「ポスタル2」は主人公ポスタル・デュードが簡単なおつかいなどをする日常シミュレーションゲームです。
『ゲイリーのサインを貰おう』
さて、無事に図書館を火の海にした後は、ショッピングモールで開かれているゲイリー・コールマンのサイン会に行きましょう。ゲイリー・コールマンは「アーノルド坊やは人気者」のアーノルド坊やのことです。大人なのに背が小さいので、「子供を殺すことはゲームとはいえ倫理的に問題があるが、ゲイリー・コールマンなら構うまい」という理屈でポスタル2に登場している有名人です。酷え。
そんなわけでモールに向かうのですが、途中でちょっと寄り道。月曜日にミルクを購入したスーパーに立ち寄ってみます。すると、イスラム系のレジ係と警察官が何やら口論しています。やたらと険悪な雰囲気で「300ドルよ、あんた買うの!?」「一銭たりとも払わねえぜ、ケツまくって国に帰りな!」とか言って中指立ててます。なんで、このゲームの警官はこんなにパンクなのでしょうか。
その後、スーパーの近くの空き家に侵入し、空き家の屋上から電線を伝ってスーパーの屋上に行けることを発見。カラスじゃあるまいし、大人一人が電線の上を歩けるわけがないですが、まあゲームなのでOK。そこからスーパーの裏手に下りると、なんとそこにはネコ(という名のサイレンサー)がたくさん生息しているではありませんか。早速、ネコをスタンガンで気絶させて収集しておきます。ネコはケツからショットガンを刺す事でサイレンサーになるんですよねー。便利アイテムです。
サイレンサーも手に入れたので、改めてショッピングモールへ。ゲイリー・コールマンのサイン会場はすぐに発見できましたが、かなり人が並んでいるようなので、まずはショップでお買い物。ショットガンを購入したり、レーダーを購入したり、ゲームデモ団体に突然銃撃されて応戦したり、モールを堪能して、やっとこさサイン会場へと向かいます。
そろそろ人もいなくなってるかなー、と期待していたんですが、するとどうでしょう。サイン会場は屍の山と化していました。意味が分かりません。ポスタルくんが楽しくお買い物をしている間に、一体どんなアクシデントが起こっていたのでしょうか……。とにかく、死体の横に転がっているサイン本を拾って、おつかいクリアーです。こんなサイン本持ってたら呪われそうですが、とにかくおつかいはクリアーです。
なお、これだけの戦禍にありながら、なぜかゲイリー・コールマンは悠々とサイン会を続けていました。すぐ横で、人が丸焦げになって死んでいるのにです。話しかけてみると、「転売したらお前の家に行ってボコボコにするからな」と言いながらもサインをくれました。なんというタフな男でしょうか。流石はアーノルド坊やです。
つづく
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