ギリシャ神話を題材にしたアニメ映画。地上世界の覇権を争うゼウス、ポセイドン、ハーデスと、打倒ゼウスを狙う少年アリオンのお話です。
神話がベースということもあり、これだけ聞くとすごく面白そうなんですけど、なんていうか、神々がみんなショボイ。ショボイだけならいいんですけど、意味が分からないです、いろいろと。まずハーデスはゼウスとポセイドンの戦争を見物しに行ったらアリオンに斬られます。次に錯乱した我が子アリオンを止めようとするポセイドン。彼は「下がっておれ」と周りの者を下げるので「おお、何か考えがあるんだな!さすがは神だぜ!」とか思ってると、何もできないままブスッと刺されて死にます。で、ゼウスに至っては地母神ガイアに泣きついたり、攻めてきたアリオンにビビって逃げ惑ったりとヘボすぎます。ちなみにアレスは途中であっさりアリオンに斬られ、アテナはアポロンとの近親相姦中に死んで、ヘラクレスはそこらへんの山賊です。ラスボスであるアポロンとアリオンの戦いは何だか意味の分からない世界で、さながらアムロとシャアみたい。総じて、良く分からないアニメでした。
あとこの物語でのラブロマンスは基本的に近親相姦。まず主人公自体が近親相姦だし。
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