プレゼント 1


(1)
「進藤、誕生日おめでとう・・・・こ、これプレゼント」
「えーッ!プレゼントォー!!サンキュー、塔矢!」
だがその包みを見て少し不安そうな顔のヒカルであった・・・。
そんな事には気付かないアキラたんは天使の微笑を浮かべて
「開けてみて」
とヒカルに促す。
「う、うん・・・じゃ・・・」(ガサゴソガサゴソ)
「どう?気に入ってくれた?キミの髪の色とコラボレートしてるだろ?」

それはアキラたんとお揃いの虎縞のネクタイだった。

「あー、あのさ!どうせならお揃いのネクタイより・・・・お前が欲しいんだけど。
どうなんだよッ!俺の誕生日なんだぜ!!!!」
「それは・・・・」
アキラたんは自分の下半身をチラッと見て、恥ずかしそうに小さな声で言った
「こっちはキミのためにちゃんとリボンをかけてきてるから・・・・」

その瞬間アキラたんを押し倒して服を剥ぎ取り、腕を虎縞のネクタイで縛り上げ、
思う存分プレゼントを味わったヒカルであった。

めでたしめでたし。



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