第16章(2003.7.24)
ハーマイオニーちゃんの行動力の成果で、闇の魔術の防衛術を自分達で学ぼうという意志を共有する仲間がホグズミード休日に集まることになりました。
ハリーは、もしシリウスがみんなが止めるもの聞かずに会いに来ちゃったらどうしようと心配してますが、残念ながらスナッフルさんは現れてくれませんでした(T T) 期待してたのにな……
ちょっと治安のよくなさそうなパブ「Hog's Head」に集まった仲間は、ハリー達3人と、ネビル、ディーン、ラベンダー、パーバティと妹のパドマ、なぜかチョウちゃんとその友達、グリフィンドールのチェイサー3人娘ケティ、アリシア、アンジェリーナ、意外なことにLuna Lovegood、ハリーファンの兄弟コリンとデニス、ハップルパフのアーニー、ジャスティン、ハンナ、スーザン・ボーン、レイブンクローのAnthony Goldstein、Michael Corner、Terry Boot、ハップルパフのクィディッチ選手らしいZacharias Smith、そしてジニーちゃんとフレッド、ジョージ、リー・ジョーダン。ものすごい人数ですね。
ハーマイオニーちゃんはこれからどんなやり方で防衛術の訓練をしていくかを決めようとするのですが、Zachariasくんが妙につかっかってきます。彼はヴォルデモートの復活を信じていないのですね。ならなんで来たんだ、という感じですが。でも、他のメンバーがハリーを援護してくれて、その中にはチョウちゃんも。ハリーくん、ドギマギしてる様子。
とりあえず週1回くらいで、空き教室か何処かで訓練をしようということになり、ハーマイオニーちゃんが連絡をするためにみんなに羊皮紙に名前を書いてほしいと提案します。ここで、何人か尻込みする人達が。Umbridge先生に反抗することの証拠が残ってしまうことになりますもんね。まあわからなくはないですが、今更何だ!と言う感じ。
何とかみんながサインをして解散となり、帰り道でロンがZachariasのことを怒っているとハーちゃんが人が多ければ多いほどいいと諭すのですが……そこで、ある事実が明らかに。レイブンクローの3人は、ジニーちゃんが来るから来たんですって!? どうやらMichael Cornerくんとお友達のようです。ロンおにいちゃんびっくりです。ハリーはハリーでチョウちゃんのことで頭がいっぱいだそうですし……うーん、あんまり恋愛方面に話を傾けてほしくないんですけどねぇ。まあでも、もう15歳ともなれば当然か。
そんな感じで第16章は終了です。
第17章(2003.8.3)
(実際の日記では、この前にミュージカル「レ・ミゼラブル」を観に行ったことが書いてあります)
で、きっと待ち時間があるだろうなと思い、ハリポタ5巻も持って行きました。やっぱり辞書が引けない環境の方が早く読み進められますね。その分いい加減になりますが。そんな訳で、今日は18章まで読了しました。
まずは17章の感想から。
16章で秘密の特訓の計画が具体的になったのですが、その翌朝に生徒のグループやクラブを許可制にするという掲示が出されました。出したのはもちろんUmbridge先生。ZachariasかMichaelがスパイなんじゃと(かなり私情)ロンが疑いますが、ハーマイオニーは何と、羊皮紙に署名をした人が裏切って告げ口すると吹き出物ができるように呪文をかけていたのです! さすがハーちゃんですね。どうやらスパイはいないようなのですが、それではなぜ秘密の特訓のことがUmbridge先生に知られてしまったのか。謎がまた一つ増えましたね。
その日の魔法史の授業中、ヘドウィグが傷を負って戻ってきます。ハリーは授業を抜け出してGrubbly-Plank先生にヘドウィグの治療を頼みます。ハグリッドがいれば当然彼に頼むんですけどねぇ。ここで、マクゴナガル先生ともちょっとやり取りが。ハリーへの警告です。マクゴナガル先生もOrderの一員なのね、とうれしいシーンでした。
手紙はシリウスからでした。「今日、同じ時間、同じ場所で」とだけ。
で、次は魔法薬学の授業です。
その始まる前、マルフォイが聖マンゴス病院の入院患者を嘲笑ったことでネビルがキれました。あの温厚なネビルが…… やっぱりご両親のことは彼にとって大きな傷になっているんですね。
マルフォイになぐりかかろうとしたネビルをハリーが止めて、「僕が止めなきゃ、君はクラッブとゴイルに引き裂かれちまってたよ」と言い訳するのがいいシーンだったなぁ。ハリーはネビルのご両親のことを知っているけれど、ネビルが秘密にしている以上は何も言わないとダンブルドアに約束したんでしたね。うーん、今後ネビルくんがどう変化していくか気になります!
