枢紀院さんからの素敵な贈り物です。
第1章から第5章まである長編です。読み応え抜群ですね!
挿絵は計2枚になってます。
魔性の森のユリア 第1章 「ハァハァハァハァ」 彼女はグランベル帝国第1皇女ユリア,彼女は兄の追っ手から必死に逃げているのだ。暗黒神に覚醒したユリウスは母を手にかけ妹をも殺そうとしているのだ・・・。 しかし,この森は彼女に更なる悲劇をもたらす事になる・・・・。 「ハァハァハァハァ・・・あれは?」 その時目の前の景色に変化があらわれた, 「あれは,村だわ!あそこならひとまず安心かもしれない。」 その時,彼女は気いていなかったその村を囲む瘴気に・・・・ 村の中に入ってユリアは愕然となった,そこにはこの世と思えぬ程の惨状があった、 「これは一体・・・・・・・・・」 無数に転がる村人の死体、男 老人食い殺され,女は全て犯されそのまま絶命していた。 一体何があればこんな事になるのいくら考えても解らなかった。 そして思ったこのままここに居れば自分も村の娘達のように? 頭では逃げろと何度も警告しているのに体がすくんで動かなかった。 その時だった 「クックックックックック」 「だれ!!」 声のする方を向くと空に黒いローブの何者かが浮かんでいた 「ようこそ私の森へ美しいお嬢さん。」 「あなたは!誰一体何者なのです?」 「私はクラウス,暗黒魔導師です。」 「クラウス・・・この村はあなたがやったのですか!!」 「ええ,私の造った合成獣のテストですよ、半分くらいで済ますつもりだったのですが思ったより制御が難しいようですねフフフフ・・・」 「合成獣のテスト?」 「はい、命令のみで動き体がバラバラになるまで止まらない究極の兵器、食欲と性欲が異常に強くなり,時折解消してやらないといけないのが若干問題ですがね,しかし助かりましたよあなたが来てくれて,はけ口がいなくなってこまっていたのですよ」 「!!!!!!」 「行きなさい0035 ケルベロス」 小説部屋に戻る 第2章に続く |