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Poo2で楽描き!ツール編

私の覚書程度なので、たまに気が向くと更新します。
また、基本的な操作については省略しております。

尚、ここに書いているツールの説明はフルバージョン使用が前提です。
他のバージョンには無い効果もあります。
あとWinメインで書いているので、Macの方は適当に置き換えて考えて下さい。すみません。

こちらのページに書いていることに関して、質問などありましたら、質問BBSまでどうぞ。


内容について「これは…」というところは遠慮なくツッコミを入れてください。→BBS

◆ツール編◆ ◆その他◆
【鉛筆】
【消しゴム】
【ブラシ】
【塗りつぶし】
【拡大回転】
【上下反転・左右反転】
【移動】
【トーン】
【マスク】
レイヤー
【レイヤーを移動/コピー/結合】
【レイヤーの透過】
【透明保護】

覚えて便利な操作
【色を拾う】
【平行移動】
【反転・回転・拡大】
【図形を中心点から描く】
【Shiftコピー】(8.12 新規追加)
【ショートカットキー】

保存
【SAVE・AUTO/PNG/JPG】
【アニメーション保存】

◆ツール編◆
ツールの順番は適当です。
また、全てのツールに関して書いているわけではありません。

ところでこれから説明する中で、もし、どれがどのツールかわからない場合は、Poo2のヘルプを開いて、そちらと合わせてご覧下さい。
(ヘルプはお絵描き画面から表示するか、
本家サイトの説明から表示できます。)

◆◇◆

【鉛筆】:鉛筆ツールはいくつか使い方があります。


上から一段目は1pt、2段目は線を太く、3段目は背景ありで、線の色を変えてます

・普通にデフォルト(初期設定)で描く
 ドット線が描けます。線画やべた塗りする時に使います。

・アンチエイリアスをONにして描く
 Poo2独自の効果です。自由曲線の1ptでは効果が判りにくいのですが、太くするほどぎざぎざがぼかされた、滑らかな線になります。
 ブラシの水彩風OFFとの違いは、図形にアンチエイリアスの効果が有効なことです。サークル、サークルフィル、ボックス、ボックスフィルを使う場合はこちらがいいです。ただし、連続曲線や、直線には効果が無いようです。

・A値(アルファ値:透明度)を下げて描く
 アナログの鉛筆書き風の効果が出せます。描き重ねるごとに、濃くなります。ドラッグしたままの描画では、同じ濃度を保ちます。私はA120くらいをよく使います。

◆◇◆

【消しゴム】:どれもストレートな消し心地です


同じ太さの線で描いたものですが、オプションで効果が変わります

・普通にデフォルト(初期設定)で消す
 「ブラシ」「エアブラシ」どちらを選んでいても、ガタガタな消しになります。

・A値(アルファ値:透明度)を下げて消す
 これをして初めて「ブラシ」と「エアブラシ」の効果が生きます。
 線画無しの絵を描くときには非常に重宝します。これを知らなかったときは、指ツールを消しゴム代わりにするという、非常に面倒くさいことをしていました。(これはこれでいい点もあるのですが…)
 「ブラシ」と「エアブラシ」の効果の違いは、エアブラシの方が縁によりぼかしが多く入ります。細いとそんなに見た目の違いはありませんが、太くすると違いがよく判ります。

◆◇◆

【ブラシ】:色塗りや滑らかな線の線画を描くときに


左から背景なし、黒背景、黒背景にD値を下げたもの
塗り重ねOFFは水彩ON+塗り重ねOFFです

・普通にデフォルト(初期設定)で描く
 滑らかなアンチエイリアスのかかった線です。鉛筆のアンチエイリアスをONにするよりも、ギザギザの取れた滑らかな線になります。ただし、図形に関しては水彩デフォルトを使っても、アンチエイリアスは無効化されます。

・水彩風をONにする
 色塗りする時や重ね塗りをするとき用。ぼかしがかかります。塗り重ねると、徐々に不透明度が上がり、パレットの色に近づきます。ドラッグしたまま塗っても、不透明度は徐々に上がります。