スネイプ先生はUmbridge先生にも一歩引かず。ところで彼、ポッター夫妻がお亡くなりになった頃からホグワーツで先生やってるんですね。14年ってことは。二重スパイの任務が終わった直後から? その辺の経緯も気になる〜 それと、彼がDADA教授になれない理由もね!
その後、ハリーが罰宿題を食らったり、審査の結果でナーバスになっているトレローニー先生の授業があったりしてから、やっと夜になってシリウス再登場。
彼はハリー達の秘密の特訓のことを知っていたのですが、それはHog's HeadにMundungusさんがいたからなんですね〜 てっきりシリウス自身が潜んでたのかと思ったよ。顔隠してる客とかいたし。そのことでモリーママはみんなを心配しているようですが、シリウスはやるべきだとけしかけます。ほんとにこの人はもう、いたずらっ子のままで大きくなっちゃってるから……先生も苦労しますな。
特訓に叫びの館を使うことは私も考えましたが、ハーちゃんに28人も気付かれずに叫びの館に向かうことは無理だと反対されちゃいましたね。それにあの場所は先生の特別な場所なんだから安易に使って欲しくないという気も。
他の場所を検討している途中、突然何かに気が付いたらしいシリウスは消えてしまいます。そして、暖炉からUmbridge先生の手が! これは不気味ですね〜 ハリー達が逃げ出した気持ちもわかります。
ところで、シリウスの安否は? その場でつかまえられることはなかったみたいだけど、潜伏場所を知られてしまったとしたら……気になります〜
第18章(2003.8.4)
(実際の日記では、この前に仕事の愚痴を書いています)
では愚痴はこれくらいにして。第18章の感想です。
連絡をつける手段がないため、シリウスの安否は未だ不明。投獄されてはいないと思いますけど…… そんな状況で、ハリーの額の傷痕がまた突然痛みます。今度はヴォルデモートが何かに怒っていることを漠然と感じるハリー。クィディッチの練習の直後でそばにいたのはロンだけで、あんまり相談相手にはなれていない感じ……友情はあるんだけどねぇ。
ハーちゃんはここに来て不安を感じ始めているようですが、闇の魔術の防衛術の秘密特訓が開始されました。場所はドビーからの情報で、必要とされると現れるという部屋を使うことに。
この部屋がなかなかのスグレモノで、必要とされるだけの広さになり、備品までそろうという至れりつくせりぶり。用意された本の数々を見て、渋っていたハーちゃんもご機嫌に。まずは正式にハリーをリーダーに選出し、このグループの名前を決めることに。チョウちゃんがDefence Association、略してDAはどうかと提案し、ジニーちゃんがDumbledore's Armyの略にもなると賛成し、グループの名前はDAとなりました。これ、章タイトルを見た時は別の期待をしたんですがね……
最初はお馴染みだけどかなり役に立つエクスペリアームスの練習です。みんなの練習を見て回るけれど、チョウちゃんを意識しちゃってなかなか近付けないハリーくん。でも最後に彼女と友達のところに行くんですが、チョウちゃんがこの特訓に参加した理由がディゴリー先輩の死にあると知り、ちょっと浮かれ気分がへこみ気味に。まあね、そう簡単にうまくいくとは思いませんでしたけどね〜 やっぱり忘れられませんて。
そうこうしているうちに時間切れとなり、第一回の訓練は終了。以下次章。
第19章(2003.8.11)
昨夜は午前1時で力尽き、19章は読み終わりませんでした〜
でも今日は久しぶりに7時に帰宅することができたので、先程19章を読み終わり、20章にもちょっととりかかっています。
19章ではとうとうクィディッチの初試合が。ロンのデビュー戦ですよ!
しかし、どうしてもこの子はプレッシャーに弱いのですね〜 力がない訳ではないと思うんですけど。すご過ぎる兄貴達に囲まれて、自分というものがうまく確立できていないせいでしょうか。
ハリーはスリザリンの奴らにからかわれても言い返せるけど、ロンはダメなんですね。そういうところもかわいいんですが、試合がどうなるか心配だ〜
案の定、スリザリンはロンに的を絞った心理攻撃を画策しているようです。
ですが朝の段階では、ハーちゃんからの励ましのキスにぽーっとなったロンは、スリザリンの作戦に全然気が付きませんでした!(ハーちゃん、それって策略? 策略なの!? それともほんとにラブ?)
