☆CPU改造実験☆

【 VID MOD の実地テスト 】




●作業上での注意点
糊のついたアルミテープは使用しないこと、これは糊が不導電性なので導電しないため。
アルミホイルを1mmX2mmの大きさに切る。(これ以上は絶対に大きくしないこと)
4番ピンと5番ピンの間に爪楊枝を使用して合成糊のボンドGクリヤーをごく少量つける。
ピンセットを使用して切ったホイルを4番ピンと5番ピンにかぶるように貼る。
貼り付けたら指で押さえて固定し、アルミホイルがその他のピンに接触していないかよく見る。
この糊は速乾性ではないので失敗したら除去して新しく切ってやり直せばよい。

BSEL MOD のやり方はここから。


●実際に加工をしたCPU



画像の右半分がピンポケになってしまいましたがVID MODは画像左上の赤丸円内です。

さきに実施したBSEL MODは左下赤丸円内です。


★CPU-Zでの確認画面



1. 電圧は1.232〜1.248Vから1.328〜1.344Vに昇圧出来ました。(CPU-Zでの読み)

2./3. CPUのクロックは2.40GhZから3.24GHzに35%のUPになりました。

4. 倍率は12倍のままで使用してます。

5. BusSpeedは200MHzから270MHzに上げました。

6. FSBが1066MHzより少し上の1082.8MHzになりましたが大丈夫そうです。


★CrystalCPUIDでの確認画面







■最後に結論と留意点です

1. VID MODとBSEL MODをしたCPUがすんなり動くことはまずありません。

2. 電圧を上げると発熱も増えるのでCPUクーラーも効率の高いものに代える必要があります。

3. BIOSをいじって、特にメモリー関係やグラフィックカード関連の設定を色々と調整
  しなければなりません。

4. 特にメモリーはBusSpeedと関係しており、SPD値を超えるとエラーが多発します。

5. 自分のマザーボード、搭載したメモリー、グラフィックカードの説明書やデータシートを
  よく理解してから改造を実行すべきです。

6. 最悪、CPU、マザーボード、メモリーの交換になることだって起こりえます。

7. リスクが怖い人は最初からメーカー製のハイクラスのPCをお求めになるのが最良です。






★またまた残念! 負荷をかけると落ちてしまう!

★もう一度! もう一度! もう一度! ・・・  続く。

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