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朝ごはんをいただいて、お父さんに40タラをお礼に払い、出発する。 「地球の歩き方」につり橋が観光名所ってことで行ってみる。森の中のつり橋を歩いていくと高い木につながっていて、 その上に展望台のようなものが作ってあって、遠くを見渡せるようになっていた。といってもまわりにも結構高い木があるので ものすごく見晴らしがいいという分けではなかったのでちょっと残念。

で、また歩いて、サバイイ島の西端にやってきた。ここの近くで、子供2人が現れて俺の帽子をとって「Give me money!」とほざく。 むっとして、とりあえず手を伸ばして「帽子をかえしてね」っていって返してもらう。するとその隙に俺の後ろに1人が回り込んで バックパックにはさんであった地図をとって、「地図を返すから金をくれ」ってさらにほざいた。かなりムカつく。 あのねえどう見たって体格差で2対1でも戦ったら俺の余裕勝ちだろうがよ。そんな相手に向かってこういうことするかね。 で、あんまり腹が立ったので(このときはもう昼3時ごろで歩き疲れていたのもあった)殴ったろかいとか思ったけど、 それはあまりにも大人気ないし、この辺で今日泊まろうと思ってたのでトラブルになっても嫌だなと思ったので、 「なんで君は地図が欲しいの?お願いだからそれを返して」と繰り返し言う。結局、その子もあきらめたみたいで無事に帰してもらった。

そのちょっと後で、今度は別の子供の兄弟2人がついてきて、落ちていたココナッツの実を拾って「食べる?」って聞かれた。 あまりお腹も減ってなかったので断ったけど、向こうはほとんど英語ができないみたいで、ココナッツをなたで割ってくれた。 古いココナッツの実は、なかの水分はなくなっていて、そのまま食べるのにはいいのかもしれない。ちょっと食べて、でもそんなに おいしい物でもないので、「Thank you」っていったら、「お金ちょうだい」っていわれたので、まあいいやと思って2タラをあげたら 喜んでいた。

その後しばらく歩くと、ちょっと休んでいけって奥さんと子供がファレから声をかけてきた。で、ちょっと休憩。 少し話して、「Tanumatiuビーチファレは近いの?今日はそこに泊まるろうと思ってるんだけど」って尋ねると、「すぐそばだから 夜にまた家においで」って言ってくれた。「わかった。また来るよ」と言って歩き出す。

まずはTanumayiuのビーチファレは通り過ぎて20分ほど歩き、西端の岬Mulinuuまで歩いた。 ここは日付変更線に一番近いところで、「世界で一番最後に沈む夕日が見れる場所」として有名らしい。でも俺以外に観光客 はいなかったけどね。その岬にはいくつかファレがあり、そのひとつにサモアの男性二人がいて、ちょっと話す。「夕日を見に来た」 というと、「今日、俺のうちに泊まらないか」と誘ってくれた。でも、さっき夜にまた家を訪ねる約束したので、ここからだとちょっと 遠いので断った。で、ビーチファレに行き泊まることに決めた。まずは泳ぐ。気持ちよし。ちょっとここは岩があって波も強め だったので沖には出れなかったけどね。ただここのビーチファレ、水道なし、トイレも水洗じゃなしでちょっと設備は悪い。 これだったら民泊させてもらえばよかったかなとか思った。 泳いでさっぱりして、そろそろ時間なので夕日を見に岬へ。

岬につくとさっきの男がいて、「夕日を見ていくなら10タラね」と言う。サモアの観光名所やビーチでは、これが普通。 村人にお金を払うのが礼儀なのだ。ちなみに有料のビーチに、車で来るのと徒歩で来るのでは値段に差が出たりもする。 もちろん徒歩のほうが安い。もっともビーチファレに宿泊するのなら、その中に含まれていることが多いが。 その男にお金を払うと、「あっちの岩の上で見るといいよ」と指差した。結構大きな岸壁で、登るのはちょっと大変そうだが、 せっかくだから1番良く見えるところで見たいと思い、登った。そこで見た夕日はたしかにとても綺麗だった。 日付変更線なんて人が作ったつまらない決まりで、そんなのに乗せられる俺もマヌケだなと思っていたのだが、 しみじみと何もせずに夕日を眺めるなんて、ここしばらくしていなかったし、何より本当にすばらしい夕焼けだったので 見て損は無かったなと思った。

ファレに帰ると、食事の用意ができていて、ほかのファレに泊まっている外人が食べずに待っていてくれたみたいで すまないなと思った。食事をして、子ずれのお父さんと少し話し、「レンタカーで僕らはここに来たけど、君はタクシーで来たの?」 と聞かれたので「歩きで」と答えたら「クレイジー」とバカにしたように言う。 いいじゃんかよ別に。歩いてた方が村人と出会って話す機会が 多いんだよ。まあ金があんまり無いっていうのも理由の一つだけど、それ以上にいわゆる観光って言う感じじゃなく、少しでも サモアの人々の考え方や暮らし方などを知って体験したいなって思ったから歩いてんだよー。などと思ってちょっとムッとした。

食後に昼間会った奥さんと子供をたずねにいく。っていうかだんなさん怒ったりしないのかなとかちょっと思う。 だって日本とかだったら男を呼び込んでるって言われちゃいそうなもんじゃん。もちろんそんなことは全然無く、 だんなさんも歓迎してくれた。昼間はあまり話さなかったので分からなかったけど、実はこの家のみんなあまり英語を話せない。 そ、それなのにじぶんから「夜にまたおいでって」言うのね。ということであまり細かいことや詳しいことは話せなかったけど、 子供たちがやたらと興奮してた。俺のカメラや懐中電灯を持って走り回ったりしていた。 で、写真とってと言われたので撮ってあげた。いい笑顔だった。おやすみー。夜中ちょっと海風が強く寒いなって思った。

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