2016/05/23
日高見皇國(ひたかみこうこく)
本作の舞台。
【概要】
- 日本に酷似しているが日本ではない架空のパラレル平安京ファンタジー近未来軍事國家。
- 八百一万の神々のおわす国。
×八百万(やおよろず)
○八百一万(やおいよろず)
- 「やおよろず」ではない。
「やおいよろず」。BLだから。
- 日本と同じく列島国だが、日本とは列島の形状が異なり、龍が横たわったような形状をしている。
(イメージモデル「龍国日本さま」)
- 天地開闢神話で、神に討たれた龍が姿を変えたものだとされている。
- 幕末日本みたいな、和洋ごっちゃみたいな国民生活と、現代日本に酷似した最先端の科学技術が混同しているトンデモ国。
- 国民は和装が基本。たまに洋装してる人もいる。ちょんまげはなく、髪型は現代っぽい。
- 最近の若者は改造着物とか着ちゃってたりもする。
- 今のキャバ嬢みたいな盛り髪と和服ドレスみたいのもありだったりね。
- 町並みは由緒正しい古都みたいな感じ。ビルとかはない。
- 或いは、ビルは五重塔みたいな作りになってたりとか?
- なんちゃってハイテク和風みたいな。
- サクラ大戦みたいな大正モダンっぽいのもいいよね。
- なのに自動ドアとかエスカレーターとかあるwww
- 庶民は和服、軍服は洋装、貴族は平安装束、みたいな、なんかもうごっちゃ世界ww
- 鬼や妖魔が実在するので、当然の帰結として古からの神々や怨霊や祟りなどといった御霊信仰がある。
- 国土に天災はほとんどないが、これについては、初代の帝皇が母である神から国を任されることとなったとき、国主が自らの血脈である限り、この国を未来永劫に渡って自然災害から守護する、という盟約によるもの、という神話がある。
- 天災はないものの、鬼や妖魔の災いは時に大きな災害に発展する場合もあるので、この國は対鬼用に世界最強と謳われる軍隊を保有する軍事大国となっている。
- また、国全体が霊的な地脈に基づき都市設計が成されていて、公的機関や建物にはあらかじめデジタル化された結界システムが張り巡らされている。
- 君主国家としては世界最古の歴史を受け継いでいる。
- 同性婚が認められている。BLだからね。
【政体】
- 立憲君主制・議院内閣制。
- 君主としての「帝皇」(モデルは天皇)がいる五城楼(要するに朝廷)と、政務を行う「将軍」がいる鎮守府(要するに幕府)がある。
- 帝皇は国の神事のトップで統治はしない。
【首都】
- 宮城(みやぎ)
- 地図上の位置は宮城県あたり。(龍の心臓部分)
- 県とか都とかつかない。
僊臺(せんだい)
- 千代田区に相当する首都の中枢。
- 地理的な位置は仙台市あたり。
- 中央に帝皇の居住する「五城楼ごじょうろう」があり、僊臺全体の約30%を五城楼の緑地が占める。
- 僊臺の大部分が行政施設・国家儀式や年中行事を行う殿舎などの官公庁、およびオフィス街であるため、純粋な住宅地は限られている。そのため夜間人口と昼間人口の差が大きい。
- 長年の鬼の襲来に備えてきた軍事大國でもあるため、官公庁、オフィス、デパート、ホテル、施設等の地下、及び地下鉄の構内は最新鋭のシェルターとなっており、結界が張られており、鬼の侵入ができないようになっている。また、大勢の民間人の避難・収容が可能。
五城楼(ごじょうろう)
- いわゆる朝廷の事。
- 本来は帝皇の住居と公務を行う施設、つまり皇居を指す言葉。
- 皇居としての五城楼の施設としては、正殿である「紫宸殿」、帝皇の住居である「清涼殿」、後宮である「七殿五舎」、各種公的行事や政務の場である「宮殿」、省舎などがある。
- →五城楼の主な施設
- 全体的に五稜郭のような星型城郭をしている。
- 火砲に対応するための稜堡式城郭を意図したものではなく、帝皇を悪しき者から守るために、魔除けの五芒星の形をしている。
