街の小高い丘の上で、首を傾け見上げると、墨で描かれたような雲が空一面を覆っていた。北を向いても、西を向いても、南を向いても、東を向いても、雲が垂れ込めるように浮かんでいる。
 仮面ライダー1号・本郷猛は目を細めた。
(世界の終末が来たとしたら…空はこんな風に雲に覆われるのだろうか…)
 ふと、この間見たTVの特番を思い出す。
 誰かが見ていた物を、たまたま目にしただけだったが、CGで描かれた予想図があまりに悲惨だったので、本郷はその映像を脳裏に焼きつけてしまった。確か、直径1q以下の小惑星が地球に激突する可能性があるというものだ。直径10qもある小惑星に関しては、起動ははっきりと解っており、今の所地球に衝突する可能性は無いと言う。が、直径1q以下となると、その殆んどが発見されて無い上、直径10mの物でさえ、広島型原爆に匹敵する破壊力を持っているらしい。直系1qの小惑星が、もし、地球に衝突すると、人類は確実に滅亡するだろう。
(…確か、そういう小惑星の事を“Near Earth Object”と言うんだったな…)
 東京だろうとだだっ広い太平洋の上だろうと、その、直径1kmもある“NEO(地球近傍小天体)”が落ちれば、直径20km、深さ100mのクレーターができ、激突の衝撃でマグニチュード10の大地震が起こる。その上、東京ドーム100万倍分の土砂が粉塵となって舞い上がり、太陽光を遮断し地球全体を寒冷化。気温は30℃低下し氷河期に突入してしまう。
 知らず笑みが漏れた。自嘲気味な、哀しげな笑みが…。
(いくら頑張って戦った所で、そんな小惑星がこられた日には、俺達はどうする事も出来ないのだろうな…。残念ながら…)
 人々の平和を守る―――そう決めたあの日の事が、本郷の脳裏にありありと甦る。自分の両肩に世界の命運が圧し掛かった、あの日の事が…。後悔はしていない。自分が命をかけて戦ってきた事が無駄だとも思わない。自分で決めて突き進んできた道だ。意味はある。少なくとも、目の前で救った命がある。例え後数年で人類が滅亡したとしても、それはそれ、これはこれだ。誰が何と言おうと、無意味な事では無い。
(…でないと…)
 本郷と同じように戦ってきた者達はどうなると言うのか?彼等にも彼等の真っ当な人生があった筈だ。それが何の因果関係か途方もない道にそれてしまった。人としても生きる喜びを奪い取られ、いつ終るとも知れぬ戦いに身を投げ出す日々。倒さなければ自分の明日も、人類の平和な明日も無くなってしまうという、極度の緊張と重圧。それに耐えられる精神力を持っているばかりに、気が狂う救いさえない。そして、突き詰めて考えてみれば、彼等をそういう境遇にしたのは自分自身…。
(俺がもっとちゃんと首領を倒してさえいれば…)
 彼等は彼等の幸せを、夢を、希望を、ただ追い求めればいい生活を歩いていられたのに…。自分と同じような苦しみ等味わなくても良かったのに…。刺激が少ないと言えばつまらないように聞こえるかもしれないが、くだらない事に真剣になり、一生懸命走れると言う事が、平和の象徴だと信じている。刺激など、無いなら自分で作れば良い。そんなものよりも、大事なものが傍にあれば、それだけで良いではないか。
(…ああ、だが、俺には“それ”があるんだな…)
 ふと、本郷はその存在の事を思い出した。いつも自分の隣に立って、何かと前方にあるモノを恐れ、俯きそうになる自分の背中を押してくれる存在を。誰よりも近く、強く、明るい、大事な人…。