・塗り重ねをOFFにする
 ドラッグしたまま塗ると、同じ濃度を保ちます。また、塗り重ねても、少しずつ色が濃くなる程度です。

・1pt水彩風ONで線画を描く(別に1ptより大きくてもいいです)
 鉛筆線とは違う細い滑らかな線を描きたいときに使います。これは、描く人の好みですけどね。ちなみに、白いキャンバスに描くと、色が薄くて、非常に見にくいので、明るい色で塗りつぶしたレイヤーを下に置いてやると、いいかもしれません。また、線画を描く場合は、下絵の上に線画用の新規レイヤーを置き、水彩の黒い線でなぞるようにします。ただ、やはり薄いので、何度も重ねるようにして描きます。

◆◇◆

【塗りつぶし】:描画範囲を一気に塗りたい(消したい)ときに

・鉛筆・水彩・エアブラシ・ぼかしツール選択時
 べたっと描画色で塗れます。

・消しゴム選択時
 描画エリアの塗りつぶし範囲の色を消します。

・トーン選択時
 トーンを描画エリアの塗りつぶし範囲に一気に流し込みます。

・上記ツールのD値(ディザ値)を下げると、ランダムドットのような効果がそれぞれの特性を生かしたまま出せます。

◆◇◆

【拡大回転】

・回転:-90度から90度まで5度刻みの回転が可能です。
 ただし、回転すると、画像は劣化していきます。
 また、回転コピーは出来無いので、元絵を残したい場合は、
レイヤーコピーをしてから回転すること。
 ※Ctrlを押しながら、描画エリアをクリックすると、選択レイヤー全体を回転できます

・拡大:0.1倍から2.0倍まで10%刻みで拡大できます。
 ただし、拡大縮小をすると、画像は劣化していきます。
 また、元絵を残したい場合は、コピーツールで離れた場所にコピーするか、レイヤーコピーをしてから拡大縮小します。
(縮小する際に、対象の絵をぼかしてから縮小すると、劣化が少しましだそうです)
 ※Ctrlを押しながら、描画エリアをクリックすると、選択レイヤー全体を拡大・縮小できます

◆◇◆

【上下反転・左右反転】

・反転したい部分をドラッグしながら囲むと反転できます。
 描いた絵のバランスを見たいときにも利用します。その後、undoで戻せば、元通り。他にも、枠模様を作ったり、上下反転で映りこんだ画像を作りたいときなどに。
 ※Ctrlを押しながら、描画エリアをクリックすると、選択レイヤー全体を反転できます

◆◇◆

【移動】

・Ctrlを押しながらドラッグすると、垂直方向(縦)にロックして移動
・Altを押しながらドラッグすると、水平方向(横)にロックして移動
・また、キーボードの矢印キー(↑↓←→)で1ptずつの移動が可能
 (ただし、描画エリアが100%のときだけです)

◆◇◆

【トーン】:以下はボーダートーンの説明です


1/4トーンでボーダートーンを作って、拡大ツールで拡大すると楽です

・簡単なボーダートーンの作り方
 1.塗りつぶしで1/4トーンをレイヤーに流し込む
 2.レイヤーをコピーして左右反転後、レイヤーを結合

 移動ツールでラインができるまで移動という方法でも。

◆◇◆

【マスク】:5色まで色を指定して、マスク・逆マスクができます

・マスクのボックスをクリックしてから、描画エリアのマスク対象色をクリックします。ボックスの色が変われば、その色をマスクできます。水彩ONで描いたものや、ぼかしのかかっているものはきれいにマスク出来ません。
ちなみに、
通常マスク=その色には描画不可(その色を保護する)
反転マスク=その色にだけ描画可
ただし、マスクは同色でも鉛筆などのアンチエイリアスのかかった部分はべた塗りとして扱います。アンチエイリアスを生かしたい場合は、透明保護を使います。
また、レイヤーの透明部分は、白と同じ色として扱われてしまうので、白をマスク色として使うのはできるだけ避ける方が無難です。