- ここに住む、帝皇の血族(つまり皇族)の事を「九重」、帝皇に近侍する貴族達のことを「公卿」という。
九重(ここのえ)
- 帝皇の血族。(いわゆる皇族)
- 帝位継承権を持つのは女系だけなので、帝皇の直系は帝位継承権を持たない。
- 姓を持たず、宮号を賜っている。
公卿(くぎょう)
- いわゆる貴族。
- 天皇に近侍し、五城楼に出仕を許されている者達の総称。
- 九重の傍系等の世襲血族や臣籍降下した九重など。
- 臣下なので姓を持っている。
【宗教】
- 八百一万やおいよろずの神々がいる多神教国家なので、現代日本と同じように、神殿によって様々な主祭神が祀られている。
- 神仏習合で、神道、仏教、修験道、道教、土着の信仰など、様々な宗教を歴史の中で柔軟に取り込んで、独自の宗教として発展している。
- 帝皇家の皇祖神はヒタカミ国を建国した葉木国野尊(ハコクニ)。
- 国常立尊(クニトコタチ/世にまだ男女の別が無かった世代の独り神の総称)の第三世代。
- ヒタカミはハコクニが建国し、その子である東の常立(キノトコタチ)が初代の高皇産霊尊(タカミムスビ/「ヒタカミ国を結ぶ(統べる)」という意の役職名)となった。
- 5代タカミムスビである豊受大神(トヨウケ)の斎名がタマキ、6代ヤソキ、7代タカキ、14代ミチノキ、そしてイサナキ、と、男神は末字に「キ」がつく事が多い。
- 同じように女神は「ミ」がつく。
- 皇祖神の直系である帝皇家は、代々、男児の名前の末字には「キ(樹)」、女児には「ミ(実)」をつけるのが慣わしとなっている。
神祇伯(かみづかさのかみ)
- 祭祀を司る神祇官府の長官。
- 姫川伯家家元。
- 神祇伯は、代々、姫川伯家によって世襲で受け継がれている。(モデルは白川伯王家-wikipedia)
- 姫川伯家に限らず、宗教関係は世襲が多く、亜宇院神殿の別当なども世襲。
- 姫川伯家は第65代帝皇の子孫の家系。(聖上帝は第172代)
- 第65代帝皇の皇孫が姓を賜り臣籍降下して神祇官の長官である神祇伯に任官されて以降、その子孫が神祇伯を世襲するようになった。(モデルは花山天皇-wikipedia)
- 長子世襲ではなく、一族の中で一番霊力の強い男子が世襲する。(男系・女系には拘らない)
- 一番霊力の強い男子は神祇伯を世襲する。
- 現在の神祇伯は、故・桂子后妃の実父。つまり深月の祖父。
- 職務にも立場にも厳しく、深月に対しても敬語だが、心の底では深月の事を孫として愛している。
- 普段は僊臺の神祇官府に勤めているが、しょっちゅう王蔵山神殿に来ているので深月ともしょっちゅう会っている。
- 職務のため、といいつつ、もしかしたら孫に会いたいだけかもしんない。
- 深月、年々、死んだ娘に似てくるしね。
- 妻は既に死去。
- 長女・桂子→斎宮→后妃
長男
次男
【神殿】
神仏習合の神宮寺。
- 亜宇院神殿(あういんしんでん)
- 十二神将が安置されている神殿。
- 仏教寄りなので寺っぽい。(建屋の外観イメージモデルは東大寺。十二神将の安置のモデルは新薬師寺。所在地は中尊寺。)
- 本尊は薬師如来。
- 薬師堂には中央に円形で漆喰塗りの仏壇を築き、中央に本尊薬師如来像を安置、それを取り囲むように十二神将が外向きに立っている。
- 十二神将が神機化してしまったので、現在展示してある十二神将は複製。
- 神殿の地下に巨大な軍事施設があり、十二神機はその中に格納してある。
- 十二神将が神機化したあと、軍が十二神機を供出しようとするが、神祇官府はこれを強く拒否。
- 貸与という形で軍事利用が可能となるが、今度は、神機を軍施設に運び出す事を神殿が拒絶。
- 折衷案として、神殿の地下に軍事施設を置き、特務機関を設けることにした。
- その辺一体が神殿町なので、神機は地下を通って何キロか離れた軍事施設の一角から出動する。(地理モデルは東大寺と奈良基地が地下で繋がってるイメージ)
- 武神を祀っているので神官は男。