(…こんな俺の、ただひとつの希望のように―――)
 ふと、後方から気配を感じ、本郷は微笑をもらした。体を構える必要は無い。彼が自分に危害を加えない事は百も承知である。…悪戯をしようとしている時以外だけだが。
 そう考えたのが解ったのか、後方からゆっくりと近付いて来た男は、おどけた口調で呆れたように声をかけた。
「俺ってさ、無防備な後姿見てると、心が騒ぐんだよ」
 容姿に似合わない低く、幅のある声。その声に、心の中で夜明けの太陽のような温かさが広がる。どんな事を言われたって本郷は知っている。脳内通信など使わなくても解っている。彼の事に関しては、誰よりも詳しい自信があるから。
 本郷は首だけを回し、曇った空から視界を男に移す。案の定、男はいつもと変わらぬ微笑を端整な顔に浮かべ、さも面白そうな視線をこちらへ投げていた。
「そうか。それは知らなかった。じゃ、今度からはお前の背中だけを見るように心掛けようと思うが、どうだろう、隼人?」
 大真面目な表情でそう返すと、彼=仮面ライダー2号・一文字隼人は肩を竦めて見せた。軽く頭を振りながら近付き、本郷の隣に立つ。彼のいつもの定位置に。
「ああ、是非そうしてほしいね。今まで俺がお前の背中ばかり見てきたんだ。俺の背中を見て、ちょっとはその苦労を知ってみれば、人として一回り大きく成長するだろうよ」
「そうだな…。すまん」
 先程とは違い、本郷は心底真面目に謝罪した。一文字に迷惑をかけてきた事は他人に言われなくても理解しているから、それに関しては茶化す事が出来ない。するつもりも、本郷にはない。
 想像していたのとは違う反応が返って来た為だろう、一文字は目を見開き驚くと、しまったと言う風に顔をしかめた。バツが悪そうに視線をそらす。
「別に責めてる訳じゃないぞ、本郷」
「解ってる。ただ俺が謝りたいだけなんだ、隼人」
 そう言う本郷に視線を合わすと、仕方ないな…と、一文字は心底呆れたような表情でため息をつく。しかし、それは直ぐに消えた。好奇心一杯の子供のように目を輝かせ、興味津々と言った感じで身を乗り出す。
「で?本郷猛氏は一人で空を見上げて何を憂いでいたのですか?」
 本郷の口から苦笑が漏れた。傍から見れば、どう見ても「意地でも聞き出してやるぞ!」っといった風に写るだろうに、キラキラと輝かせている瞳からは「言いたくなかったら言わなくていい」と言うメッセージが見え隠れしている。
 押し付けがましくない気遣い。彼らしいと思う。
 そんな彼から空へと視線を移し、本郷はその空を見て考えていた事を口にする。
「人類が滅亡する時、空模様はこんなのだろうかと憂いでいたのだよ、一文字君」
 見上げた空はあいかわらず曇っていた。どこからも太陽の光は降り注いでいない。
 一文字は彼特有の悪戯っ子の笑みを浮かべて、ふうん…と、相槌を打った。
「やっぱり本郷は、突拍子もない事を考えるんだな―――あ、それって、この間TVでやっていたヤツの事を言ってるのか?え〜と、隕石がどうのこうの…」
「“Near Earth Object”。つまり地球近傍小天体だ。地球に激突する危険性を秘めた小惑星」
 かなりうろ覚えの一文字に、親が子供に教えるような口調で本郷が訂正してやると、正にやんちゃな子供のような仕草で、ああ、それだ!…と、嬉しそうな笑顔を見せた。
「城達が見てた『アンビリバボー』でやってたんだよな」
