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『次は・・・奴らは出るのでは・・・?』

畑野の後姿を見送りながら、あなたはその思いを消すことが出来なかった。
あなたが躊躇っていると、

「俺が引きます!」

内籐英治がボックスに向かって歩いて行く。
鎖の付けられたボックスの前に立つと、大きく息をついた。

「緑を引きます!!」

大きく叫んだ。
「気をつけろ!」
伊藤智人が声をかける。
「逃げる用意をしろ!!」
あなたも叫ぶ。

「行きます!!」
内籐は大きな声で言うと同時に鎖を引いた。
金属的な音が辺りに響く。
あなたは走りだそうと身構えたが、ボックスを見ると何も起きない・・・セーフだったようだ。

皆とハイタッチをする内籐。
あなたもハイタッチをすると、ニッコリ笑って内籐の肩をポンと叩いた。








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