。あれを観て盛り上がってる観客がまたなんとも言えない。いや、面白いんですけどね。

関係ないけど、なんで奴らは首が髭で覆われているのだろうと思った。




4/23 04:42
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number girlの「I don't know」かっこいい。「害虫」観たい。

下の文章について。よくわかってないことについて語るもんじゃないなあと思いました。喋れば喋る程辻褄が合わなくなり、手に負えなくなる。たいして頭がよくないのに難しいことを言おうとするのは悪い癖だと思いました。




4/23 03:43
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スガシカオは芸能人になろうとしてるのか?と思った。ミュージシャン、俳優、芸人、あとはアナウンサーとか。どれもテレビという共通の媒体に露出してるかもしれないけど、だからといってそれぞれの職業を安易に飛び回っているのを見るのは気分がよくない。自分の土壌をわきまえた方がいいと思う。 まあ、「表現者」として才能のある人は何をやってもうまくいく、とも思うけど。


『文学部唯野教授』/ 筒井康隆 (小説)
大学の内情をパロディしたストーリー部分と、文学批評論について唯野教授の講義と言う形で解説する部分の二つの繰り返しで描かれていて、文学批評史(とか、哲学)がわかった気になれます。「ポスト構造主義」だとか。で、書かれてる思想内容についてはやっぱり実際の本読んだり解説書よんだりしてみないとわかりはしないと思うし、この本読んだだけではやっぱりわかった気になってるだけだと思うのですが、それを前提としてあえて言ってみると、普段目にすることのできる「批評」と呼べるものの大半は所謂「印象批評」というもの、つまり「私はここでこう思った」というような感想文的な文章、なのだろうと思います。これは文学に限らず音楽でもそうで、雑誌に載っている批評と名のついているもののほとんどが書いている人間の著しい私見にさらされたものであり、真に客観的と思える文章などは読んだことはありません。

音と言語は違う媒体で発せられた情報だから、音楽を正しく言葉で表したりすることはそもそも不可能だということも思いますが、しかし文学における批評ほど音楽批評が発達してないのは何故だろうと思います。多分その理由は、ひとつはレコーダーなどが無かった昔では何度も聞いて分析することが困難であり、その批評の歴史自体浅いということ、ひとつはやはり音楽と文章の性質の違いだと思います。

その違いというのは、言うまでもなく視覚から入るか聴覚から入るかという違いや、固定された文章を自分のペースで読むか一定のリズムで耳に入ってくる音を聞き取るかという違い、その他があると思うのですが、自分のペースでなく音楽のペースに自分が合わせるという点で、文章以上に聞き手の能力がその理解に大きく関わってくる気がします。本によれば、印象批評は書き手のもつ常識によってその内容が大きく左右されるため、印象批評をやるためには神様並みの常識が必要なのだそうで。音楽の場合はその左右のされ方が文章の場合に比べて大きいのではないかと思います。

とはいえ、音楽批評が文学批評ほど発達していて、私見の混じらないやり方で、例えば音符の並びひとつひとつや音の周波数について分析したりしててもそれはそれでうざったい気もします。個人的には、音楽批評が印象批評でも全く構わないと思いますが、雑誌に載せるならせめて複数人の書いたものを載せるとか、あるいはもっと私見の混じらない書き方を心がけるべきではないか、と思います。


(注1 ちなみに、印象批評は「批評」の最も初歩的な方法です。)
(注2 音楽批評とは、主にロックとかのジャンルについてのものという前提で書きました。)




4/21 16:21
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学校らしき場所で見知らぬ人に金属バットを振るう。力の限りそいつを叩きのめした僕はその場を離れ、階段の踊り場でそいつの部下らしき人間と遭遇するが、そいつにもバットを向け、血走った目で突き刺すように睨み付け威嚇しながら、その場から逃走する。追っ手から逃れるため、開いていた窓から飛び出し、田んぼの真ん中を走り続ける僕。もう大丈夫だろう、と思い、走りながら後ろを振り返ると5メーター程後ろに小太りながら足の速い追っ手が迫ってきているのに気付くが、時既に遅く、その小太り男に追いつかれ、捕縛される。


そんな夢を見ました。

他人を傷つける夢って何か意味合いがあるんでしょうか?たまに見るんですけど。家の中を徘徊する家族のクローンに向かってナイフを突き立てる(そしてその傍でクローンでない本人は無関心そうな態度で平然としている)夢とか。「夢は無意識の欲望の現れである」なんて言われても困る。

と思い、冒頭の夢を診断してみました。


あなたの夢は、他人に対してもっと心を開くようにした方がよい、という意味です。もう少し自分を素直に出すように心がけてください。そうすれば、物事は解決の方向に向かうはずです。また、あなたの精神的な負担も軽減します。意地は張らないようにしましょう。

だそうです。
他のとこには、

人の生活とはいつも小さな戦いの連続です、その戦いに勝とうとする心が /相手を倒したり/傷つける/そして殺してしまう/夢を見させてしまいます

とかありました。
あと、こんなのもあり。

なんだかどれもバラバラな気がしますが。


これらの結果を要約してみると

  • 僕は他人に対して自分の心を閉じている
  • 僕は日常の戦いにおいて負けまいとしている
  • 僕は自分が嫌いである

    ということになります。
    つまり

  • 僕は他人に対して心を閉じている自分が嫌いで、どうにかしようと日々頑張っている
  • 夢の現すところは即ち、自己嫌悪

    ということみたいです。なるほどねぇ。



    ほんとかよ。




    4/21 00:43
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    谷口崇と勘違いして谷口宗一のCDを借りてきてしまった。
    誰だこの人。




    4/20 23:27
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    ちょっとだけどうにかしてみた。
    とりあえずアバウトは書くこと無いんでなくしました。
    ログはトップの一番下に。


    あと、『匿名』っていうHNはあまりにアレなんで変更。
    『A』でお願いします。

    だからそんな目で見ないで下さいってば。




    4/20 03:21
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    リニューアル、と呼ぶにはあまりにぞんざいな出来なのですが。
    というかホントにどうしようもないなあ、これは。
    まあ、少しずつどうにかしていきます。
    どうにか。


    あ、そういえばHN変えました。
    『匿名』です。

    そんな目で見ないでください。




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