「あの特番はそう言う名前なのか?」
 本郷が呑気に答えると、今度は一文字が子供に言い聞かせるような口調になった。
「違う。特番じゃない。毎週やってる」
「そうなのか?」
「そうだ」
 きっぱり言い切ると、一文字は腰に両手を当てて大仰に頷いた。その様子がおかしくて、それでいて微笑ましくて、自然と頬が緩み微笑が漏れた。彼もそれに微笑を返す。
「で?小惑星に激突され滅亡した世界を想像して、何か思う事があったのか?」
 微笑をたたえたままそう聞いてくる一文字に、本郷は思った事を正直に答えた。
「ああ、小惑星なんかが来られたりしたら、俺達じゃどうしようもないな…と考えていた」
 怒られるかな?―――と、思った。本郷が暗い思考に捕らわれるといつもそこから救い出して、そして発破をかけてくるから。
 しかし、予想に反して彼はその考えに同意した。
「ま、確かにそうだな。いくら俺達が超人的は力を持っているとしても、出来る事と出来ない事がある。原爆並の破壊力を持った小惑星なんて、とてもライダーキックで倒せる相手じゃない。それどころか、直撃されたら俺達だってあの世逝きだ」
 絶望的な事を言いながらも、何故か一文字の表情は穏やかだ。無邪気な子供を見る時のような目でこちらを見る。
「が、そうなるかどうかは解らんだろ?」
 妙な力強さを含ませた声ではっきりと言った。その声に押されるような形で頷く。
「…そ…うだな…」
 我が意を得たりとばかりに彼はにっこり笑い、大袈裟に首をすくめて見せた。
「いつくるかも分らない―――もしかしたら来ないかもしれない破滅の事なんか考えて憂いでいる位なら、もっと他の事考えないか?例えば今日の夕食を何にするとか…」
「現実的な問題だな」
 彼の前向きすぎる発言に少々呆れたように返答する。が、ちょっと顔をしかめただけで、一文字は鼻で笑い飛ばした。
「ああ、現実的だ。だが、それだけに切羽詰っている。落ちてくるか分らない小惑星なんかより、ずっと大事な問題だ。何せ今日の食事当番は俺だからな。栄養バランスとか家計の事を考慮に入れようとすると、これが途方もない大問題に発展する事を知らないな?」
「ああ」
 本郷がそうあっさり頷くと、大袈裟なため息が返ってきた。一文字は本郷の目をジッ…と見つめる。
 そして、
「本郷は、本当に本郷なんだな」
 と、よく解らない事を言った。本郷は笑おうかとも思ったが、一文字の目がいつに無く真剣な事に気付き、自然と真剣な表情で彼を見る。視線を固定したまま、彼は言う。
「お前だけは生まれ変わったとしてもそのままなんだろう…」
「…隼人…?」
 声に戸惑いの色を含ませ本郷が問うと、彼は先程までの真剣な表情が嘘のように、真夏の太陽を連想させる、満面の笑みを見せた。
 やや硬直している本郷の肩を軽く叩き、緊張をほぐそうとする。
「俺はさ、本郷。生まれ変わっても俺に生まれたいと願っているんだ。何故だか解るか?」
 突然の問いに何と答えて良いか解らず、本郷はただ首を横に振った。
「じゃ、教えてあげよう。それはな、お前が死んで生まれ変わったとしても、絶対、他の誰でもない、お前に生まれ変わるとわかっているからだ」
 一瞬間が空く。一文字が言った意味が、本郷にはよく解らない。怪訝そうな表情をしていると、不機嫌になる様子もない一文字が、更なる説明をする為に、再度口を開いた。
