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Ｗ杯の余波で、にわかサッカー選手萌えでハァハァしている腐女子の皆さん、こんにちは。
今回は、そんな貴女にお勧めの本の紹介です。
その本とは、カトリーヌあやこの「サッカーおばかさん」。

「あんまりサッカーに詳しくない。でも、カッコイイ男の人には、ひじょーに興味がある。そんな一般的ミーハー症候群の乙女たちにもサッカー観戦を楽しんで頂きたくて生まれた本。女の子のためのサッカーエッセイまんが。」

という、売り文句に騙されてはいけません。著者のカトリーヌあやこさんが、自身の一般誌での連載誌上で普通に宣伝していたからって普通の本だと思ってはいけません。
こんな話があります。Ｗ杯の盛り上がりのさなか、著者のカトリーヌあやこさんも、この本の絡みでBBCの取材を受けてしまったそうです。
そこで、
「ベッカムとオーウェンはロッカールームでキスしていると思いますか？」
と、まんまリアルスラッシュな質問をされてしまったそうです。
そのときは非常に困惑されたそうですが、そりゃあ、「（イングランド代表が）こんないい役者ぞろいなんスから、いっそ『モーリス』『アナザー・カントリー』みたいな映画とってくんないか？」って前フリしつつ、ベッカムxオーウェンネタを書いてるんですから、そういう質問が来るのも至極当然だと思いますけど。

本書に収録されている中井美穂アナウンサーとの対談もいい味出しています。

中井「フランスワールドカップの最終予選の時、ヒデが脳震盪を起こした城の額に、自分の額を押し付けてたのを見て、もーう、バタバタ倒れましたよ（笑）！ 私だけじゃなくて、日本のミーハー女子みんなが倒れた。あれで（笑）」
カトリーヌ「あの場面は、ちょっと女子のハートを打ち抜きましたね。あれがあった瞬間、家のファックスがガーッと動きだして、友だちが『見たー!?』ってファックスを送ってきました（笑）」
中井「あれにはちょっと、『やられたー』って（笑）。男の人的にはああいうのは『どこがいいの？』って思うらしいんですけど、女子は弱いですね」

……ミーハーな女子でもそういうのがダメな人はダメだと思います。と云うより、二人とも視点が腐女子です。

ところで、現在管理人が萌えている方（職業：ミュージシャン）は、サッカーファンです。
浦和レッズのサポーターで（カトリーヌあやこさんと同じ／笑）、あの岡野選手（野人）と交流があり（ライブの前説でちょこっと出たこともある）、あの中田選手（ヒデ）と電話で話したこともあるという（苦笑）、まあ、自分の特権をフル活用してる業界人なんですが。
こないだ、「……生まれ変わったらサッカー選手になりたいなあ」と遠い目をして小学生みたいなことを云っていました。
そんなこともあって、管理人はサッカー選手に対してちょっと遠慮をしていました。「何か、悪いなー」と特別な理由もなく思っていたんですね。
ですが、この本を読んで目から鱗が落ちまくりました。サッカー選手に対する見方が変わりました。特に中田選手。
アトランタ五輪当時、前園選手と同室だった彼は、前園選手相手にスキンケア指南したそうです。化粧水塗ったりして。
……中田さん、是非、電話でしか話したことない某ミュージシャンと直接会って、スキンケア談議でも何でもしていただけません？（現在あらぬ彼方へ妄想中）。

閑話休題。
そんなわけで、サッカー選手萌えな貴女は読んでみてはいかがでしょう。
ただ、Ｗ杯開催前に出版された本なので、Ｗ杯で大活躍した選手が必ずしも出てくるとは限らないのが難ですが。
「オリバー・カーン（ドイツの鉄壁GK）ってエプロン似合うよねー♥」あたりは、今後、もっと突っ込んで書いていただきたいところです。
管理人は、とりあえず、中田選手の服装チェックと小野伸二選手の公式サイトウォッチあたりから始めたいと思います。

後藤繁榮さんは、NHKのアナウンサーです。
現在、NHK教育の「今夜もあなたのパートナー」の「今日の料理」枠（月〜木：午後8時から8時45分まで）の司会を担当してらっしゃいます。
こんな人です。

番組での後藤アナのお仕事は、料理研究家の先生の横についておそらくは役に立っていなさそうなお手伝いをしたり、出来上がった料理を食べたりすることです。
その様子が実に楽しそうなのです。
おそらく、後藤アナは食べることが非常にお好きな方なのでしょう。そして、おいしいものを食べるためなら台所仕事の手伝いもほとんど苦にならない方なのでしょう。
番組内で出された料理を、後藤アナはとてもおいしそうに食べます。その様子が、「仕事でこんなおいしいものが食べられるなんて……。これは私の天職！」と言外に主張しておられるようで、実に微笑ましいのです。
とりあえず、管理人とその母は、裏番組で特に見るものがないと後藤アナ見たさに「今日の料理」にチャンネルを合わせるようになってしまいました。何か、NHK教育の策略に乗せられている感もありますが。別にいいか。

蛇足:
実は「今日の料理」は時々、鈴木聡彦アナが担当のときもあるのですが……。若手の鈴木アナは所詮、お仕事と云うか、どうもいまいち「楽しそう」ではないのです。鈴木アナはスポーツ実況がメインだそうで、そういう方にこういうことを望むのは酷かな、とは思いますが。
ちなみに、後藤アナと鈴木アナが一緒に番組を担当することはまずないので、後藤x鈴木とか、鈴木x後藤で萌えるのはちょっと無理があると、言い添えておきます。