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「う・・・・う〜〜〜ん・・・」
あなたはハッとして机から起き上がった。
ネットサーフィンをしているうちに、眠ってしまったようだ。
「しかし・・・なんだ?」
体のあちこちが筋肉痛だ。思わず腕を動かしたり、首を動かしたりしながら体を解した。
『しかし・・・変な夢を見たな・・・』
美女に追い回される夢・・・いずれ劣らぬ美女ぞろいだったが、捕まれば女になってしまうなんて・・・。
あなたは思わず笑ってしまった。
「そんな事が、あるわけないか・・・」
そう言った瞬間、机の上に置かれていたパソコンのモニターのスクリーンセイバーが消え、黒いスカートスーツ姿の美女が映った。
あなたの表情が、凍りついた。
『それなら・・・もう一度、ゲームをする?』
フフフッ・・・と笑いながら、美女の姿が消えて行く。
画面は再び、スクリーンセイバーに戻った。
あなたは凍りついた表情のまま、モニター画面を見つめていた。
そう、あの出来事は、夢ではなかったのだ・・・・。