「例え名前が変わったとしても、例え国籍が変わったとしても、お前はお前だよ。絶対他の誰かになれはしない。なれる訳がない。だから、俺も俺に生まれ変わる。又、俺に生まれて、お前の傍でお前をサポートする」
 やたら嬉しそうに、曇った空を見上げながら言う一文字。本郷の目には、空から光が射し、一文字を照らしているように見えた。だが、彼が何故そんな事を言うのか解らない。
(俺と親しかったせいで、人間であって人間でない苦しみを味あわせてしまったのに…俺がいなかったら、いつ終るとも知れぬ戦いに身を投じる事もなかったのに……なのに、何故?…)
 動揺と戸惑いを隠しきれずうろたえる本郷。それでも何とか口を動かし、晴れ晴れとしている一文字に、自分では到底答えが出ないであろう問題を問う。
「………何故だ…?」
 空を見上げていた視線を本郷に戻した時、一文字の顔には、穏やかな微笑が浮かんでいた。どこまでも呑み込まれそうな、海のように深い、穏やかな微笑―――穏やかな声…。
 ゆっくりと、ひとつひとつの言葉を噛み締めるように、彼は言う。
「それは…それが俺の幸せだからさ。お前が苦しんでいたらそこから助け出せる位置にいたい。それが俺の幸せ。だからそれがいい。本郷に出会えないで得る幸せより、本郷に出会ってする苦労の方がいい。それに、俺は俺だから、他の誰でも無いから。お前が好きになってくれた俺のままでいたいんだ」
 本郷の視界が急に歪む。それが瞳にたまった涙のせいだと気付いた時には、どんどん込み上げてくる涙は瞳から溢れ出し、本郷の頬を伝っていた。その一筋が、異様に熱い。
(…嫌、熱いのは―――心だ…)
 苦しくて堪らず、本郷は両手で胸の前のシャツを掴んだ。長い年月の間に身に付けた力の制御が全くできない。シャツの一部から千切れるような音が聞こえる。苦しい。息が詰まる。だが、それなのに嬉しくて堪らない。こんなにも嬉しくなった事は、生まれてこの方一度も経験した事がない。押さえ切れない感情が身体全体を駆け巡る。
 ふっ…と、温かい何かが、本郷の握りしめる両手に触れた。いつの間にか閉じていた瞳を開け、涙で霞む視界で両手に触れている何かを見る。それは、一文字の白い、若干標準より小さい手だった。本郷が顔を上げると、一文字の笑顔が見えた。
「大丈夫か?」
 優しい声が降り注ぐ。包み込むような温かさ。こういうのを包容力と言うのだろうか?
「…あ、ああ」
 一文字の顔を見ていると、身体を駆け巡っていた感情は押さえられ、次第に力の制御も出来るようになった。ホッと息を吐き、呼吸を整える。しかし、それでもまだ涙は止まらない。
「大洪水だな」
 堰を切ったように流れている本郷の涙を見ながら一文字は言った。面白がっている訳でも哀れんでいる訳でもない、全てを包み込む温かさで…だ。
 心の底から、ジワジワと湧きあがってくる喜びに、本郷の身体が震えた。彼が、一文字隼人が自分の傍にいてくれる事が純粋に嬉しい。世界中の幸福を集めてもかなわないだろうと思える程、身体の細胞ひとつひとつにまで幸福感が満ち足りている。
(…こんな俺の、…たったひとつの希望…)
 そうとしか言えない。そうとしか表現できない。それ以上何か付け足したなら、即刻全てが嘘になってしまう。今もそっと自分の手に添えられている暖かな手。その手が自分以外の人の心を救った事も知っている。だが、彼に一番助けられたのは自分だ。本郷猛だ。そして、彼は…一文字隼人は、そんな自分を何よりも必要だと言ってくれる。