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◆その他◆


レイヤー

◆◇◆

【レイヤー・移動/コピー/結合】

・レイヤー機能は、CGならではの便利機能です。最初は一枚しかありませんがPoo2アプレットの場合、必要なだけ増やすことが出来ます。

●移動:レイヤーが複数枚あるときに、▲▼で、レイヤーを上下に移動できます。
●コピー:選択しているレイヤーをコピー。同じものが作れます。
●結合:増え過ぎたレイヤーをまとめたり、出来上がった絵に、いっぺんに効果を与えたい時に結合(一枚にまとめる)します。

◆◇◆

【レイヤーの透過】

・レイヤーそのものを透過(半透明)にすることができます。ただ、色が薄くなるだけでなく、下にある絵や色が透けて見えます。
使い方としては、色が濃いかな、と思った場合に、薄くするのに使ったり、全体に色味を加えるためのカラーフィルターにしたり、レイヤーモードの効果が強すぎたときに弱くするのに使います。
他にも、ソフトフォーカス(やさしい光と幻想的な雰囲気を出すために、ぼかしを入れる効果のこと)するときにも使えることを最近知りました…。

◆◇◆

【レイヤー・透明保護】


↑マスク            透明保護↑
拡大すると、より荒さがわかります。

お絵描き画面左側にある、レイヤーボックスの「オン・オフ」で透明保護の切り替えができます。かなり便利な機能なので、覚えて損はないです。

・レイヤーに何か描いてから、透明保護をオンにすると、描いた部分のみ描き込め、それ以外の部分には色がはみ出さないように出来ます。
マスクと同じような効果ではありますが、これのすごいところは、半透明・ぼかしのかかった部分も、その透明度を保ったまま色を塗れる点です。
 例えば、アンチエイリアス鉛筆でサークルフィル(上図のような塗りつぶしの円)を描き、透明保護をONにします。それを水彩風をオンにした、ブラシかエアブラシで色をぬると、円の縁のアンチエイリアスが保護されたまま色を塗ることが出来ます。また、水彩ブラシ、水彩エアブラシで描いたものでも、同様に、ぼかしてある(色の薄い)部分を保護して、色替えが出来ます。マスクだと、水彩で書かれた部分にはマスクが効かず、アンチエイリアス鉛筆のエッジ(縁)の半透明の部分は無視され、べた塗り部分と同じ扱いになります。
これを避けたい場合に透明保護は非常に便利です。

 


覚えて便利な操作
◆◇◆

【色を拾う】:スポイトを選ばなくてもできるので便利

・Ctrlを押しながら拾いたい色のある部分をクリック
・単独右クリックでも色を拾えます(こちらの方が簡単?)

◆◇◆

【平行移動】:移動・コピーツール使用時

・Ctrlを押しながらで垂直移動
・Altを押しながらで水平移動

◆◇◆

【反転・回転・拡大】

・全体(選択されているレイヤーのみ)を左右反転・上下反転・回転・拡大・縮小したいときにCtrlを押しながら描画エリアをクリックすると簡単。

◆◇◆

【図形を中心点から描く】:円・四角

・普通は、対角方向(左上から右下など)に円や四角などの図形を描くことになりますが、Altを押しながら図形ツールで描くと、中心点から描く事が出来ます。Shiftと組み合わせると、正円・正方形になります。

◆◇◆

【Shiftコピー(重ねてコピー)】:移動・コピーツール

・同じレイヤー上で普通にコピーすると、コピーしたものが元絵に重なってしまった場合、元絵の一部がコピーしたものの余白部分で消えてしまいます。
そうならないようにしたい場合はドラッグして移動する際、Shiftキーを押しながらドラッグすると、元絵を残したままコピーすることが出来ます。

