777HIT記念小説

大花火



あー気持ち良かった。
まさに夢見ごこち、天国とはこのこと。
久々に溜まっていたものを出して、俺の下半身はスッキリさわやかさんだ。

「すげぇいっぱい出たぜ?おめぇ溜まってたんだなあ」

げっ!忘れてた・・・・
あまりの快感にぼうっとしてしまっていた俺は、余韻に浸りきっていて”気持ちいい”って感覚以外のことが頭からすっかり抜け落ちてしまっていた。
うっ・・・・・健さん。
俺の放ったものをマジマジと見ないでください。
うがぁーーーー。
恥ずかしい 恥ずかしい 恥ずかしいよ〜〜〜〜〜

「見ちゃやだ・・・・健さん」

顔が熱い。
多分、今の俺の顔は真っ赤かになっているだろう。
恥ずかし過ぎて目にウルウル涙まで浮かんでくる。

「そんな可愛い顔するんじゃねぇよ。理性持たなくなるじゃねぇか」

困ったみたいな表情で健さんが意味不明なことを言ってくる。
俺は可愛い顔なんてしてませんっ!
恥ずかしがってるんですっ!
俺は、キッ!と健さんを睨みつけた。
その途端・・・・・健さんの端正な顔が近づいてきて。
俺は健さんにキスされていた。
口に・・・・・・。
さっきのほっぺにチュッみたいなんじゃなくって、唇と唇を馴染ませるかのように何度も何度も角度を変えて吸いつかれる。
優しいキスだけど、それは相手を欲しがってるキスだった。

「ん・・・・健さん」

なんで、とか。
男同士なのに、とか。
今日会ったばっかなのに、とか。
頭の中に色々浮かんでは消えていく・・・・。
俺の心と体は、健さんのキスを「気持ち良い」「嬉しい」って素直に感じてしまっていた。

「我慢してやろうと思ったのによ。んな目で見られたら我慢できねぇ」

健さんはそう言って俺のこと真っ直ぐ見つめる。
その目は「欲しい」って欲情に濡れた目をしていた。
(健さん・・・・・俺が・・・欲しいの?)
問いかけようとした俺の言葉は、再び重ねられた唇に吸い取られてしまう。
さっきとは打って変って激しいキスだった。
後頭部にまわされた手に力強く抱き込まれる。
刺し込まれた舌に、その激しい欲望そのまま深く口内を蹂躙される。

「・・・んぅ・・・・」

俺は攫うように触れてくる熱い舌と唇に頭の芯がどんどん痺れるみたいになって、いつのまにか自分から激しく健さんを求めていた。
動きまわる健さんの舌を追うように、ソレに自分の舌を絡ませて。
熱くて・・・・・ぼうっとする頭では、もう自分が何をしてるのか分からない。
健さんの指が俺の身体をなぞってイイところに触れてくる。
そのたんびに湧き上がる甘い快感に切なくて涙が零れた。
わかんない。わかんない、俺。
なんでこんなになってるのか・・・。
健さんに抱きしめられて、熱い体温を感じて。
俺に触れてくる健さんのゴツゴツした太い指や大きな手のひら。
合わせている身体から感じる健さんの筋肉の動き。
その一つ一つに高ぶってどんどん乱れていく。

「・・・・泣くなよ」

健さんの指が優しく俺の頬に触れた。
流れ落ちた涙を拭うように何度もそこを往復する。

「嫌・・・か?俺はおめぇが欲しい。」

困る・・・。だって俺、わかんない。
嫌なのかも、いいのかも。
何も分からなくって、ただ・・・体が熱い。
熱く燻ってる疼きをなんとかして欲しくって、俺は健さんの背中に腕を回した。

「健さん・・・・」

熱に浮かされるように健さんの唇に自分のそれを合わせた。
舌を出して唇を舐めると、それを合図みたいにしてくちづけが深く変わる。
太い指が俺の後ろにまわされて、きついソコに押し入ってくる。

「んっ・・・いた・・・」

俺が放ったものを掬っては馴らすように塗り込めながら、体の奥を突かれて俺は鳴いた。

「やだっ・・・健さんやだよ。ソコやぁ・・・・」

気持ちいいんだか悪いんだか、良く分からない感覚がソコを突かれるたび体中を走る。
ガクガクと体が震えて止めることが出来なかった。

「やぁ・・・健さん・・・俺ヘン。俺変だよお・・・」

怖くて健さんにしがみついた。

「変じゃねぇ祐介・・・大丈夫だから。怖いことねぇから俺にまかせな」

健さんが子供をあやすみたいに俺の髪を梳いて撫でつける。
大きな手に安心して体の力が抜けたところに、もう一本指が増やされた。

「くるし・・・健さ・・」

「いいこだから。祐介・・・」

二本の指が抜き差しされるたび妙な感覚が大きくなっていく。

「やあ・・・健さん・・・ヘン・・・気持ち悪いよお」

健さんに勃ち上がりかけた俺のモノを口に含まれた時、その不確かな感覚は強烈な快感に変わった。
健さんの唇に絞めつけられながら敏感な部分を柔らかい舌で刺激され、二本の指に中をかき混ぜるように擦り上げられる。

「はッ・・・やああッあッあッんんん」

いやだ。怖い。気持ち良過ぎて頭がおかしくなる。

「・・・祐介」

切羽詰ったみたいな健さんの声をどこか遠くで聞いていた。
指が引き抜かれて、かわりにもっと大きくて熱い塊が俺の中に入ってくる。

「・・・祐介」

指なんかとは比べ物にならないくらいの大きさの健さん自身で、俺の中がいっぱいになって怖かった。
苦しいよりも痛いよりも、自分も持っている男の器官が全部あんなとこに入ってしまっているのが信じられない。

「・・・祐介。おめぇかわいい」

健さんが腰をグラインドさせて動き出し、俺は何も考えられなくなった。
さっきの何倍もの快感が湧き上がってきて体を満たす。
押したり引いたり、繰り返す波に乗って健さんが俺の深いところまでやってくる。
突抜ける刺激が稲妻みたいに走りまくって、チカチカと白い閃光が瞬いた。

「うっ祐介・・祐介っっ」

吐息と共に吐き出された健さんの切ない声を聞いて、俺は目の前が真っ白になる・・・・・・。

「ああっ・・・健さんっっ!健さんっっ!」

「・・・祐介っっ!」

背がしなるほど強く抱きしめられる。
体の奥に注がれた熱い迸りを感じながら、俺は今まで味わったことのない絶頂のうちに果てた。







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