- その他の神殿でも、神官は大体男がなることが多い。天瀬鹽神殿が特殊なだけ。
- 天瀬鹽神殿(あませしおしんでん)
- 深月の母親が斎宮として奉仕していた神殿。(モデルは伊勢神宮。所在地は塩竈神社。)
- 神道寄りなので神社っぽい。
- 内宮に皇祖神である葉木国野尊(国常立尊)、外宮に5代高皇産霊尊である豊受大神(トヨウケ)を祀っている。
- 亜宇院神殿と同じくシェルター造りになっている。
斎宮(いつきのみや)
- 天瀬鹽神殿に巫女として奉仕した未婚女性。
- 姫川家をはじめとした神祇官の家系の女性の中から選ばれる。
- 「斎宮」は本来は巫女の御所の事を指し、巫女本人は斎王(いつきのみこ)と呼ばれるのが正しいが、いつの間にか建屋の名称である「斎宮」が斎王本人の名称として慣例化した。
- 巫女に「斎宮」という呼称を使っているのは天瀬鹽神殿だけなので、「斎宮」といったら天瀬鹽神殿の巫女をさす。
- 斎宮は新帝皇が即位するたびに代替わりする。
- 新しい斎宮は未婚で一番霊力高い女性が卜占で選ばれる。
- 卜占された女性は、精進潔斎したのち、斎宮となる。
- 斎宮が任を終える事を「退下」といい、通常、帝皇の崩御、或いは譲位の際と定められているが、斎宮の健康上の理由や、父母や近親者の死去、斎宮本人の密通などの不祥事の場合も退下する事になる。
- 王蔵山神殿(おうくらさんしんでん)
- 王蔵山の中腹にある神殿。
- 天瀬鹽神殿と同じく神社系。
- 王蔵山そのものが神体山で、祭神は大物忌神。
- モノ(魔・鬼)の障りを除くために、八千回の禊を行った豊受大神(トヨウケ)その人だと言われている。
- また、薬師如来の本地だとも言われている。
- 王蔵山神殿一体は神殿が100近く立ち並んでおり、その辺り一体だけで宗教都市を形成している。
- 神仏習合しているので、神社系もあれば寺系もある。
- 祀られている神や本尊も様々。
- 宿坊を兼ねている神殿も多い。
- 一般の参拝者は拝殿と呼ばれる建屋までお参りすることができる。
- が、実は一般に拝殿として知られている場所は女人堂であり、本当の拝殿はその奥にある。
- 女人禁制の王蔵山は、女人堂までが女人結界となっていて、男性であれば
この奥の本来の拝殿までお参りすることができるが、夫婦やカップル、家族連れなどで訪れると女性だけここで置き去りにすることになるため、時代と共に大体
の男性が女性と共に女人堂までお参りして帰るようになり、次第に女人堂の建屋が大きくなり、社務所も女人堂の手前に建てられるようになり、女人堂より奥に
は売店なども置かれなくなった。
- このため、現在では女人堂が拝殿と呼ばれるようになり、その奥までお参りに行く人は滅多にいなくなった。というよりこの奥に行けるとか知らない人のほうが多い。
- だが、女人堂の奥には本来の拝殿があり、その奥には本殿がある。
- 更にその奥には高位の神官しか入ることのできない奥殿があり、その奥には更に、と幾重の奥殿があり、最も頂上に近い山深いエリアに、厳重に封ぜられた奥の院があり、那岐が生活している。
- 奥の院には、那岐と三人官女(男)が生活しており、最高位の神官数人と、軍の幹部、神祇伯などしか立ち入ることができない。
- しかも外部からの立ち入りはものすごくめんどくさい。
- 大昔は警備兵がいたことなどもあったが、現在は完全コンピューター制御のセキュリティになっている。
- 外から見ると古めかしい神殿にしか見えない。
- 那岐(深月)が隠されている神殿。
- 王蔵山(おうくらさん)
- 王蔵山神殿が建立されている標高2356mの活火山。(モデル、所在地は蔵王。)
- 成層火山であるが、周囲は山岳地帯になっていて、2000m級の連峰が連なっている。
- 頂上付近は火口になっていて火山性ガスが噴気している。
- この火口が幽世への入り口だと考えられている。
