「ポスタル2」は主人公ポスタル・デュードが簡単なおつかいなどをする日常シミュレーションゲームです。
『ミルクを買いに行こう』
ポスタルくんの最初のおつかいはスーパーで売ってるミルクを買いに行くことです。「ミルクを買う」というのは、アメリカにおいては「子供のはじめてのお遣い」という意味があるそうで、このゲームにおける最初のおつかいとして適切なものといえるでしょう。トゥーイージーです。
さて、自宅のトレーラーから登場したポスタルくん。ミルクを買いに行く前に、とりあえず武装しなくてはなりません。なにせこの国は銃大国アメリカです。非武装のまま街をうろつくなど恐ろしくてできるはずがありません。他人はみな敵です。
というわけで、納屋でスコップを手にしたポスタルくん。しかし、凶器がこれだけでは心許ありません。ここはとりあえず隣家に押し入りましょう。
案の定、突然家の中に入ってきたポスタルくんに驚く隣人。警察に通報されるとまずいのでスコップで殴り殺そうとしましたが、ここは残念ながら逃げられてしまいました。仕方ないので、パソコンを壊したり、椅子を蹴り飛ばしたりしてウサを晴らした後、ガソリン缶とスタンガンを奪い、逃走します。
次に、ヘルスパイプ(ヤクのことです)を売っているお店へ立ち寄ります。しかし、ヤクは高くて買えません。ですので、ヤクを購入した他の客を待ち伏せして殺し、無事にヤクをゲットします。ちなみに、この客は高級車に乗ってるので、ぶち壊しておきました。
さらに、クラブに立ち寄りますと、7〜8人の若者がくねくねと踊っています。人がたくさんいると、とりあえず火をつけたくなりますよね。先ほど入手したガソリン缶で店に火を放つと、踊っていた人たちが慌てふためき次々火だるまになっていきます。
が、そんな様子をヘラヘラ見てたら自分にも飛び火。ポスタルくんも火だるまになりました。しかし、ポスタルくんは慌てません。落ち着いてズボンのジッパーを下ろし、天に向かって放尿。自分のオシッコで消化に成功します。後に残るは焼死体の数々。また、彼らが持っていたと思しき現金も落ちているので、とりあえず拾っておきましょう。猫に小判、死人に現金です。
それから、ゴミ捨て場でピストルを拾ったポスタルくん。いい加減、ミルクを買いたくなったのでスーパーへ行きます。お目当てのミルクを手に入れた後、せっかくだから放火しようと思い、店内にガソリンを撒いていたところ、レジ係がマシンガンを持って突っ込んできました。まさかガソリンを撒くだけで銃撃戦になるとは思わなかったんですが、こちらもピストルを手に入れたことですし、果敢に応戦。無事にレジ係を殺してマシンガンを奪います。
強力な武器も手に入れたことですし、せっかくなのでこのまま強盗することにしました。従業員専用入り口を進んでいきますと、武装した女性店員が雄叫びをあげながら襲い掛かって来ますので、片っ端からマシンガンでぶち殺していきます。そして、奥の方に隠してあった現金をあるだけ奪って強盗成功。ついでに店内にいた一般客と、騒ぎを聞きつけて駆けつけてきた警察官も銃殺し、一銭も払わず(むしろ現金を手に入れ)、ミルクを手に入れたポスタルくんでした。はじめてのお遣いは大成功ですね。
つづく。
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