 

 ―――これを“幸福”と言わずに何と言う?

 

 やっと本郷の瞳から涙が止まりかけた時、それを確認した一文字は再び曇った空を見上げた。本郷がここで空を仰ぎ見始めてから既にかなりの時間が過ぎていたが、空の景色は一向に変わる様子もなく、墨で描かれたような薄暗い雲は、その端を見せる事無く悠々と浮かんでいた。太陽は見えない。
 もう既に一文字は、先程の穏やかな微笑はしておらず、今度は子供のような無邪気な笑顔を見せていた。空を見つめたまま、強引に話を戻す。
「で?世界の終末がもしきたら、本郷はどうするんだ?」
「どうすると言われてもなぁ…。生きてるかどうかも解らんし…」
 シャツの一部で涙を拭いながら本郷は答えた。
「生きてると仮定してさ。どうせこないんだから」
 はっきりと言い切る一文字の考え方に笑みがこぼれる。そういう彼の考え方が好き過ぎて、愛しい。一文字の言う通り、例え死んで生まれ変わったとしても、彼は彼のままがいいと、本郷は心底思った。彼でない彼など、想像したくない。
「ふむ。そうだな…」
 仮定。もし、“NEO”が衝突して地球が氷河期に突入し、世界が…人類が滅ぶとしたら、自分はその時何をするだろう?顎に手を当てて、首を捻る。しかしそれは、考える振りだった。最初に問い掛けられた時に、既に答えは出ていたのだから。
 たっぷり時間をかけて考えている振りをした後、本郷は口を開いた。
「…地球が厚い雲に覆われて、気温が30℃低下して、見る間に変わっていく世界で…」
 閉じた視界に、寒々とした光景が見えた。大地は荒れ、風は虚しく歌い、人口が急激に減少した為、人気のなくなった、哀しい世界。そこで生きていたなら…。何も出来ず、ただ滅んで逝く世界を見ているとしたら…。
「隼人の傍にいて、手を繋ぐ」
 標準より小さな白い手を、包み込むように握るだろう。離れないように。彼がいなくならないように。標準より大き目の手で、強く、優しく、握るだろう。
「それだけ?」
 一文字は笑った。屈託なく笑った。解る。彼が喜んでいる事が。
「手を繋いで、夢を見よう」
「夢?」
 空はあいかわらず曇っていて、下に広がる景色さえその色に染めてしまいそうな程。
「叶える為の夢を見よう。二人で実現させる為に見る夢を。そして一緒に歩こう」
 色のない世界が辺りを包んでしまっても、決して恐れる必要などない。
「今までのように?」
 例えどんなに厚く暗い雲が空を覆って太陽を隠してしまっても、地上には空で輝く太陽以上に光り輝く太陽が存在しているのだから。
「今までのように」
 太陽が笑う。その光が本郷を照らす。
 世界が変わってしまっても、人類が滅亡してしまっても、彼が傍にいてくれるならそれだけでいい。彼の小さな手を大きな手で握り締め、一緒に新しい夢を目指して歩いて行く。それは、人類が滅亡しなくても、世界が変わってしまわなくても、いつでも、一番傍にある幸福だから。
 本郷はもう一度空を覆った雲を見上げた。初めに雲を見上げた時に抱いた不安など、今では微塵もない。自嘲気味な笑みも漏れない。出来ない事があったとしても、前を向いて歩いて行く事を忘れはしない。それを教えてくれた人が傍にいるのだから。
 本郷は一文字を促し、その場を離れた。ここでこれ以上空を見上げている必要は無い。
「何だか不思議だな」
 墨で描いたような雲が漂う空を背にし、頼もしい仲間がいる家へと帰る途中で、一文字は含み笑いをしながらポツリと呟いた。
「何がだ?」
 本郷が心底不思議そうに問うと、本郷より数歩前を歩いている一文字は、含み笑いをしたまま振り返った。
「俺も、世界の終末がきたら、お前の傍にいたいと思ってたんだ」
 そう言うと、一文字はズボンのポケットに手を突っ込み、前方へと顔を戻した。鼻歌など歌いながら、スキップするかのように軽い足取りで前を行く。その後姿に本郷は心の中で語りかけた。
(…不思議なんかじゃない。…本当はお前もそう思ってるんだろう、隼人…)
 世界を震撼させる終末がきたとしても、今のまま何も変わらなくても、二人が望む幸福は変わらない。変わる筈がない。
(…隼人が傍にいるのだから…)

 

 ―――これを“幸福”と言わずに何と言う?

 

 


 


 はい。久し振りの本命カップリング小説でしたが…矢崎さま、どうでしょうか?タイトルは、「手を伸ばせば届く幸福」という意味と、この小説を書くきっかけになった曲、“Days“と“Yellow Yellow Happy”を歌うグループ【Pocket Biscuits】の名前から考えて、ああなりました。殆んどタイトルから決まった小説です。私にしては珍しい。(“Days”を聞いた事がない方は一度聴いてみてください。本郷×一文字です)
 初めはギャグにしようと思ってたんですが、結局シリアス(?)になり、二人っきりの世界になってしまいました。それでも一文字さんが出てきた途端全体が明るくなる辺り、ムードメーカーですね、あの人は。
 『アンビリバボー』で実際にやっていた“NEO”。まさかこんな所で使うとは思いませんでした。あれを見ていて、ウチの父が「仮面ライダーは助けてくれんのか?」と話を振ってきた時、思わず「いくらなんでも無理やろ」と言ってました。そういう大きな災害には弱いよね、等身大ヒーロー。

 

 

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