けれど、スリザリンの作戦は陰湿でした。試合が開始されると、奴らは歌を歌い出すんですよね。その内容が、「ウィーズリーはゴールを守れないから我らに勝利をもたらしてくれる」とかいうものなのですよ。"Weasler is our King" ってリフレインがあって、すごくむかつく〜 おかげでロンはすっかり取り乱してしまってます。ハリーはそんなロンが気になりつつも、それなら自分が早くスニッチを取って試合を終わらせてやるんだと奮起し、見事マルフォイに競り勝ってスニッチを取るのですけど……
試合終了の笛が鳴ったにもかかわらず、クラッブがハリーの背中にブラッジャーをぶつけ、マダム・フーチがクラッブを叱責しに行っている間に、それぞれの親を侮辱されたことに切れたハリーとジョージが、二人でマルフォイに殴りかかってしまったんです!(この時点で居たたまれなくなったロンは一人競技場を後にしていました……)
マクゴナガル先生は彼らに罰則を課すことにしたのですが、Umbridge先生が新たな法律を盾にしゃしゃり出てきて、ハリーとジョージとフレッドが無期限の出場停止になってしまいました。またしても!ですね〜 この先生は裏にどんな事情があろうが敵決定ですよ、敵!
ハリーもロンもそろって落ち込んでいたところに、思いも掛けない吉報が。ハグリッド帰還! というところで第19章終了です。
第20章(2003.8.15)
ちなみにハリポタ5巻は20章まで読了しました。これでやっと半分くらいですかね? 以下感想です。
ハグリッドが帰還し、早速透明マントを被って城を抜け出したハリー達。
(ロンとの身長差はだいぶ開いているみたいですね。しゃがまないと足がはみ出してしまうという……)
久しぶりに再会したハグリッドは、ひどい怪我を負っている様子です。特に左の目の周りがはれあがっていて、それをドラゴンの肉で冷やしているという、ちょっとグロい場面が。その割に元気そうではありますけど。
最初ハグリッドは何があったのか話すを渋っていましたが、ハリーが退学になりかけたことなどをちらつかせ、交換条件で話をすることに。ハリー、さり気なく黒さを発揮?(このくらいではもう誰も気にしないか)
ハグリッドはマダム・マキシマムと一緒に巨人族との交渉に行っていたのですが、そこにも既にデスイーターの魔の手が伸びていたのですね。彼らのリーダーが殺され、取って代わったのがヴォルデモート寄りの者だという最悪の状況。ハグリッド達は密かに味方になってくれる巨人族を探したのですが、味方になってくれそうだった者達も殺されてしまい、具体的な成果は得られなかったようです。そして、ハグリッドが怪我をした経緯が明らかになるという時に……
またしても、またしてもUmbridge先生が登場です。この人はもう、私的に4巻のリタ・スターキーに並ぶむかつきキャラになってますね。
で、いいところに見計らったように現れる訳ですよ、Umbridge先生は。
ハリー達は慌てて透明マントに隠れ、ハグリッドはハリー達が使っていたマグカップをファングのバスケットのクッションの下に隠します。
Umbridge先生は誰か生徒がハグリッドのところに来ているのではないかという疑いの下、いろいろなことをチェックします。まずは、ハリー達の足跡が残ってしまっていたんですね。雪が積もってますから。それに、ハーマイオニーが慌ててマグカップを一つ割ってしまったりもしていて。ハグリッドはとりあえず質問されたことに全て何とか説明をつけたのですが、Umbridge先生は到底納得していないでしょうね。
それに、ハグリッドが新学期に遅れたのはなぜか、今まで何処にいたのかを尋ねられます。ハグリッドは静養のためだと答えたようですが、これも信じられてはいないでしょうね。南フランスに行ったと答えて、日焼けをしていないじゃないかとつっこまれていますし。
でも、今日のところはお咎めはなく、Umbridge先生は近々改めて審査をすることを告げて去って行きました。
ハーマイオニーちゃんは心配して、あんまり危険な生物を授業に使ってはダメだと主張するのですけど、ハグリッドはまたとてつもなく「印象的な」生物を使おうと張り切っているみたいですね。ハーちゃんの警告はまるっきり効果ないようです。でも、ハーちゃんはめげない強い子ですんで、私が頑張ってハグリッドを守らなきゃ!と決意したようです。ハグリッドの授業をあまり評価していない感じのハーちゃんでしたが、やっぱりハグリッド自身のことは大切に思っているんですね。