WXシリーズはA.I.Softが開発した日本語FEPです。Windowsでの最新版はWXGとなり英語関係等でMS-IMEやATOKと別の方向性を目指しつつ戦っています。OS/2ではWX3でストップしていますが、IBM製以外で購入できる唯一の日本語FEPです。(ATOK8が一太郎Ver5 for OS/2に含まれていたが、単独での購入は不可だと思われる)
このWX3ですが、最新版(?)は3.04というバージョンです。
注意を要するのがアップデート方法です。(ワタシはハマってしまった・・・)
(1)3.0→3.04
(2)3.0→3.02→3.04
(3)3.02→3.04
とりあえず、ワタシが把握しているのが、この3パターンだけなんですけど、全部、異なるアップデート用のプログラムが必要です。(2)と(3)の違いは(3)はパッケージソフトとして販売されているものなんですけど、(2)は3.0をアップデートプログラムを利用して3.02へしたものです。解りにくいですねぇ。
最近のアップデートは強引に新しいファイルに置き換えてしまうものが多くて(詳しい仕組みの違いはわかりませんが)現在の状態をあんまり気にしなくても良いんですけど、このWX3のアップデートには注意を要します。
前述のとおり現在のバージョンにアップデートプログラムが異なりますし、途中で失敗すると再度アップデートプログラムを実行しても、アップデートが出来なくなります。そうすると・・・
もうひとつ注意事項を
readmeファイルにも書いてありますが、このアップデートを実行するには「かな漢字変換プロパティー」の中で指定する「"省略値"のかな漢字変換」にWX3が選択されているとアップデートが失敗します。なので他のFEPも導入しておく必要があります。WX3はWin-OS/2でも使えますから、全部WX3で済ませようという方にとっては他のFEPを導入しとくのはディスクの無駄ですけど・・・
最後に不満を
このアップデートプログラムはDOS/Vセッションで実行されます。OS/2セッションで実行できれば・・・
【H12.1.17】