木南達哉問題の経緯

木南達哉氏の桜桃書房ガスト掲載作「運命革命」の内容・絵共に、
冬水社の漫画家森本秀氏の「G・DEFEND 番外編 池上君のレシピ(1995年発表)」
に酷似している、という疑惑が2ch同人板・暴威図salonに上がる(2001年6月4日)。

特に、コマ割や構図などをそのまま盗用しているのではないかという疑惑が濃厚になり、
双方の似ている絵がWEBにアップされる(6月6日)。

問題が広く知れ渡るにつれ、同じ冬水社の葉芝真己氏の
「幸せはこんなカタチでやってくる(1992年発表)」や
白泉社・松下容子氏の「闇の末裔」などをパクったと思われるコマが、
木南氏の昔の商業作品にあるという指摘がでる。

木南氏のサイトのBBSにその疑惑が書き込まれるが、
木南氏は容疑を否認。
BBSのログを日記に移動、など不可思議な行動も発生。

その後木南氏サイトBBSにコピペ荒らしが現れ、
その日の夜にBBS閉鎖(6月16日・23時30頃)。
サイトの日記で自分の無罪を主張。

なお、上の経緯は2001年当時作られた検証サイトのHISTORYを整理したものです。
木南氏は盗作の事実を否定したまま当時のサイトを閉鎖し、
その後ペンネームを変え、商業誌を「安南友香子」名義で、
同人誌・オンラインを「海月(Kurage)」名義で、現在も執筆活動を続けています。
(2005/12/17追記)

この件についての、木南達哉氏本人の掲示板での回答

Re: 「運命革命」について 管理人:木南 - 2001/06/14(Thu) 00:00 No.496

質問について…
私は自分のお話しとして描きました。
それでいて、似ているというカキコに少し戸惑いを
感じております。
確かにその作品を昔読んで存じてはいますが、マネをしたとか
そういったものは決してありません。
自分の名誉の為に言っておきますが、すべての作品は自分の担当様と
ちゃんと話し合いながら描いてます。他の作家さんと似てる部分があったり
パターンになりがちなストーリー展開だったりすると
ちゃんと添削されてしまい、その部分は描かないようにしています。
なので、私としてはそう言ったことが無い様に気をつけています。
後編の部分をちゃんと読んでいただければ、前振りだったのだ…
とお分かりいただけると思うのですが…
ああ、スミマセン…ちょっと悲しくなってしまいました…

その後木南達哉氏の掲示板に寄せられた疑問書き込み
(※木南氏の名前が一部小南に誤記されてます。)

掲示板閉鎖時の木南氏の日記

■…2001年 6月16日(土).......すみません…
掲示板も、この日記でのレスも閉鎖します。
私としては、自分もちゃんと考えて、そしてその事について書きこんで下さった方にも
編集部さんとのお話のことも含めてお話できる機会を
作ろうと思っていたのです。
編集部内にはそういった抗議や、手紙、アンケートなど
届いてないのですから。
でも、掲示板の内容で私の作品が好きで言うのではなく
物見遊山感覚で来て、カキコしていらっしゃる人もいるのだと確信しましたので、私としてももう耐えられません。
当初貴重な意見を言ってくださったお二人は、本当に熱意から言ってくださったのだと思っていました。
でも他の(励ましのメールやカキコをしていただいた方は省く)中傷ともとれる発言は、違いますよね?
匿名で何を言っても、所詮たわごとなのですよ?
(たとえHNを書いても結局は身元不明ですからね。)
匿名とはネット上では本当に便利ですよね・・・
でも何を言っても許される、というものではないのだと
私は何度も言ってきました。
おそらく、私がココに述べたことは、即某場所に
掲載されるコトでしょう。無断掲載!転載!!
どちらの意見が正しいのか、個人でお考え下さい。
(ちなみに、私は一切そちらのサイトは見てません。
自分が傷つくのが分かっていて見ているバカはいません)
もしかしたら、この一文が省かれて掲載されるかも知れませんがね・・ははっ
私は本当に一早くネットのルールが作られる事を
祈っています・・・IT革命とかいう前にね・・・
                 かしこ


木南達哉問題 桜桃書房の対応

さて、本日桜桃に電話してみましたので以下にご報告します。
編集部の電話番号は手元にあるGUSTで確認。
編集部はワンコールで出ました。(この点はまず合格)
電話に出た女性に本名を名乗り、
・自分は「GUST」の2年来の読者であること。
・今号掲載の木南氏作品について(略・検証スレと同内容)の
 理由により、おおいに疑問を感じていること。
・ちなみにとーすい社のお二人の元作品も読んでいること、
 とくに橋場さんの作品は大好きだったこと。
を伝え、編集部においてはどういう見解を持っているのか
長年の読者として説明を求めたい。ついては担当者に代わって
いただきたいと求めました。
電話に出た女性の最初の答えは
「自分はGUSTの担当ではなく、小説誌の方の編集なので
その件については、自分ではお答えできない」
「その件については、できれば文書のかたちで送っていただきたい」
「担当者は席を外しているので、改めて電話していただけますか」
とのことでした。

そこで私は更に
・「GUST7月号」発売以来、この件がネット上で非常に問題視
 されているのを知らないのか?
 今更、文書にして送る必要はないと思うが。
・今回の件で、木南氏のみならず桜桃書房そのものも批判されている。
 そのことは認識しているのだろうか?
・私は友人に本誌及びマニアで執筆している作家が複数いる。
 (当然ながら名前は出しませんでしたが)
 貴誌で執筆している友人たちは現在大変なショックを受けている。
 私自身は「GUST」と元作品の読者として木南氏に対し怒りを
 感じているが、それ以上に友人たちのことを思うと桜桃批判が
 噴出している現状が非常に心配でもある。
・改めて電話するのにやぶさかではないが、再び電話をかけたとして
 担当者が必ずしも電話に出られるとは限らないと思うので、
 この件について話ができる人に代わってもらうか、忙しいところを
 恐縮だが担当者から電話をいただきたい。
と申しました。
「上に確認」された後、結果的には夕方に木南氏の担当さんから
電話をもらえることになったので、自分の電話番号を伝えて電話を
切りました。
…が! この時刻になっても電話がきません………

自分で言うのもなんですが、私は上に書いた理由から釈明や謝罪では
なくGUST編集部としての見解と今後の対応についての説明をして
もらいたかったので、終始冷静かつ温厚に話をしたつもり。
桜桃に親近感を持っているのも心配しているのも本心なんだ…。
「そんなこと言いつつサロンに晒してるじゃん」と、厨坊と言われる
のも覚悟の上で敢えてここに報告するのは、昨日約束したからと
ここを桜桃の編集が読んでいることを期待してです。
一読者にいちいち電話してらんない、ということなのかもしれないけど…

なお、桜桃の名誉のため付け加えますが、木南氏の担当さんおよび
電話に出た女性の名前はちゃんと教えていただきました。
それと、2時頃に電話が鳴ったけど出られなかった発信者不明の電話が
1件あるのでそれがもしかしたら担当者さんからだったのかもしれません。
(その後、彼女が電話する時間を取れなかったのかもしれないし)

以上、ご報告終ります。長文スマソ

(2ch同人板・暴威図salonスレより)

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