竹内里美 詩のページ
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空がかるかった日 飛んでって飛んでって 消えてった
栗色の紙が風ふく 工場地帯になびいて
少しよろけそうになる
空がかるかった日 走って走ってって 消えた・・・
雪の中足あとつけていったうさぎは 君の想い出の宝箱の中。
行く走も消えてしまって教えてくれない
あの鳥さえちゃんと 道しるべ作ってるのに
空がかるかった日 飛んでって飛んでって
かすかに緑の光線をはなち飛んでって
飛んでって消えてった
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