レイvsマナvs王者!?

 

 

「シンジは私の〜!」
「碇くんは私のもの・・・・」
「もう・・・・やめてくれよ・・・・2人共・・・・」
レイとマナの間でシンジが困った顔をしている。
朝からこの調子だからだ。
レイとマナはいつもこんな風に、シンジの取り合いをしていた。
シンジにとってはいい迷惑だが・・・・。
シンジはほとほと困っていた。
(どうしよう・・・・)
そんなことを考えていたら、救世主ミサトさんが帰ってきた。
「あらあら・・・・またシンちゃんの取り合い〜?」
「あっ、ミサトさん、助けてくだ・・・・「葛城さんは黙っててください!!だから綾波さん!シンジは私のものだって!!」
「私のって何回言わせれば気が済むの・・・・。ねえ・・・・碇くん・・・・」
「うわっ!綾波!」
「あっ!何してるの!綾波さん!」
ミサトは静かに聞いていると思っていた・・・・が、しかし心中は穏やかじゃなかった。
(黙っててですって〜!!う〜むかつくわね〜!!)
ミサトはマナの言葉にきれていた。
こめかみには青い筋がきっちり出ている。
しかし3人がそれに気づくことはなかった。
(う〜ん・・・・どうしてやろう・・・・。考えるのよミサト!作戦本部長の名にかけて!・・・・そうだわ!)
「マナちゃん、レイ!そんなにシンジくんが欲しいなら、シンジくんをかけて勝負しなさい!」
「「勝負〜!?」」
(これで私も出てシンちゃんを私のものにしよって作戦よ〜!覚えてなさいよ〜マナちゃん!)





「レディースエンドジェントルメン!さあ、世紀の大バトルが始まろうとしています。司会はこの私、相田ケンスケがさせていただきます。それでは挑戦者入場!!」
マナ、レイ、ミサトの順番で出てくる。
「え〜!!ミサトさん出るんですか〜!?」
「そっ!」
(なんてことだ・・・・頼む、マナ、綾波、負けないで・・・・)
シンジはそうとうミサトが嫌らしい・・・・。
(シンジ、心配しないで!私、勝つわ!)
(碇くん・・・・まかせて)
(シンちゃんの体で遊ぶってのも良いわね〜)
「さあ、それでは勝負内容を発表させていただきます。勝負内容は・・・・・・・・・・プロモーション対決です!」
「「「得意分野ね!」」」
おいおい・・・・。
「さて、早速始めましょう!ルールは、よりシンジくんにかわいいと言わせられるかです。服装は個人の自由です。では、スタート!!」
(う〜ん・・・・やっぱりあれかな・・・・。シンジとの思い出・・・・。きゃっ!)
(・・・・これね・・・・。もらったわ・・・・(にやり))
(う〜ん・・・・シンちゃん倒れるかも・・・・)
「さあ、それでは着替え終わったようです。それでは、まずは霧島さんからどうぞ!」
「おお〜!!」
マナの服装はシンジとのデートに着ていった、白いワンピースだった。それに白い帽子もかぶっている。
「どうかな?シンジ」
「・・・・綺麗だよ・・・・」
「ありがと、シンジ。きゃっ!」
「さあ、続いて2番手は綾波さんです。どうぞ!」
「うおおおおおおおおお〜!!!!」
レイの服装は包帯だった。胸と下は隠している。顔には眼帯をつけている。
「どう?碇くん」
「・・・・う、うん・・・・綺麗だよ」(すごいすごすぎる!!)
「・・・・」(ぽっ)
「さあ、それでは最後になりました。3番手は我らがミサトさんです!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお〜!!!!」
「こ、この相田ケンスケ、思い残すことはありません!!」
(ぶしゅ〜〜〜〜〜〜〜!!!!ばたっ!!)
(ミ・・・・サ・・・・ト・・・・さ・・・・(ぶしゅ〜〜〜〜〜〜〜!!!!))
ミサトの服装はパンティ一枚だった。
イコール、上半身裸である。
「どう?シンちゃ・・・・ってあら?」
もう、すでにシンジは気絶していた。
健全な少年がこれをみて何も反応を起こさないわけが無い。
「「葛城さん(三佐)!!」」
「う〜ん・・・・これはドローってことで・・・・」
「「んなのあり〜!?」」
これほどマナとレイがシンクロした日は初めてだろう。

 

そのころシンジはまだ夢の世界を漂っていた。

 

次回へ続く・・・・のか?

 


 

 
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