●唯一神に投票したくなる3つの理由 |
※このテキストは公職選挙法的にはグレーゾーンですが、現在の公職選挙法を厳密に解釈すると選挙期間中はネット上での政治に対する言論が一切行えなくなってしまいます。そういった理由によりあえて掲載しました。ご了承下さい。 05年9月8日 東京1区の人が唯一神又吉イエスに投票したくなるよう説得的なテキストを書いてみます。 根底にあるのは「棄権するよりは白紙投票した方がいい」という思想です。 これについては、先日書いたテキスト「選挙に行こう」を参照してください。 Reason1、絶対に当選しない まず無理でしょう。 海江田万里、与謝野馨の二大巨頭には勝てません。 「唯一神は面白いけど実際当選されても困るなあ」と思うかもしれませんが大丈夫です。 選挙はそんな甘いもんじゃありません。絶対当選しません。 そして、(ここからは僕の推論が入りますが)唯一神に投票することは白紙投票とほぼ同義でしょう。 まず、唯一神がなんといっても泡沫候補であること。 次に、政治家もバカじゃないから有権者のほとんどがネタで投票してる事を理解してること。 これらから、唯一神支持者が「いつどこに転ぶか分からない」ことをアピールできるのではないでしょうか。 それは他の候補者にとってもプレッシャーとなるはずです。 Reason2、そろそろおひねりをあげてもいいんじゃないか 今まで僕たちをたくさん楽しませてくれた又吉先生。 選挙には毛ほどの興味もなかった人たちも、又吉先生のおかげで選挙が始まるのが楽しみになったのではないでしょうか。 現に、街頭演説があると多くの人が詰めかけ、写真を撮り、演説に合わせて合いの手を入れたり、拍手をしたり、哄笑したり、これはまるでライブのようです。 そう、いわば又吉先生は、これまで完全無料で、自費で、何年にも渡ってお笑いライブを行ってきたのです。 そう考えるなら、これほどまでのエンターテイメントを提供し続けてきた又吉先生に、入場料も観覧料も一切払っていないというのは少し申し訳ない気持ちになりませんでしょうか? しかも、僕たちはお金を払わなくてもいいんです。 ただ、一票を投じれば良いのです。 アバウトな計算ですが、前回の東京一区衆院選での投票総数は約20万票。 うち、1/10を獲得できれば供託金(300万円)が又吉先生に返還されます。 300万の借金をして出馬している又吉先生に、この300万円を返してあげたいのです。 そもそも供託金というシステムは、当選する気はないのに売名目的で出馬する泡沫候補を抑えるためにあると思うのですが、又吉先生は明らかに売名目的でないにも関わらず全然供託金を取り返せてないのです。 これはもうシステム的な問題と言っても良いのではないでしょうか。 2万票集まれば300万円が返還されると単純に考えるなら、一票投票することで150円又吉先生に寄付することになります。 誰か特定の人に投票するつもりの人はともかく、白紙で出そうと思ってる、そもそも行く気がない、という人は、おひねりのつもりで投票しても良いのではないでしょうか。 僕たちは、少なくとも150円分くらいは、又吉先生に楽しませてもらってると思いませんか? Reason3、そんなにエキセントリックな人ではない ここから先は、政治についての僕の知識が中途半端であること。 それから、又吉先生とお話をした時のイメージに基づいた仮説であることをご了承下さい。 又吉先生がエキセントリックに感じられる最大の理由は、なぜ唯一神を名乗っているのかということです。 これに関しては、おそらく又吉先生は「唯一神にならざるを得なかった」のではないかと思います。 又吉先生が現在の資本主義経済の問題点を深く考えた結果なのではないでしょうか。 確かに資本主義にはいろいろと問題があります。 たとえば、卑近な例だと音楽の問題とか。 資本主義だとどうしても売れそうなものばかりがメジャーで流通します。 それは音楽という芸術の多様性を失わせることになるかもしれません。 このように、資本主義は決して完璧な経済体制ではありません。 では、資本主義はダメだとして共産主義はどうか? 共産主義は既にロシアなどの失敗例が現にあります。 共産主義は理想論ではありますが現実は難しい。 人の欲望には限りがないし、穏やかな羊のように毎日労働を楽しみながら生きていけるはずがありません。 人は羊ではない。では、どうすればいいか? この難問に又吉先生は悩みに悩み、そして苦悩の末に「自分が羊飼いになるしかない」と考えるに至ってしまったのでしょう。 つまり、又吉先生が唯一神となることです。 実際にこの問題は非常に難しい問題であり、完全に理想的に成し遂げるとしたら、神が降臨する以外に答えはないのかもしれません。 みなが唯一神を信仰し、善良な生き方を選べば、確かに現在の政治にかかわる諸問題は全て解決です。 だから、又吉先生は唯一神になるしかなかったのだと思います。 現実的でないという意味では、又吉先生が唯一神になったのは先生の弱さと言えなくもないですが、しかし、それはそれとして、又吉先生が決して理解不能な変人ではないということ、少なくとも政治を「又吉先生なりに」真面目に考えてることはご理解頂けると思います。 又吉先生はあまりに純粋すぎるので、正直政治家には向かないと思いますが、こんな候補者が日本に一人くらいいてもいいと思います。 ※又吉先生の考え方は共産主義とは別の物ですが、僕の知識が乏しいのと話を簡単にするため、ここでは上述のように書いております。ご了承下さい。 まとめ ・白紙投票みたいな気分で又吉先生に投票しよう。 ・又吉先生おもしろいじゃん!お金困ってるみたいだし、寄付のつもりで投票しようよ。そしたら次回の選挙も楽しめるよ。 ・又吉先生はむちゃくちゃ言ってるわけじゃなくて、ある意味すごく純粋に政治を考えてるよ。こんな純粋な政治家が一人くらいいて、毎回選挙に出馬してるって状況があってもイイんじゃない? 参考)世界経済共同体党公式HP/「再臨のキリスト、唯一神又吉イエスは日本・世界をどうするか、どのようにするか」(amazon) |
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