- 古代にはこの火口に遺体を投げ入れて魂を神の世界に還すという儀式が行われていたと記述されている古書も存在する。
- 火口への一般人の立ち入りは禁じられている。
- 観光名所でもあり、登山客も多いが、基本的に連峰全てが神域であることから、入山のルールは厳しい。
- 500年ほど前までは神官僧侶以外は足を踏み入れることのできない禁足地とされていた。
- 現在は神殿の社務所で許可を得れば入山できるようになった。
- 登山希望者は、大聖堂の社務所で氏名・住所・電話番号を記入し、入山料1,000円を納める。そして参拝証の白いたすきを受け取り御祓いを済ませる。その後、社務所脇の登山口から登山ルートに入る。登山ルートはこの一本しかない。道中たすきを外すことは禁止されている。
- 登山所要時間は往復8時間程度だが、午後6時までに下山しないといけないとされているため、午前10時以降は入山が許可されない。
- また山中では、飲食、喫煙、写真撮影が禁止され、下山以降も山中での情報を他人に話す事を慎むのがマナーでもある。
- ブログに乗せるなんてもってのほか。もっとも、この山に入ると、携帯電話の類は使えなくなる。
- 飲食禁止だが、生命活動のための水分補給などは許可されている。
- また、遭難などに備えてリュックにチョコレートなどを入れておくのはむしろ必須である。
- 但し、この山では登山での死亡者は出ていない。黄泉の入り口ではあるが神域であるため、死のケガレを山自身が嫌っているためと言われている。遭難しても必ず生還できる。
- もっとも、下山した後で死亡する例は少なからずあるといわれる。
- 山頂近くに登山客用の山小屋を兼ねた神殿があり、そこでの飲食は許可されている。
- 山中の草花や小石などを持ち帰るのもタブーとされている。
- タブーを犯したものは下山後に命を落とすと伝えられている。
- 下山後に死亡した場合、遺族は死亡者が持ち返ってしまった物を山に返さなければいけない。
- 女人禁制であり、女性は登山することができない。
- 過去に女人禁制に反対する運動が起こり、神殿側の制止を振り切って登山を強行した女性登山家グループがいたが、下山後、全員が不慮の死を遂げ、尚且つ内一名は脳の無い子を産んで死んだため、御山の祟りだとして現在では登山を強行しようとする女性はいない。
- 雷雨などの荒天で入山禁止となることもあるが、禁止とならない場合であっても万一の事故に備えて電話番号の確実な記入が求められる。
- また、王蔵山神殿で祭祀が行われる日は入山ができない。
- 那岐がいるのは登山ルートから外れた奥の殿で、一般登山客が那岐にまみえる事はほぼない。
那岐の皇子(なぎのみこ)
- 対外的には、「王蔵山神殿の那岐」と名乗る。
- 奥の殿で一生を過ごし、幽世と現世の境である黄泉辺境(ヨモツヒラサカ)の「霊返しの守(チカエシノカミ)」の封印を守る。
- 那岐に選ばれるのは帝皇の皇子(帝位継承権がない)。
- 表向きの理由は、神の血脈にある男児の霊力で封印を守るためだが、真実は、母系継承とはなったが帝皇に子がいる場合、無用のトラブルを避け、帝皇の嫡子を都から追い払うため。
- なので、帝皇に子がいない場合は、那岐は不在となる時期もある。
- また、帝皇の意向により、那岐にしない場合も多い。
- 深月の場合は、帝皇の呪いを防ぐために、周囲の尽力で那岐にした。
- 皇子は幼少のうちに母親から引き離され、王蔵山神殿の奥の殿でケガレのないよう清らかに育てられる。
- 生涯を王蔵山域で育ち、生きているうちに下山できることはほとんどないとされる。
- 古代は、奥の殿から一歩も外に出られないとされていたが、近年ではちょっとくらいなら出てもよくなってきている。
- 深月も、王蔵山からは下山しないものの、山域の別の神殿には行くことがある。(お土産屋にはさすがに入らない。)
