仲人紛争の記 C
 
 「かの釜めし将軍は、昨年の仲人君友好国際会議(爆)の席で、このような発言をしておった。
 ”我々、仲人君を愛する同志として、まずせねばならぬのは、仲人君を奪い合う事ではなく、まずは仲人君をく○みから『解き放つ!』ことが先決であり、そのために協力して仲人国連軍(爆)を創設すべきだ”とな!」
 「確かに道理ですな。そのような形で進んでもらえれば、若隠居が、今回の紛争で隠居所を焼け出されるという事態にもなりませんでしたしな(爆)」
 おもむろに口を挟む密偵B。
 「確かに、かのお三方の共通の敵は、まずく○みでござろう。なぜ、協力体勢が取れず、今回のような争いになったのですかな?」
 と密偵A。
 「その方ら、密偵でありながら、これしきの情報もきちんと掴めぬとは情けない奴ぢゃ!いいかの、現実世界でなぜ、今だ国連軍が不可能なのかということと同じぢゃ。結局、各国ともまずは自分の利益をがっちり確保して、協力するとすれば、自分の利益を脅かさないことを前提としてのみぢゃ。三国ともどもそんなことを考えていて、協力体勢ががっちり組めると思うかの?」
 呆れたように言う若隠居竜虎斎(^^;
 「結局、対く○み戦を想定した場合、誰が先鋒に立つのかということでまず争いがあっての。かの3人とも、仲人君争奪戦遂行を考えれば、く○み戦での戦力の大量消費は避けたいところぢゃからの。く○み戦で勝つには勝ったがボロボロになり、く○みと一緒に始末されてはかなわぬと・・・かくして、仲人国連軍構想は計画半ばで頓挫し、不穏な空気だけが残り、そして今回のこの紛争ぢゃ!」
 そう言って一息つく若隠居竜虎斎。そのとき・・・
 「若隠居!このような怪しいものが、この周辺をうろついておりましたので捕えて参りました。どうかご検分を!」
 と言って、1人の男を羽交い締めにして連れてきたのは、密偵D。
 「ご苦労であった密偵・・・なんだっけお前は?・・・ああ、Dか。あまり沢山密偵を使っておると、頭が混乱してくるわ!(爆)
 ・・・して、その男だが、その兜と鎧についている紋章はセリス軍のものぢゃな。脱走兵かの?」
 「いいえ、私はセリス将軍の命を受け、竜虎斎殿へと使いに出されたものでございます。この辺にいらっしゃるだろうと思いましたら、運良く手下の方に捕まって、連れてこられました(爆)セリス将軍より書状を持たされております。どうかご検分を!」
 と答える男。若隠居は密偵Dに言う。
 「セリス殿のご配下なら、無下な扱いは出来まい。離してさしあげなさい・・・」
 そして次は男に向かって曰く。
 「・・・ではまあ、書状を披見させていただくとしますかな、どれどれ・・・」
 
> じゃ,ここは竜虎斎殿に意見を聞きたいです。
これから.どうすれば,いいのかを。(笑)
どんな,攻め方をしようかなぁ。(^^
 
 「若隠居はセリス将軍とはお知り合いなのですか?」
 思わずたずねる密偵D。
 「いや、なんどか宮殿(ホームページ)に参って、記帳した事がござっての。それ以来の知己ぢゃ・・・さてさて・・・しかし、この完全中立の若隠居に、具体的戦法を聞かれても困るのうセリス殿・・・(爆)・・・まあ、戦況の中で、大神官軍か釜めし軍のどちらかと、連携が取れるよう裏工作をするのぢゃな。いかに貴殿の煩悩パワーをもっても、2人同時に相手をしたら、まちがいなく地獄行きじゃからな(^^;
 今すぐにどちらかと同盟を結ぶか、釜めし軍と大神官軍の連携を阻んで三分裂状態において紛争を続け、隙を見て優勢などちらか一方に味方して、残りの一方を片付けるか、降参させて自分の味方につけて、今度は味方した方もろともぶっ潰すとか(爆)方法そのものは幾らでもござろうが。
 ちなみに、このレスはセリス殿だけぢゃなく、他の2人も見るであろうゆえ、何が起きても責任は持てませぬぞ!はははは」
 そういって、笑う若隠居であった。


マエヘ

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