仲人紛争の記 B
 
「若隠居様。大神官レス殿の陣営絡みの、いささか怪しい情報を入手致しました」
 と言ってやはり若隠居の背後に音もなく現れたのは、密偵B。
 「なんぢゃ、申してみよ」
 「は、実は大神官レス殿の宮殿の地下研究所で、国際条約で使用が禁止されている桑島超兵器(爆)の開発が密かにつづけられており、今回のこの紛争に備え、次々に装填された状態で前線に投入されているという話・・・」
 密偵Aが相槌をうつ。
 「若隠居、それはまずうございますな。我らもこのような所をうろついていると、大神官軍の桑島超兵器攻撃に巻き込まれて、あの世にお付き合いせねばなりませんぞ(爆)」
 「いや、桑島超兵器は、あまりにパワーが凄まじくて、現代の科学技術力では完全な制御は無理ぢゃ。大神官殿とて、下手をすれば己の身をも滅ぼしかねぬブツを、そう簡単には使うまい。ただ、威嚇には十分ぢゃな!(爆)」
 冷静な分析をする若隠居竜虎斎。
 「若隠居、どうやら釜めし軍が、近くまで来ているようです!」
 これは密偵C。やはり若隠居の背後に、音もなく現れて告げる。
 「ほほう、やっと真打登場ぢゃな。して、釜めし将軍が今まで沈黙を守っていたのは、何か策があってのことかな?」
 「いや、若隠居。実は釜めし将軍は、仲人君を想う余り(爆)トランス状態に陥ってしまって、恍惚の笑みを浮かべたまま1週間、側近が殴ろうと蹴ろうと目覚めず(爆)・・・ようやく、昨日トランス状態から目覚めたようで、何でも、神のお告げで仲人君がピンチだと聞かされ、目覚めたとか(爆)」
 「なるほどのう・・・ほう、もう到着したようぢゃ。さすが、釜めし軍の行軍速度は世界一ぢゃの!(爆)しかし、大神官軍が桑島超兵器を装填しているときにやって来るとは・・・もう少し時期を選ぶべきだったかもしれぬのう。釜めし将軍は、もう少し、思慮遠謀に富んだ御仁だと思ったが・・・(^^;」
 「釜めし将軍は、こと仲人君のためなら、いかなる手段も辞さない非情な(爆)御仁だという評価はされますが、仲人君絡みで、思慮遠謀に富んだ御仁という評価は、この私は聞いたことがございませぬ(激爆)が、どういうことでござろうか?お聞かせ下さい!」
 若隠居に問う密偵C。若隠居はおもむろに口を開いた。


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