- 入隊後は、深月が12歳になり、呪いの影響が受けにくくなった歳になったこともあり、ちょいちょい出歩くようになるが、その際は必ず三人官女がお供としてついていく。
- 未来において、ハッピーエンドになれば、ちょっと迅の実家にお泊まりしたりくらいのことはするかもしれない。
【皇國軍】
- この國の国家軍。
- 軍警察、皇國陸軍、皇國海軍、皇國空軍、帝皇近衛隊、陸軍特殊部隊の6つの軍種からなる。
- 世界最強と謳われる軍事力を保有しているが、国土が地理的にボッチであるため、他国からの侵略に備えるというより、国内の人ならざる異形に対抗するための戦力。
- 軍警察
- 皇國陸軍
- 皇國海軍
- 皇國空軍
- 帝皇近衛隊
- 主な任務は帝皇と九重の警備、及び五城楼内の保安。
- 実働部隊は、右近隊と左近隊の二つに分かれている。
- 帝皇に近侍してお守りする役目のため、容姿端麗で家柄も良い者が選ばれる。
- 多くは陸軍からのスカウトによるものなので、陸軍との繋がりが濃い。
- 陸軍特殊戦術および救助部隊
- 管轄は陸軍にあるが、完全な独立部隊。
- 鬼の殲滅を専門とした部隊。
- 歴史的な成り立ちは、古代の僧兵に遡る。
- その為、所属は霊感の強い者が多い。
独立機甲部隊
- 十二神機を統括している特務機関。
- ウルトラマンでいうところの科特隊。
エヴァでいうところのネルフ。
- 十二神機の管理、及び巨大怪物“妖魔”を倒すのが主な任務。
- 名目上は陸軍特殊部隊の下部組織となっている(ので、大元は陸軍の下部組織となっている)が、メンバーに民間人も含まれているため、実質は完全な独立部隊。
- 命令系統も特殊部隊とは別系統になっている。
- 十二神機の搭乗者に民間人が含まれていること、十二神機は元々亜宇院神殿に安置されていた十二神将が化身
したものであるため神機の所有権を神祇官府が強く主張したこと、神機の持ち出しを神殿が強く拒否したこと、陸海空いずれの軍の管轄とすべきなのかはっきり
しないこと等を理由として、
十二神機の為の特別機関が設置されることとなった。
- 適合者の指導・監督という名目で軍が主導しているが独立機関である。
- 責任者は城石舞也総司令官。
- 便宜上、野戦任官という形で、軍人ではない深月、大我、夜刀、亜琉斗、惣弥、雅児、翠の7名には曹長以上の階級が与えられている。
- 但し、このうち深月だけは、九重であるということで、どの階級を任官するかで五城楼から横槍が入り、やむなく中尉待遇の無官とすることで様子を見ている。
- 尚、十二神機に関しては、神殿から特務機関への貸与、という形をとっている。
- 神殿は賃借料を取る気満々である。
- 神殿が神機の持ち出しを禁じたため、特務機関本部は十二神将が安置されている神殿の地下にある。
- その他、神殿内の宿坊の一棟を隊員達の居住施設としている。
【その他】
- 暦の月の名称
- 1月-霞染月/かすみそめづき
- 2月-初花月/はつはなづき
- 3月-早花咲月/さはなさきづき
- 4月-木葉採月/このはとりづき
- 5月-稲苗月/いななえづき
- 6月-弥涼暮月/いすずくれづき
- 7月-女郎花月/をみなえしづき
- 8月-紅染月/べにそめづき
- 9月-竹酔月/ちくすいづき
- 10月-雷無月/かみなかりづき
- 11月-竜潜月/りゅうせんづき
- 12月-春待月/はるまちづき
- 幽世(かくりよ)
- いわば「あの世」。
- 対して、人間の住む世界を現世うつしよという。
- 幽世は死者の世界であり、永久に変わらない神域であり、現世の罪穢れを押し流す世界であり、悪霊邪鬼の巣窟であり、生命や富の根源の地である。
- 黄泉國よみのくにであり根之堅州國ねのかたすくにであり常世國とこよのくにでありニライカナイであり浄土であり地獄であり彼岸であり、またそのどれでもないともいえる。
【歴史】
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