竹内里美 詩のページ
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空見上げたら いわし雲浮かんでた
ぼくのゆらぐ心の中に小さなあめ玉 口の中で転がす
じーんと甘さが広がる いわしぐもはあいかわらず空を占領している
口の中はあめ玉で占領中
ぼくのゆれる心は いつかの不安定ないすみたいに 壊れかかってる
でもいわし雲とあめ玉とあの娘が ぼくを電信柱のようにしてくれるから
とりあえず 今日買ってきたまんがを読んでねよう
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