断点-2 5


(5)

塔矢の手がオレのシャツのボタンを外していき、胸元が開けられていくと同時に、アイツの唇が
オレの身体の上を降りていく。
カチャリ、と音がした。
ボタンを外していた手が、そのままベルトを外す音だ。
塔矢の手がそのまま下着の中に滑り込んでくる。
「やっ…んっ…!」
直接握りこまれて、オレは変な声をあげてしまった。胸元で塔矢がクスリと笑った気がした。
「ひっ…!」
と、次には乳首をペロリと舐められて、またオレは声をあげてしまう。
そのまま吸い付くように口に含まれて、舌先で捏ね上げるようにされて、何だかよくわからない
感覚にオレの身体は熱くなっていく。そして塔矢の手は、オレの熱を更に煽るように硬く勃ち上
がったオレを扱く。
「あっ、あ、とうや、もう…、あ、ああっ…!」
体中が熱くなって、オレの中心は塔矢の手の中ではちきれそうになって、オレは耐え切れずに
高い声をあげてしまった。
もう爆発してしまいそうだ、そう感じた時、ふいに塔矢の身体が離れた。
「とう、や…?」
曝け出された身体に空調の風を感じて、その冷たさがイヤな感じがした。
どうして?塔矢、急に…
不安になって目を開けて、そこに見た塔矢の表情に、その意味に、ぼうっとしていたオレの頭は
気付くのが遅れた。



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