◆◇◆

【ショートカットキー】:「はじめに」または「F1」

上記のキーボード操作以外にも、ツールを切り替えたり画面操作したり出来る便利なキーのことを、ショートカットキーと言います。
お絵かきBBSのHELPにある「はじめに」で確認できますので、お絵かきに慣れてきたら、ぜひ活用しましょう。
使って便利なのは、描画ウィンドウを拡大縮小するCtrl+A(画面拡大)、Ctrl+S(画面縮小)、UndoのCtrl+Zや、選択解除のCtrl+Dなどが便利です。
右手にマウスやペンタブレット、左手でショートカットキー操作というのを私はよくやります。(だから覚えるのも、左手片手でできる操作ばかり…)

追記:お絵描きしている途中でも、キーボードの「F1」を押すと、ショートカットキーを確認できます。
ちなみに
「F1(日本語)」「F2(英語)」→ショートカットキー一覧
「F3(日本語)」「F4(英語)」→情報表示(ツールの操作回数や時間)
となっています。

※MacOSXで「HELP」をクリックすると、強制終了するそうです。HELPはお絵描き掲示板を立ち上げる前に別ウィンドウで開いておきましょう。→「はじめに」(HELP)

 


保存
◆◇◆

【SAVE・AUTO/PNG/JPG】:保存

・絵が描けたら、もちろん、保存しなければなりません。ここで注意したいのは、お絵描き掲示板は普通のペイントソフトと違って、途中保存には向かないという点です。慣れるまでは出来るだけ、途中保存は避けましょう。
以下は保存ボタンの説明です。ちなみに、Poo2ツールはPNG又はJPGの2種類の保存形式を選ぶことが出来ます。

●AUTO:描いた絵に適した保存形式を自動で選んでくれる。べた塗りや、ぼかした部分が少ないと、PNG形式、水彩を多用しているとJPG形式。

●PNG:線画や単純な塗り、又は水彩を使わないような塗りの場合に向く保存形式。水彩を多用している際に、この保存形式を選ぶと、ファイルが重くなるので注意。ただし、絵を劣化させたく無い場合はこちらを選ぶことも。(塗り絵用の線画や途中保存したいときに良く使われます)

●JPG:水彩やグラデーションなど微妙な色合いが多用されているときはこちらが向きます。ただし、こちらの保存形式は圧縮される分、絵が劣化しやすくなります。標準では画質が「80%」。一番きれいな画質は「95%」。尚、0%〜95%の間で5%きざみの圧縮率を選ぶことができます。

PNG保存にするか、JPG保存にするか迷ったときは、一度それぞれのボタンを押せば、ファイルが何KBになるか表示されるので、確認してみましょう。JPGの場合は、圧縮率の%を選んで「プレビュー」を押せば、何KBか表示されます。あまりファイルが重たいと、投稿した際に「サムネイル表示」といって、縮小表示されてしまいます。また、描画サイズで投稿できたとしても、100KB前後だと、見る人の負担になります。

◆◇◆

【アニメーション保存】

これはツールと言うより、最初にお絵描きアプレットを立ち上げる前に選択しておく必要があります。モード「フルバージョン(アニメ)」や「シンプルバージョン(アニメ)」にしておくと、描いた手順を保存後再生することができます。また、アニメ付き保存にしておくと、普通にPNGやJPGで保存していても、レイヤー情報を生かしたまま続きから描くことも可能です。ただし、この機能にはバグが生じることもあり、たまに壊れることがあるので、100%信用はできません。続きからと思っても、途中までしか再現されなかったり、一部描いたものと違う効果が残っていたりします。

  ←アニメーション再生ツール

また、アニメーション付きのモードで描いている途中、アニメーション手順を再生できますが、こちらも、場合によっては途中までしか再生されないことがあるので、その点、覚悟しておきましょう。私は何度か泣きました。
(アニメーションで遊びたかっただけなのに…)。

【追記】
アニメ付きで保存すると、誰でも、お絵描きの手順を見ることができるので、描くところを見られたくないと言う方は、のマークをクリックして消しておくと、そのレイヤー上でのお絵描きは保存した時に再生されません。
(動画再生されないだけで、レイヤー情報は残ってます)

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